Daisy2さん、PROTOTYPEさんのNintendo Switch用ソフト「三国恋戦記～オトメの兵法！～」のノーマルエンドの感想とネタバレ（あらすじ）をまとめました。
スポンサーリンク
シナリオ紹介
※「三国恋戦記~オトメの兵法! ~ 
バナーの画像はこちらからお借りしております
孟徳軍や仲謀軍のシナリオを開くのに必要なエンド。
誰とも恋仲になることのないシナリオ。
その分主人公のこの世界に対する感情や、戦というものに対する思いは見えやすくあります。
感想
すごく良かったです。
普段ノーマルなんてやってみようと思わないのに。
きっと普通なら、強制スキップで終わらせてたかもしれません。
でもやって良かったです。
過去に行くところとか、一人でどうなるのかな？と思いました。
でも素敵な人たちと出会い、うまく切り抜けたし。
またその人達が後に彼女を助けてくれるところも、うまく出来てるなって思いました。
あまりノーマルに興味ないよ…という私みたいな方にも、ぜひ挑戦してもらいたいシナリオでした！
ネタバレ（あらすじ）
誰かに決められたわけじゃないですけど、私はこの世界から戦いをなくす役目にしたんです。
自分を。
争いのない世界に
赤壁での勝利の後、光った本に飛ばされた彼女。
その直前、争いを失くしたいと考えていた。
この本が有れば出来るのでは？と考えていた。
だから一瞬元の世界の図書室が見えたものの、咄嗟に思ってしまったのだ。
帰りたくないと。
そうして彼女は最初にこの世界に来た時同様、森の中に。
そしてあの日孔明に出会ったように、一人の少年と出会った。
少年は誰かに追われている上に、足に怪我を負っていたのだ。
あの日は孔明に助けられた彼女だったが、今度は彼女が少年を助けた。
傷の応急処置を施し、彼を背負い彼の家まで連れて行ったのだ。
そこで彼女は知ることとなった。
今が黄巾の乱の時代であると。
そして出会った亮という名の少年が賊に襲われたことも相まって、強く思ったのだ。
争いのない世界にしたい…と。
太平の世
幸い彼女がいた頃よりもずっと前の時代だ。
何か出来る事があるかもしれない。
そう思って本を見てみるも、空白はあるものの、黄巾の乱が起こる結末は変えられないようだ。
ならば少しでも犠牲の少ない形でと、今の自分に出来ること、本があるからやれることをやると決意。
そうして彼女は黄巾党の人々の元へ。
そこで彼女は清州出身の晏而たちと出会った。
最初こそ、怪しい誘いに警戒していた彼女だったが、彼らが黄巾党の一員であった事で、無事に黄巾党を束ねる張角の弟の張宝と会わせて貰えた。
そうして実際に張宝の前で本の力を見せた事で、彼女は「道士様」と呼ばれ策を採用してもらえることに。
当然彼女が願ったのは、犠牲の少ない策だ。
そして最初に出会った晏而たちと共に張宝に言われた城を落とすことに成功した。
共に作戦に加わってくれた晏而たち。
彼らの話を聞いて、彼女はより強く願った。
戦いを終わらせたいと。
別に晏而たちとて、太平道に共感した訳ではない。
ただ貧しくて苦しかったから。
そこに張角が現れて、太平の世を作ると言われ、その言葉に希望を見出したのだと。
太平の世を願ったのだ。
彼女がこの時代に飛ばされる前にいた玄徳も、漢王朝を復活させて、平和な時代にしたいと願っていた。
孟徳や仲謀だって、それぞれ自分たちの領地の民のことを考えていた。
だからきっと出来るハズだと思った。
思ったが、ただ誰かを倒すだけではダメだとも思った。
根本から変えなければ、黄巾の乱を平定したところで、結局また新しい勢力が取って変わる世の中だから。
諦めたくない
そうして力を認められた彼女は、黄巾党の人々と共に反乱に加担。
犠牲を少なくするために尽力した。
そんな中、最初から力を貸してくれていた晏而たちとの間には、友情のような絆が生まれていた。
だから頼んだ。
「またいつか力を貸してください」と。
そして彼らはそれを快く了承してくれた。
反乱で燃える長安で、彼女は赤子の鳴き声を聞き、晏而とともに赤子を見つけ救出。
抱き抱え逃げる中、泣き止まない赤子に苦戦したことも。
けれど彼女の持っていたケータイのストラップの鈴を鳴らすと、その音が気に入ったのか、泣き止んで笑ってくれたのだ。
だから赤子に、水色とピンクと対になっていたそれの水色の方を渡した。
その直後仲穎が現れ、彼女から赤子を奪い、その子が持っていた玉璽から帝だと気づき連れ去った。
