ピオフィオーレの晩鐘【オルロック】

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オトメイトさんのPSVita用ソフト「ピオフィオーレの晩鐘」で豊永利行さん演じるキャラクター、オルロックの感想とネタバレ(あらすじ)をまとめました。

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キャラクター紹介


※「ピオフィオーレの晩鐘 」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社に帰属します。
バナーの画像はこちらからお借りしております。

CVは豊永利行さん。
教国の使徒で、ロズベルグ卿の元で働く。


ロズベルグ卿の指示でブルローネを見守る役割を果たしており、情報屋としてマフィアと接触していた。
ロズベルグ卿の神託により、彼女を保護し守り始めた事で絆を深める。


感想

ほかの方に比べ、シナリオが好みじゃないな…と思いました。
楊は大体誰のシナリオでも悪者ですが、今回珍しくニコラが株を上げたと思ったら、ギルはイメージダウン(笑)
ダンテも最後のあのシーンまで、ちょっと悪い感じに描かれていたように思いました。


何より、彼女が教会に行きたがる事が、なんかスッキリしなかったです。
全てがそこから悪い方へと転がりだしたので。
そうしないとお話しが進まないと言う、制作サイドの都合もあるとは思いますが、自分は戦えず足手まといなんだからさぁ…と思えてしまって。
にも関わらず、後半もまた教会とか言い出した時には、腹立たしく感じちゃいました。


そう言うイラッとしたのもあって、シナリオが好きじゃないなって思ってしまったのかも知れません。


オルロックが本来殺されるべき存在っぽい事を言っていたエミリオ。
その言葉の真相は結局わからないで終わってしまって。
それがギルのシナリオで分かるのか?そこは気になります。
気になりますが、ギルが誰かの敵討ちでもないのに、あんなやり方で仕掛けてきて、マフィアだから仕方ないのかもですが、私の心情としては受け入れ難いものがあり、攻略どうしようかな?という状況に。
ピオフィオーレプレイ中にSwitchを手にしてしまったこともあり、オルロックで終了しちゃうかも知れません。


オルロック個人はそう悪くはないし、可哀想な人なので幸せになって欲しいなって思いました。
本来好きになるはずの展開だし、豊永さんの声も好きなのに、ときめけなかったのはなぜだろう?と疑問が残ります(笑)
豊永さん、ありがとうございました。


ネタバレ(あらすじ)

あなたの事は信じられる。
たとえあなたが聖なる存在じゃないとしても。
あなたの事なら、おれは心から信じられるから。

使徒の役目

聖遺物が眠る街ブルローネ。
ファルツォーネは代々その聖遺物を守護してきた。
そしてそんなファルツォーネを助ける者が存在する。
それが使徒。
彼が本来担うはずの役目。


けれど、使徒を管轄している高位の聖職者であるロズベルグは、ファルツォーネが気に入らない。
元々墓守としての任務を受けたファルツォーネは、最初からマフィアだった訳ではなかった。
時代の流れの中、政府や権力者からも聖遺物を守らなければならない彼らは、その時時に応じ形態を変えて来たのだ。
ただ聖遺物を守護するという役目のために。
そうして現代の彼らはマフィアとして、聖遺物を変わる事なく守って来た。


それでもロズベルグはそれを良しとしなかった。
聖遺物を守護するものが犯罪組織であるマフィアに成り下がった…と思ったから。


だから彼は自分のその心情の為だけに、使徒である彼を利用したのだ。
本来彼が担うはずの役目は伏せ、自分の都合で自分にとって邪魔になる存在を消させる暗殺者のように利用した。


恩人

体の弱い母と二人暮らしだった彼は、幼い頃に母を亡くした。
そうして行き場を失った彼を助けたのがロズベルグだった。
だから彼にとってロズベルグがどんな悪人であったとしても、親代わり的存在であり、恩人であった。


元来素直な気質の彼は、ロズベルグの言葉のすべてを信じていた。
人を殺める事だって、教国にとって必要である聖なる行いだと言われれば、素直に信じて実行した。
心の中に葛藤が生まれても、これも教国の為、ロズベルグ卿の為と戦ってきた。
真の役目を知らされぬままに。


そうして10年前に、彼が本来助けるべき存在であるファルツォーネの当時のカポを暗殺した。
ロズベルグに命じられて。


だから今回もファルツォーネが鍵の乙女である彼女を、ずっと陰ながら見守って来た事も知らされないままに、老鼠と共に彼女をさらった。
もちろん当人に攫ったという認識はない。
ただ彼女が聖なる存在で、それを狙うマフィア達から守ろうと思っただけ。


ダンテの仇

彼女を奪われたファルツォーネは、聖遺物の守護者として、彼女を他の組織の手に委ねる訳にはいかず、奪還に乗り出した。
その抗争の際に、カポであるダンテを狙った彼は、ダンテを庇おうと飛び出したニコラの命を奪った。
それが更にファルツォーネとの間に大きな溝を作ることになった。
なぜならダンテの父である先代のカポを暗殺したのも彼だったから。


元々ダンテは父を失ったショックのあまり、忘れていたのだ。
父の命を奪った犯人の顔を見ていた事など。
それが今回の騒動で彼と顔をあわせた事で思い出してしまったのだ。
父を殺した仇が彼であると。


