Daisy2さん、PROTOTYPEさんのNintendo Switch用ソフト「絶対階級学園」で柿原徹也さん演じるキャラクター、加地壱波の真相ルートBadエンドのネタバレをまとめました。
シナリオ紹介
※「絶対階級学園」は乙女ゲーム制作ブランド『Daisy2』『PROTOTYPE』の作品です。
バナーの画像はこちらからお借りしております。
CVは柿原徹也さん。
ミツバチ階級の二年生。
演劇部に所属し、学園祭ではミツバチながらも見事主役に抜擢された。
妹を家族をとても大切にする優しい人。
しかし何故か女にはだらしなくて…。
石ころグッドエンドの続きの話。
あの日先生の本土から持ち込んだDVDコレクションの中から、自分の妹の出演作を見つけた二人。
エンドロールに木下琴美の名前。
彼の妹の名前ではない。
その後先生のコレクションの中から、木下琴美の出演作を探すと随分とたくさん出演している事が分かった。
そつして二人は木下琴美について探った。
妹に手紙を書いたり、先生をお色気で籠絡したり。
その結果、彼らの判断では木下琴美と彼の妹は別人だと言うことになった。
それと並行し、学園内は学園祭に向けて慌ただしかった。
三宮や新聞部部長たちが彼に仕返しを企んでいるのを知り、彼を案じた彼女は、演劇部の手伝いと言う形で学園祭に参加することに。
担当は衣装だ。
何しろこの学園で唯一雑巾を縫える人材なのだから。
一見今まで通りに見える日々。
しかし生徒たちの知らない所で、変化は起きていた。
彼らの食事に混ぜられていた薬物、それを急に取りやめたのだ。
学園長の鏑木の指示で。
急な断薬は体に大きな負荷がかかり、離脱症状を引き起こす。
そうエドワードが訴えても聞いて貰えない所か、エドワードは学園を出なければならなくなってしまった。
彼女に離脱症状を和らげる薬の入ったテディベアを託して。
そうして迎えた学園祭に、生徒は皆体調を崩していた。
離脱症状だ。
しかし何が起こっているのかも知らされる事なく、学園には鏑木が派遣した白衣の男たちが大勢で押し寄せ、生徒たちを車へと誘導していた。
そんな中彼女はテディベアから薬を発見し、彼と共に皆と島を脱出する為に動いた。
彼は得意の声真似を活かし、白衣の男たちに混ざり情報を聞き出した。
そうして外部と通信をする為に学園の塀を越えた所で、白衣の男たちに二人とも囚われてしまった。
そうして彼女は目覚めると………。
ネタバレ(あらすじ)
2種類のバッドあり。
まずはシナリオ紹介の続きから。
To me it is a prison
目覚めた彼女はウエディングドレスを着ていた。
そうしてその部屋に現れた女王に首を絞められてしまう。
女王の正体は彼女の双子の姉で、鏑木に理想の花嫁になるべく育てられた。
そんな中姉のマリアは、鏑木に恋愛感情を抱いていた。
しかし妹が現れてから、鏑木の態度は一変。
だから恨んでいた。
自分のあるべき場所を奪われた気がして。
けれど「お姉ちゃん」と呼ぶ妹の声に、マリアは首を絞めるのをやめて、彼女の父の電子手帳を残し消えていった。
自由になった彼女は、声を頼りに壱波を発見。
二人で電子手帳を利用し、見事鏑木のオフィスへ。
するとそこにマリアが現れたのだ。
「あなたと暮らしたいの」と。
見えすいた嘘なのに、彼女は再会が嬉しくて、嘘と気づけない。
しかし演劇部のエースである彼には、呆れるほど見えすいた嘘に見えた。
だから「騙されてるよ。彼女は嘘を付いている」と言ったのに。
姉を侮辱されたような気になり、彼女は彼へと怒りをぶつける。
そうして彼に言うのだ。
壱波くんは嘘がうますぎるから。
どこまでが本当でどこからが嘘なのか分からない。
全部嘘なんじゃないかと思ってしまう…と。
その言葉に信じ合えてる、思い合えてると思っていた彼は絶望し、その場に力なく崩れた。
けれど彼女はそんな彼を置いて、姉と二人で鏑木の部屋を出た。
後で仲直りすればいい…と、もう完全に彼のことは後回しなのだ。
外部と通信できる部屋と言われ案内してされたそこは、まるでチャペルのような部屋だった。
そこには鏑木が待ち構えており、彼女は銃で脅されながら鏑木と結婚式を挙げた。
その後彼女は本土に連れられ、鏑木の意向に背けば「マリアがどうなってもいいのかな?」と脅される日々。
だからもう最近は素直に言うことを聞くようになってしまった。
けれど鏑木にはそれは面白くない。
逆らう彼女に無理矢理言うことを聞かせるから楽しいのだ。
だから今日は特別なニュースを彼女に用意していた。
あの結婚の後、施設に入れられ実験用のモルモットとして使われていた彼が、自殺未遂をはかったと言うニュースだ。
壱波くんは無事なの?