そして用済みとされた彼女は、仲穎の部下に斬られそうになったが、その瞬間本が光、彼女は玄徳軍の元へと帰っていった。
助けられなかった。
大したことは出来なかった。
何も変わっていない。
それでも強く思った。
諦めたくないと。
だから玄徳と話をした。
彼女なりに考えた事を。
そして今後どうすればそれを叶える事が出来るのかを。
師匠の助け
彼女の話を聞き、玄徳は決意した。
仁義に厚いが故に、誰かから領地を奪う事をよしとしなかった彼が、動く事を。
彼女の考えた天下三分の計を成すために。
孟徳が好き勝手にしている事を皆が非難し、倒そうとしている現状。
これで誰か別の人間が孟徳になり変わったとして、結局また別のものたちが不満を募らせる。
民は貧しさから逃れられず、反乱を起こすこともあるだろう。
ならば玄徳が力をつけ、領地を拡大し、孟徳と仲謀と並ぶ存在になればいい。
そうする事で仲謀と共に孟徳の力を抑えられるからだ。
そうして彼女は策を立てた。
玄徳軍が荊州を取り戻し、さらに益州を得るための策を。
そのために涼州の孟起の力を借りる為、芙蓉姫を伴い、自ら孟起と交渉もした。
そうして孟起に策を授け、残した玄徳軍と連携しつつ無事に両州を手に入れた。
やり方が多少強引だったため、その事で公瑾が話をしに来た時も、彼女はうまく交渉し、一旦公瑾を退かせた。
その上、あの胡散臭い笑顔の仮面にヒビを入れたのだ。
そこまで成した時、また迷ってしまった。
果たしてここからどうすれば、争いをなくす事が出来るのか？と。
そして彼女が迷うと、いつも助けてくれる人がいた。
初めてこの世界に来た時に助けてくれたあの人だ。
そして彼は今回も現れ、師匠らしく彼女の願いを聞きながら、その願いが成就する策にたどり着けるよう、その考えを導いてくれたのだ。
吉兆
天下を三分にしただけでは、結局変わらない。
そもそも孟徳が好き勝手出来る理由は献帝だ。
天子を手中に納め、丞相となっているから猛威を振るうのだ。
ならば献帝を孟徳から救い、長安へと連れて行き、そこで漢王朝を復活させればいい。
そしてそのために、彼女は孟徳軍の中に組み込まれた清州兵の力を借りる必要があった。
清州兵、すなわちあの黄巾の乱の時にともに戦った晏而たちだ。
そうして無事に晏而たちと再会を果たし、帝を連れ出す事に成功。
帝自ら私兵を持つ事を禁じ、玄徳・孟徳・仲謀の三人でそれぞれ分かたれた三つの領土を治める事となったのだ。
それでも孟徳も仲謀も心から納得してはいないだろう。
孔明の話によれば、何か吉兆が見られるとより王朝が安定しやすくなるという。
本の空白は全て埋まった。
もう彼女に特別な力は使えないし、そもそも戦以外に使い道もないのだ。
そしてそれは本だけではない。
彼女の存在も。
太平の世には、戦の策を教える本も、その策を伝える彼女も必要ないのだ。
だから思った。
私が帰ることも含めて、全てが役目だったのだと。
そして彼女は皆を集め、そこで本を開いた。
「再び争いが起これば、滅びの書が現れて世が乱れるだろう」と言う帝の元。
光を発した本は、彼女を元の世界へと誘い、みなの前から彼女の姿は消えた。
これを吉兆とし、平和な時代を繋いで欲しいという願いを残して。
彼女がここにいた証
気づいた時にはあの日の図書室に居た彼女。
さっきまで何かの本を読んでいた気がするのに、夢でも見ていたんじゃない？と友人に言われてしまう。
そうか、夢だったのか。
そうしてケータイを取り出すと、友人とお揃いで買ったストラップから、水色の鈴が消えているのを発見。
気に入っていたのにショック…と嘆く彼女は、もうあの日々を覚えてはいない。
それでもあれは彼女に与えられた使命だったのだろう。
彼女の記憶から彼らは消えたが、彼らの記憶にも心にも、彼女の存在はしっかりと刻まれている。
その証拠に、あの日から後太平の世が続いた。
天下は三分に分かたれ、その後帝が治める太平の世は、50年続いたのだ。
それが彼女が作った平和な未来。
「今すぐは無理ですが、必ず訪れます。平和な時代が」といつか晏而に約束した通り。
彼女との再会の時には父となっていた晏而は、子供たちに教えていた。
皆はこの平和な世は天子様が作ったと言うが、本当は道士様が作ったのだ…と。
平和な世界を「広い！きれい！」と喜ぶ子供たちの笑顔。
その笑顔もまた、彼女がここにいた証。
他のキャラのネタバレ（あらすじ）
玄徳
子龍
文若
公瑾
攻略はしたものの、メモがないため記事はありません。
早安
スポンサーリンク
