忍び、恋うつつ ― 甘蜜花絵巻 ―【服部半蔵】

忍び、恋うつつ -甘蜜花絵巻- - PSVita

キャラクター紹介

CVは石川界人さん。
第二十二代の服部半蔵。
徳川の密命を受け、100年に渡り豊臣を欺いて仕えていた忍び軍団の頭。
秀虎の恩赦により、修練院で学ぶ。

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感想

黒髪のキャラはなんとなく苦手…と、勝手な色の印象で思ってしまう事が多いので、割と積極的に攻略しません。
所が今回はCVが石川界人さんという事で、気になり攻略してみた所、大変素敵な方でした。


勇士隊のみんなとは違い、彼は戦国の忍びとして訓練を受けて来たため、どうしても自分の命を粗末に扱うフシがあり、そういう所が、とても強いにも関わらず、見ていて不安になりました。
その辺りが儚く感じて、その儚さにやられましたね。


そして、卒業課題で代々の服部半蔵について系譜を調べるのですが、そこで明かされた彼の本名とか、彼の生い立ちに切なくなりました。
だから彼には本当に幸せになってほしいなって思いましたし、彼の仕えた主が秀虎さんで良かったなって思います。
バカ殿と呼びつつ、慕っている様子も微笑ましかったですね。


彼女しか信じない、彼女しか要らないと、とても極端な所があり、忍びとして勇士隊で働くからには、もっと仲間を信頼して欲しいとは思いましたが、自分だけって思ってくれているのは、とても気持ちがいいというか、嬉しいなって思いました。
でも、そんな彼が後半少しずつ仲間を信じ頼るようになっていった様子も、見ていて嬉しくなりました。
立ち絵がなかったですが、コロ丸でしっけ?
ワンちゃんも出て来て、動物好きですので、嬉しかったです。


そして実は素敵な殿なので秀虎さんも気になりつつ、そちらはお友達が攻略してくれているので、お友達のネタバレを読んで満足させていただこうかな?と(笑)


石川さん、素敵な服部くんをありがとうございました。


ネタバレ

君は私の光だ。
これからも私を導く光で居て欲しい。



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い・壱伍番
それが彼の本名。


名前も分からない幼い彼は、身よりもなく、将来服部半蔵を継ぐ者として育てられた。
彼だけではない。
沢山の身寄りのない子供が、徳川に集められ忍びに育てられた。


代わりはいくらでもいる。
ダメなら別な子供を育てればいい。



そんな考えの元、厳しい修行を強要される日々。
次々と周りの子供は死んでいった。


子供が親から無条件で貰う愛情とは無縁のまま、ただ道具の忍びとして育った彼は、徳川の密命により、豊臣に仕える服部半蔵となった。
そこに彼の意思などない。
ただ道具として育てられた忍びだから。
命令どおり、任務を遂行するのみ。
自分の命がどうなろうとも。


そうして彼女の命を狙った彼だったが、徳川の密命を受けている事が知られてもなお、豊臣の将軍秀虎は彼を傍においた。
恩赦を与え、修練院で学ばせて。


そんな将軍を「バカ殿」と呼びながらも、慕っていた彼は、勇士隊に興味がある訳ではないものの、彼女の傍にありたいからと、共に勇士隊を目指した。


相棒組の二人に与えられた卒業課題は、共に服部半蔵の歴代の系譜を調べる事。
そうする事で、豊臣に仇なす存在ではないと、証明する意味も込められていた課題は、二人で取り組む事となった。


代々の服部半蔵を調べ、その素性を知る中、ついに第二十二代の彼の番になった時、彼は彼女に本名を教えてくれた。
それが「い・壱伍番」。
ただの識別番号。
身寄りのない彼らに名前は与えられないまま、ただ道具として使い捨てで育てられて来たのだった。


そんな彼の悲しい過去を知る事となりながらも、無事に卒業課題を終えた二人。
卒業式では、生徒代表として卒業証書を受け取る事となった彼。
豊臣の中で、彼の裏切りについては知られていたので、彼を見る視線は厳しかった。
それでもそれも覚悟の上と思っていた彼は、自らの今後の態度で、みなの視線を変えて行こうと、卒業式で真田に頭を下げたのだ。
そんな彼の態度に、次第に彼を見る周りの目も変わっていった。


けれど、彼には家族もなく、道具のように育ってきたし、戦国の忍びとして、自分の命すら刃にして戦う事を余儀なくされて生きて来たから。
戦いの中で、自らの命を大切にする事が出来ないのでは?と彼女は危惧していたのだ。
更には優秀でなんでもこなしてしまうため、仲間に頼る事、助け合う事が出来ない事も、彼女の心配の種だった。


実際特殊部隊でも、彼は何でも一人でこなしてしまっていたから。


それでも第二十三代の服部半蔵が彼女の命を狙う為現れた事で、仲間の力を借りる事を学んだ彼。
更には、次代の服部半蔵と対峙した時に、命を刃にして戦っていた彼だったが、彼女に呼び戻され、自らの命を大切にして戦う事も出来るように。


そうして共に身寄りのない二人は、海で二人きりの結婚式を挙げたのだ。
式を終え、戻った二人を待っていた仲間たちは、彼らを祝い、城の敷地内の空き家を二人の新居として用意してくれていたのだ。
護衛が常に殿の傍で生活するほど安全な事はない…と。


そんな温かな仲間に囲まれながら、これからも勇士隊として夫婦共々秀虎につかえて行く事だろう。


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服部半蔵、生涯を掛けて君を愛し守り抜くと誓おう。
私にはこれまで家族と呼べるものがなかった。
君が私の妻で、家族になれて嬉しい。

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