絶対階級学園【加地壱波】真相Happy

この記事は約12分で読めます。
Nintendo Switch用ソフト 
ブランド:Daisy2、PROTOTYPE 
ジャンル:女性向け恋愛AVG 
発売日:2019年12月19日 
通常版:7,040円(税込)

Daisy2さん、PROTOTYPEさんのNintendo Switch用ソフト「絶対階級学園」で柿原徹也さん演じるキャラクター、加地壱波の真相ルートHappyエンドのネタバレをまとめました。

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キャラクター紹介

※「絶対階級学園」は乙女ゲーム制作ブランド『Daisy2』『PROTOTYPE』の作品です。
 バナーの画像はこちらからお借りしております。

CVは柿原徹也さん。
ミツバチ階級の二年生。
演劇部に所属し、学園祭の舞台では主役に抜擢されている。

家族思いで特に妹を可愛がっている。
同じく父を大切にする家族思いの彼女とは、気が合って………。

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真相は石ころエンドの続きから始まるので、そこまでの流れは下のネタバレをご参照ください。

感想

別記事にまとめました。

絶対階級学園【加地壱波】全エンド感想
Daisy2さん、PROTOTYPEさんのNintendo Switch用ソフト「絶対階級学園」で柿原徹也さん演じるキャラクター、加地壱波の全エンドの感想をまとめました。

ネタバレ(あらすじ)

真相グッドエンド「Sweets to the sweet」のネタバレをまとめました。

仮初の幸せ

彼の母は水商売をしていて、男に依存していないと生きていけないタイプの人だった。
彼の父はそんな母が親しくしていた誰かで、妹の父親もまた別の誰かのようだった。
そうして母と妹と彼の三人で暮らしていた。

それでも母は彼に優しかった。
好きな人が出来ると、どんな所が好きなのか、彼によく話して聞かせてくれた。

けれどそんな母だから。
男が何より大事な人だったから。
ある時母は手紙一つ残して彼ら兄妹を捨てた。

最初は残されたお金でなんとか凌ぐごとが出来た。
けれどお金を稼ぐ術もない幼い兄妹だ。
そのお金は減る一方で、すぐに底をついてしまった。

そうしてその頃妹が熱を出した。
しかし彼らには医者に行くお金も無ければ、薬を買うお金もない。

お金を盗めば助けられるのだろうか?
しかしそんなの一時凌ぎだ。
助かったとしても、妹はきっといつか
母さんのような女になってしまう。

そんな事を考えた彼は、何もしないことを選んだ。
そう見殺しにしてしまったのだ。

しかし本当は何も出来なかったと言う方が正しいのだろう。
だって彼はまだ幼かったのだから。

けれど彼は自分を責めた。
妹を死なせた…と、捨てた母を恨むのではなく、自らの罪としてしまったのだ。

そうして一人きりとなった彼は施設に入れられた。
そこで出会った魔法使いと名乗る鏑木に「妹が生きている夢がいい。お母さんは優しくてお金があって」と夢を語った。

そうして辛い洗脳の末、彼は仮初の幸せを手にした。
父は死んでいていない。
けれど資産をたくさん残してくれて、何不自由ない暮らしができる家。
優しい母と兄が大好きな妹がいる、そんな仮初の幸せ。

集団体調不良

櫂宮学園ではまもなく学園祭が開催される。
生徒たちは準備に大忙しだ。
何しろ女王と学園長にアピール出来る貴重な機会なのだから。

しかしそんな中、彼に恨みを持つ生徒が密かに集まり彼への復讐を計画していた。
彼に恋人を奪われ、演劇の主役も奪われたミツバチ男子。
ノーブルボールへ誘ってあげたのに断った…と逆恨みする三宮。
彼の写真を使い彼らを脅したのに、結局新聞に自分の醜態を晒した事を逆恨みする新聞部部長。
そしてもう彼を許しているのに、半ば無理やり三宮に巻き込まれたマキ。