初めての迷い

そうしてファルツォーネと彼らを含む老鼠がやり合う中、たまたまカジノで商談を行っていたヴィスコンティは、その騒ぎの中、相手の信頼を失い商談が流れてしまった。
元々聖女と祭り上げられた彼女の事には、一切関わっていなかったギルだったが、大事な商談を潰された事に怒りを覚え、彼と彼女を狙うようになったのだ。


更には、老鼠の中にいる事は彼女にとって良くないと思った彼が、彼女を連れて老鼠を出た事で、老鼠にも狙われた二人。
そして3つのマフィアはそれぞれ二人を狙い、最初に見つけたものが殺してもいい…という約定まで交わしてしまう。


そんな中、かつて情報屋としてブルローネへ入っていた彼が利用していた隠れ家に身を隠していたものの、彼らを狙う組織から身を隠す事は困難を極めた。
そのタイミングで、ロズベルグがブルローネへと現れたのだ。


そうしてロズベルグの滞在するホテルに身を隠す事が出来た二人だったが、新たな神託を受けたというロズベルグから、「神託の聖女をこの街の平和のために殺せ」と命じられた彼。
ずっとロズベルグの言う事が正しいと信じて疑わなかった。
だからダンテの父の事も暗殺した。
けれど彼女が相手となって、彼は迷ってしまった。


ヴィスコンティの落とし前

元々少しずつ迷い始めていたのだ。
彼女と出会い、自分の信じてきたものは果たして正しかったのだろうか?と。


そうして一度は殺そうと試みたものの、そうする事は出来ず、彼女と話した結果、信じられるのは彼女だけだと思った彼は、彼女を伴いホテルを逃げ出した。


街を出るしかない…といわれた彼女は、最後にどうしても教会に行きたいと言い出した。
それは危険だと言った彼だったが、彼女が教会を大事に思う気持ちを汲み、教会近くへと向かうと、教会の聖堂で老鼠が暴れていたのだ。
老鼠は抗争の中、彼に首領である楊の命を奪われた為、どうしても彼を殺す事で仇を取りたかった。
そんな老鼠の気持ちにつけこんだのがギルだった。
聖女さまの大事な教会を襲撃した事が彼らに耳に入れば、きっと教会に現れる…と。


全ては自分が商談を潰された事に対する落とし前をつけさせる為の罠。
老鼠が二人を仕留めてくれればそれでいいし、仕留めそこねたとしても、疲れ果てた彼を狙えは、命を奪うのはたやすいと考えたから。


死ぬわけにはいかない

そんな罠の事は知らないまま、彼は彼女の大切な教会を守る為、老鼠と戦った。
そうしてすべての敵を排除した…と思った所に、ヴィスコンティが現れたのだ。
ヴィスコンティの構成員は死ぬ気で彼に掛かってきた。
彼の力を削ぐ事で、ボスが戦いやすくなるから…と。


彼らの目論見通り、すでに手負いの彼は、大勢を相手にした事で体力の限界に達していた。
それでも彼女を守る為、彼女の為に死ぬわけにはいかないという強い意志で、ギルを倒そうとしたその時、ダンテ率いるファルツォーネが現れてギルを撃った。


ギルを撃たれたヴィスコンティは、憤っていたものの、今すぐ病院につれて行けば助かるかも知れないぞ…というダンテの言葉に、ボスの命を取り撤退。
次の攻撃でギルを仕留めるつもりだった彼は、「おれが殺す前に、ダンテはギルバートを助けた」と理解したのだ。


そうして教会でのやり取りは危険だから場所を変えたいと提案した彼の言葉に、一同は遺跡に移動した。
そこで彼がダンテとの戦いの中、限界に達し命を奪われそうになった所を彼女が庇った。
そんな彼女の行動に、「二人が別れを惜しむ時間をやろう」というダンテ。
翌日のこの時間、ここに来い…と告げ、あっさりと退いてくれたのだ。


子供達の未来の為に

一日の猶予をもらった二人は、隠れ家でゆっくりとした時間を過ごし、約束の時刻に再びあの遺跡へと足を運んだ。
そうして一人で訪れたダンテと戦い、彼はダンテを討ち果たした。
討たれたダンテは、街を出るという二人に、「俺はカポとして戦って負けたんだ。どこへでも好きに所に行くといい」と言い残して倒れた。


そうして行く宛もないまま街を出た二人は、以前遺跡で使徒の本来の役目や、彼がロズベルグに利用されている事を教えてくれたエミリオに助けられた。
エミリオの計らいで教国で祈りを捧げる日々をおくれるようになった二人。
今まで犯して来た罪を懺悔し、犠牲になった人々に祈りを捧げた。


彼はダンテとの戦いで右肩を負傷したが、十分な手当てを受けられないまま街を出た為、右手を失った。
けれど、これもエミリオの計らいにより、最新の義手をつけてもらえた。


なかなか義手には慣れないながらも、恵まれない子供達を保護する養護院で働くことになった二人は、子どもたちと共に安らかな日々を過ごすように。
犯した罪を消す事はできないけれど、これからは子供達の未来の為に、二人で力を合わせて尽くして行く事だろう。


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