オトメイトさんのPSVita用ソフト「ピオフィオーレの晩鐘」の全体の感想をまとめました。
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ポイントごとの感想
凄く面白かったです。
一周目にこれはないよ…と思っていたキャラも、次第に素敵な要素が見えて来て。
本当にうまい作りだなって思いました!
ずっとブルローネで彼らと生きていきたいです。
設定について
マフィアのお話でありつつ、その裏に隠されたものがあるという面白さ。
教会育ちの女の子とマフィアのボスたち。
普通では縁のなさそうな彼らを上手につなげる設定だったと思います。
そして誰のシナリオでもその設定が活かされていて素晴らしかったです。
シナリオについて
主人公の暮らす街に隠された秘密。
そしてそれが彼女の運命と関わってくるのですが、とても良くできたシナリオです。
彼女が「鍵の乙女」である事は、誰のシナリオでも変わらない。
そう考えると、ある特定の人と結ばれるべきなんじゃ…と思えてしまう。
けれど、そんなプレイヤーの不安も途中のエミリオの「星は移ろうものだからね」としいう言葉や、先代の経緯などで納得できてしまうのです。
攻略制限なしで行けるダンテのシナリオで、鍵の乙女についてだいたい理解できてしまう作り。
最初は「これって大丈夫なの?」と思ってしまいました。
ところが、もう一つ別な要素が含まれているという凝った作り。
ですので、好きなキャラだけ攻略したい派の方も、ダンテを攻略する事で、鍵の乙女がなんなのかを知る事ができる。
そしてコンプ派の人も、そのさきにあるお話を楽しめるという二段階シナリオとでもいいましょうか?
凄く手の混んだ作りだと思います。
その二段階目の方は、攻略制限のあるギルに進まないと見えないというのも面白いですね。
全くそれに関する伏線的なものは、そこまで見えなかったように思います。
主人公について
とても素敵な女性でした。
星に選ばれた乙女という事でしたが、聖女としてオルロックが崇めているのも頷ける女性です。
誰のシナリオでも、運命に流されてしまうのではなく、しっかりと自分で考えて行動できる芯の強さが見えたように思います。
ただ個人的に、オルロックのシナリオの時だけは、ちょっと好きじゃなかったな…と(笑)
攻略キャラについて
終わって見たら全員素敵でした。
本人のシナリオの時は微妙かな?…と思ったし、その後もじわじわと苦手になっていったニコラも、ものすごいダンテ愛なんだな…と途中から理解できて。
そういう意味では素敵かも?と思えました。
FINALでは3組織が手を組むのですが、そんな中でのボスたちの掛け合いもなかなか良かったですね。
彼らは仲良く3組織でブルローネを治めて行くべきだよ…と思える素敵な人達でした。
脇役であるキャラも個性的で良かったです。
特に双子は大好きです!
好きキャラランキング
1.楊
2.ダンテ&ギル
4.オルロック
5.ニコラ
…と言った感じになります。
楊は、最初にニコラルートで出会ったときには、この人はないよ…と思ったのに、凄く素敵でした。
そんな風に思う私は、頭がどうかしてしまったのでしょうか?(笑)
ぜひプレイされた方に楊の印象を聞きたい!って思ってます。
スチルについて
スチルはどれも素晴らしいです。
これいる?って思うスチルはほとんどなく、ほとんどが攻略キャラと主人公が絡んでいるものばかり。
美麗でしたし、構図も素敵でした。
システムについて
こちらは通常のオトメイトさんのシステム。
快適にプレイできました!
タッチてプレイしてると、感度良すぎて文章読みのがす場合や、感度が悪くて連打すると、後から一気に流れて行く場合なんかもありますが、そんな事もなく。
タッチでのプレイでも快適に進められました。
全体について
FINALで見えるもの
オルロック終わった所で疲れてしまって。
ギルすらどうしようかと思っていました。
でも、ギルルートでまた新しい二段階めの要素も加わって来るので、凄く面白いです。
そしてFINALやる事で、攻略キャラの今まで見えていなかった面なども、素敵に描かれて来て、ますますみんなが好きになれるんじゃないかと思います。
アンリエンドについて
FINALのアンリエンドに関しては、個人的な好みの話になると、彼の事は好みではないものの、彼の置かれていた環境や事情を深く知る事が出来るので良かったです。
そして幸せになって欲しいなって思えました。
制作サイドと岡本さんへの感謝
ブルローネでずっと彼らと共に生きて行きたいと思わせてくれる人たちでした。
こんな素敵な作品を作ってくれた方々に心から感謝の気持ちでいっぱいです。
楊という素敵な彼に出会わせてくれてありがとうございます。
楊が岡本さんで良かったです。
岡本さん、やっぱり天才だな…と今回また改めて思いました。
そんな素敵キャスティングにも感謝です!!
他のキャラのネタバレ(あらすじ)
他の攻略したキャラのネタバレ(あらすじ)はこちらからどうぞ。
ニコラ・フランチェスカ
楊
ダンテ・ファルツォーネ
オルロック
ギルバート・レッドフォード
FINAL
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