その計画の一つだったのだろうか?
ある日新聞が張り出され、食堂へと向かう生徒たちが騒ぎ出した。
内容は学園の食事には薬が入れられている…と言うもので、証拠としてエドワードが本土の機関に調査してもらった資料も掲載されていた。

その事を尋ねる為、彼と彼女は二人で医務室へ。
しかしエドワードは留守だった。
その時鏑木からの電話に、彼は得意の声真似で出てしまった。
そうして投薬を中止する話を聞かされた。

しかし彼らは知らなかった。
薬を止めると離脱症状に苦しむことになるなんて。
だからいいことだと思ってしまったのだ。

そんな事件が起きる少し前から、彼は彼で先生のDVDコレクションから見つけた木下琴美について調べていた。
自分たちではどうすることも出来なくて、結局は男色家の先生を彼が誘惑する形で聞き出した所、幼い頃から注目されていた子役の女優なのだと教えられた。

その頃の年齢なら彼は妹と暮らしていた。
間違いなく妹は芸能活動はしていなかったと断言できる。
だから彼は確信することが出来たのだ。
木下琴美と妹は似ていても別人だと。
それに妹に真偽を確認する手紙を書いた所「木下琴美なんて知らない」と言う内容の返事が届いていたから。

そうして翌日はその妹に会えると、楽しみにしていた学園祭だと言うタイミングで、体調不良に苦しんでいた。
いや彼だけではない。
皆あんなに張り切っていたのに、学園祭前日から朝の食堂に活気がなくなり、授業を欠席する者が増え、医務室は生徒で溢れかえるように。

仕返し

迎えた学園祭の日、皆体調が悪いながらも本土から家族が来ると言うこともあり、無理して参加していた。
彼も久々に妹に会える事を楽しみにしていたのだ。

そうして念願の妹との再会を果たした彼は、今学園で起きている薬物混入事件について母に話した。
しかし母のリアクションはおかしかった。
とても子供を案じる母親のものではないのだ。

聡い彼はすぐに違和感に気づいた。
そうしておそらくその正体にも。
だからカマをかけてみたのだ。
すると母はすぐにボロを出した。
そして妹も「これからゲネなの?」と業界用語を使ってみせるのだ。
これにも聡い彼はすぐに気づいた。
妹は教えてくれていると。
自分が木下琴美である事を。

そうして舞台に立った彼は、体調が悪い中、見事にハムレットを演じていた。
しかし今日はレアティーズ役の生徒があまりに調子が良くない為、彼に恨みを持つミツバチ男子が自ら代役をやらせて欲しいと願い出たのだ。

そうして舞台のクライマックスの戦いのシーンで男子は彼を襲うと見せかけ、彼女を人質とした。
そうして彼女を傷つけようとしたその時、激しい頭痛に襲われた後錯乱し、体調不良の生徒が多いからと言う理由で学園内に大勢配備されていた白衣の男により連れ去られてしまった。

その騒ぎに乗じて、三宮はマキに盗ませた毒を彼に浴びせようとした。
しかしいち早く気づいた彼女が、二人の間に割って入り、自らその毒を被ってしまった。

オレのせいだ。
彼を恨んだ三宮がしでかしたことに、大切な人を巻き込んでしまったと思った彼は、自分も酷い頭痛がする中、彼女連れてを医務室へと向かった。
しかし途中で歩くのも難しい程の頭痛に苦しむ彼は「オレを置いてキミだけでも医務室へ行って。オレは大丈夫だから」というのだ。

しかし彼女は心配で彼を残してはいけなかった。
だから医務室ではなく、行き先をより近い寮の自分の部屋へ変更した。
そうして彼女の部屋にたどり着いた彼は、彼女のベットに横になると、苦しそうに顔を歪めながら眠ってしまった。

スパイ大作戦

そこに今度はレイ…いやショウが書類を持って現れた。
そうして彼が苦しんでいるのは薬のせいではなく、離脱症状だと教えてくれた。
エドワードがいればなんとかなったかも知れない…とも。
そうして彼の状態が相当酷い事も教えてくれた彼は、「無事だったら渡してやれ」と書類を床へと放り投げた。