尋ねる彼女に、一命は取り留めたよ。
けれど後遺症が残ってしまってね。
彼はもう話せないし、自分で動く事もできないんだ…と鏑木は教えてくれた。
私のせいだ。
あの時彼を信じられずひどい言葉を投げかけ、あの部屋に彼を置き去りにしたから。
だから彼女は彼に会いたいと頼んだ。
すると「そう言うと思って連れてきたよ」と。
そうして鏑木はひとりごちる。
「けれどどうしたものかね。もう彼は実験には使えない。処分するか愛玩動物として飼うか…」と。
鏑木のその言葉に応えるように、彼は声を上げた。
けれどそれが言葉になることはなく、うめくような声が響くだけ。
「生きたいの?」願望を込めて尋ねると、首を横に振られてしまった。
それでも彼女は生きていて欲しかった。
君の望む彼になったじゃないか。
役者の彼は嫌いだったろう?
これでもう彼は嘘をつけない…と鏑木に言われてしまったけれど、こんなことは望んでいない。
だからせめて生きていてほしかった。
そうして彼女は鏑木の足元に縋りつき頼んだ。
「壱波くんを殺さないで」と。
こんな状態で彼女のそばで生きながらえる事を、果たして彼は望むのだろうか?
それでも譲れなかった。
彼がなによりも大切だから。
例え自分が鏑木のものになってしまっていても。
I am dead
分岐は学園祭の演劇の後。
彼女が三宮により毒をかけられ、彼と共に医務室へ向かう所。
途中ひどい頭痛に見舞われ歩けなくなった彼。
「先に医務室へ行って」と彼女の顔に毒がかけられた事を案じてくれる。
でもとても酷そうな彼を残して行くのは…と躊躇う彼女。
暫し逡巡し、エドワードの後任の本田を、彼の元へ呼んで来て診て貰おうと決めた。
だから急ぎ医務室へと向かったのに。
そこにいた本田は生徒そっちのけで優雅にコーヒーを飲んでいた。
「本田先生、壱波くんを診て下さい」と声をかけると「見て分からんのか?今はコーヒーブレイク中だ。後30分したら診てやる」と。
しかしとても辛そうな彼を思い出すと、そんなにゆっくりとは待てないと思った彼女。
だから「先生急いで貰えませんか?」と尋ねると、「コーヒーブレイク中だと言ったのが分からないのか?」と語気を荒げる。
それでも負けずに「私も顔に毒をかけられてしまったので、早く診てもらいたいんです」と。
そんな彼女にキレた本田は、机を乱暴に叩いて立ち上がる。
その勢いに驚いた彼女は尻餅をついてしまった。
そんな彼女の様子を見た本当は、コーヒーカップを持ったまま彼女に近づいた。
「毒をかけられたと言ったな?確かコーヒーには解毒作用があったはずだ。今解毒してやろう」と。
逃げなければ!
本能がそう叫ぶのに、体は自由に動かない。
そうして彼女の視界はコーヒー色に染められた。
熱いそれに顔中に痛みが走る。
「やめて!ひどい事はしないでください」
必死に訴える彼女だったが、「解毒作用は紅茶だったな。今熱いのを淹れてやる」と、全く心配した様子はない。
ごめんね、壱波くん。
ダメだったみたい。
心の中で彼に語りかけた彼女は、痛みに耐えきれず、そのまま意識を手放した。
加地壱波のその他のネタバレ(あらすじ)
石ころHappy
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Bad End
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複数のネタバレがございますが、代表して石ころHappyの記事をご紹介しております。
下記の記事より、その他のネタバレへもリンクから飛んで頂けますので、併せてご覧頂けましたら幸いです。
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