エドワード先生が居てくれたら。
そう思った彼女は、不意にエドワードに貰ったぬいぐるみを手にした。
それはエドワードが出て行く朝、偶然出会った彼女に託されたものだった。
母が作ったものだと、とても大切にしていたのに、困ったことががあればこの子に話すといいと言ってくれたのだ。
そうして今の僕に出来るのはこれくらいだから…と。

テディベアを渡された時の彼女はエドワードの言いたいことがよく理解出来なかった。
ただの別れの挨拶だと思っていた。
しかし今離脱症状に苦しむ彼の傍らで、エドワードの言葉を思い出してみると、それらは違う意味を帯びて感じられたのだ。

だからテディベアを手に取り観察してみると、背後に新しい縫い目を見つけた。
そうしてそこからはエドワードの手紙と離脱症状を和らげるという薬が入れられていた。
手紙によると、学園のスープには脳を改造する劇薬や洗脳薬が使われていたと。
そしてそれは人工的に天才をつくることが出来るものだと言う。
更に洗脳を加えることで、意のままに操れる天才を作る計画なのではないか?とエドワードは推測していた。

薬を見つけた彼女は、苦しむ彼に口移しで薬を飲ませた。
薬が効いた彼はその後目を覚まし、ショウが置いていって書類に目を通した。
それには生徒の家族役を演じている役者と所属事務所が、一覧で紹介されていた。

偽の記憶と偽の家族。
一体鏑木と言う男は、どこまで彼らを馬鹿にしているのだろうか?

その後出来るだけ多くの生徒をこの薬で助けよう…と、部屋を出た二人。
そうして廊下ですぐに十矢と出会い、まずは十矢を助けこれまでに分かった事を伝えた。
そうして白衣の男たちは危険だとも。
すると十矢は一度皆で集まって団結しよう!と、舞踏会場へ集合することを提案。
二手に分かれて生徒を誘導するため、彼女は薬の半分を十矢へと手渡した。

そうして皆に薬を飲ませ回復した頃、十矢が捕らえた白衣の男から白衣を奪った彼は、得意の声真似を披露。
見事に白衣の男の声を演じ切った。
これで「スパイ大作戦」と言う名の潜入調査をすると言う彼は、彼女を連れて舞踏会場を後にした。
外に助けを求めるために、外と連絡を取る手段を探さなければならないからだ。

そうして彼はその特技を活かし、別な白衣の男から連絡手段は地下のパソコンだと聞きだし、地下へと向かうため学園の塀を超えた。
しかしそこで白衣の男たちに二人揃って囚われてしまったのだ。

マリアの愛

気づいた時、彼女はウエディングドレスを着せられていた。
そこに女王が現れ、そのドレスは私が着るはずだったのよ…と憎々しげに口にして、彼女の首を絞めた。
苦しくて彼女が暴れると、女王の顔からベールが外れた。

現れたのはもう一人の彼女。
同じ顔を持つその少女は彼女の双子の姉のマリアだった。
二人の母に執着を見せた鏑木は、彼女らの母の死後、瓜二つの娘たちを預かり、マリアは自分の花嫁にするため自ら育てることにし、彼女はスペアとして研究員の藤枝に預けた。
そう、彼女の育ての父だ。

その為に櫂宮学園プロジェクトを始動し、一人の女王、マリアの為に実験を行なっていた。
そうして出来上がった愛した女と同じ顔の従順な人形。
しかし面白くなかった。
だから鏑木はスペアである彼女を学園へと呼び寄せた。

すると彼女は彼の理想通りに育っていた。
そう、鏑木は思い出したのだ。
愛した二人の母の中でもどこが特に好きだったのかを。
それは夫の死が鏑木によるものだった事を知らされた時の、激しく燃えた炎。
そんな内に秘めた強さを、彼女もまた受け継いでいたから。

そうしてマリアではなく、彼女が花嫁に選ばれた。
マリアはもうただ鏑木の命令に従う人形だ。

だから彼女が逃げ出し、彼と合流し、父の電子手帳を使い鏑木の部屋へと入った時、そのに現れ二人を鏑木の元へと案内した。
そう命じられたから。

鏑木は彼女を手に入れるため、彼を殺そうと銃口を向ける。
しかし演劇の殺陣で鍛えた彼は、素早い動きで鏑木を捕らえ馬乗りになった。
腕から銃がこぼれ落ちていた。

しかしその銃に素早く反応したのはマリアだ。
彼女が手に取る前に銃はマリアの手に渡り、それに安堵した鏑木は、彼を押し退け悠々と立ち上がった。
さぁ、私に渡しなさいと。

しかしマリアは渡さなかった。
それどころか銃口を鏑木へと向けた。
愛されないのならいっそこの手で…と、鏑木を撃ったマリア。
それほどにマリアは鏑木を求めていたのだ。
そうして自らも命を断とうとするマリアを、彼女は身を呈して止めた。

プロポーズ大作戦

本土に助けを求めた二人は、演劇部のシアターに来ていた。
さまざまな事を思い出した。
自分が何をして来たかも。
それが苦しくて命を断とうとした時に、彼女に平手打ちされ、私を残して死なないで!と強く止められたのだ。

これで本土に戻れるけれど、もう彼には何もない。
それでも悲壮感はなく、早く芝居がしたい!本土に行ったら本気で俳優を目指すんだ…と未来を強く語ってくれた彼。

そうして本土に戻った彼は、あの日の言葉通り俳優として活躍している。
今ではすっかり売れっ子で、会う事も難しい程。
そんな彼から今日は久々にデートに誘われ、待ち合わせ場所に来ていた。

すると突然彼から、電光掲示板を見てとメールが。
すると電光掲示板には彼が現れ、主演映画の紹介をしたのち、彼女への思いを込めて演じると宣言。
更には彼女の名を呼びかけ、「愛してるよ」と。

驚く彼女の肩を背後から誰かが叩く。
振り返ると今度は本物の彼の姿が。
あちらにもこちらにも彼がいることに驚き小さく悲鳴をあげる彼女。
そんな彼女の様子に笑う彼と、二人で彼の妹のお墓へと向かった。

彼は彼女を妹に紹介し、彼女もまた妹に挨拶をした。
そうして彼は言うのだ。
家族が増えることになったから、紹介したかったんだ」と眠る妹に。

しかし残念ながら彼女は鈍い。
彼のその言葉の意味を理解出来ない。
だからはっきり言おうと思うのに、セリフばかりが頭に浮かび、なんだかうまく伝えられない。
こうして彼の計画した渾身の「プロポーズ大作戦」は失敗に終わったものの、指輪を渡してプロポーズする事はなんとか成功させたのだった。

主役を貰えたら結婚する事を決めていた彼。
今ではもう辛い過去を乗り越えて、妹を演じていた木下琴美とも、役者仲間としてやりとりをしている。
今回の映画では、なんとその木下琴美と共演することになったのだ。

自称魔法使いを名乗る鏑木に与えられた仮初の幸せではない。
もうちゃんと自分の足で立ち、自分の手で欲しい幸せを手に出来るのだ。
これから先、何があろうと怖くない。
だって彼の隣には、共に苦難を乗り越えた、彼女が寄り添っているのだから。

加地壱波のその他のネタバレ(あらすじ)

石ころHappy

薔薇Happy

Bad End

真相Bad

絶対階級学園【加地壱波】真相Bad
Daisy2さん、PROTOTYPEさんのNintendo Switch用ソフト「絶対階級学園」で柿原徹也さん演じるキャラクター、加地壱波の真相ルートBadエンドのネタバレをまとめました。

その他のキャラのネタバレ(あらすじ)

複数のネタバレがございますが、代表して石ころHappyの記事をご紹介しております。
下記の記事より、その他のネタバレへもリンクから飛んで頂けますので、併せてご覧頂けましたら幸いです。

鷹嶺陸

鷺ノ宮レイ

七瀬十矢

五十嵐ハル

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