絶対階級学園【七瀬十矢】石ころHappy

この記事は約13分で読めます。
Nintendo Switch用ソフト 
ブランド:Daisy2、PROTOTYPE 
ジャンル:女性向け恋愛AVG 
発売日:2019年12月19日 
通常版:7,040円(税込)

Daisy2さん、PROTOTYPEさんのNintendo Switch用ソフト「絶対階級学園」で前野智昭さん演じるキャラクター、七瀬十矢のネタバレ(あらすじ)をまとめました。

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キャラクター紹介

※「絶対階級学園」は乙女ゲーム制作ブランド『Daisy2』『PROTOTYPE』の作品です。
 バナーの画像はこちらからお借りしております。

CVは前野智昭さん。
櫂宮学園の二年生で、階級は石ころ。

正義の政治家と呼ばれる父を持つ彼は非常に正義感が強い。
中等部時代は薔薇階級だったが、階級制度に疑問を持ち、レジスタンスの活動をするように。
そんな彼の行動は学園からは問題行動と取られ、現在は石ころ階級に。

今もレジスタンスのリーダーとして活動。
薔薇階級にイジメられるハルを助けたりなど、面倒見の良い兄貴分

学園に不慣れな主人公にも、気さくに声を掛け、色々と気遣ってくれた人。

感想

別記事にまとめました。

絶対階級学園【七瀬十矢】全エンド感想
Daisy2さん、PROTOTYPEさんのNintendo Switch用ソフト「絶対階級学園」で前野智昭さん演じるキャラクター、七瀬十矢の全エンドの感想をまとめました。

ネタバレ(あらすじ)

石ころルートのグッドエンド「守りたい気持ち」のネタバレをまとめました。

階級制度

政治家の息子で優秀な彼は、中等部時代は薔薇階級だった。
しかし皆が薔薇階級に憧れ、薔薇階級の者は他の階級を虐げる環境に疑問を抱いた。
父の影響から大変正義感が強く、弱いものを守りたいと思う彼には納得の出来ない制度だった。

だから階級制度を廃止させたくて、レジスタンスとして活動する様に。
レジスタンスというと悪のように聞こえるかも知れないが、彼のそれは弱い者を守る活動だったのだろう。
しかしこの学園ではトップに君臨する女王の元、絶対的な階級制度が敷かれている。
故に階級上位である薔薇のやる事に他の階級の者は口出しできない。
虐げられれようが黙って耐えるより他ないのだ。

そしてそんな行動に誰も異を唱えない。
薔薇の者はそれを当然と思うだろうし、仮にミツバチの者がその行動に疑問を持った所で、口を挟めば自分が石ころへ降格させられるのがオチだ。
更に石ころに至っては、薔薇に声を掛けることすら許されない。

だから彼は変えたかった。
階級など関係なく、皆が平等に暮らせる学園に。

そんな中、彼女は学園初の転入生として現れた。
本土からこの櫂宮学園のある島へとやってきたのだ。

本土の学園では、こんな階級制度など当然ない。
だから彼女は驚いてしまったのだ。
同じ学校の生徒なのに、その階級により差別される世界に。

そんな彼女だったから、レジスタンスである彼の考え方こそ、むしろ普通であると思えた。
そうして二人は近づいた。
互いの求める理想が分かり合えたから。

女王毒殺未遂

転校生の彼女はミツバチ階級。
この学園では真ん中の階級で、生徒数も一番多い。
いつか薔薇階級になるのだ!と上を目指すものばかり。

だから友人の萌花は彼女に注意をした。
石ころのレジスタンスなんかと関わってはいけないと。
それは善意からの行動だった。
けれど本土から来た彼女には、どうしても素直に聞くことは出来なかった。

だって萌花が友達であるように、十矢くんとも友達なのに…と思えてしまうから。
それに十矢はいつも彼女に親切だった。
初めての舞踏会を前に、全くダンスが出来ずに困っていた彼女を助けてくれたのも彼だった。
一人練習していた彼女の元に現れ、練習相手となってくれたのだ。

お陰で彼女はなんとかダンスを踊れるようになり、学園長が準備してくれたドレスで初の舞踏会に望んだ。
するとそこには彼の姿も。
学校の制度に反対の彼は、お茶会や舞踏会を馬鹿にしていた。
だから参加しないだろうと彼女は思っていた。
しかし面倒見のいい彼は、彼女を案じ参加してくれたのだった。

けれどそれが災いを呼ぶ事になってしまった。
なんとその舞踏会で女王毒殺未遂事件が起こったのだ。
幸い女王は無事だった。
解毒も早く、数日大事を取ったものの、無事に回復もした。

しかし女王が学園の名誉を傷つけたくないと、警察沙汰にしなかったのだ。
人が一人死にかけたというのに。

それでも大きな事件だ。
何事もなかった事にはできない。
そうして犯人探しが始まった。

当然女王に恨みを持つ者が疑われ、1番の容疑者に挙げられたのが彼だったのだ。
普段から階級制度に、女王の存在に異を唱え続けていたから。

更にはミツバチ階級に上がりたかった二見が、嘘の証言をして彼を陥れた。
七瀬が学園内で毒物を盗むところを見た、と。

石ころへの降格

二見の証言により彼は犯人扱いされ、昇格を狙った二見は、目論見通りミツバチ階級へと昇格した。
そうして二見と入れ替わるように、彼女が石ころへと落とされてしまった。

しかし彼女は反論した。
十矢くんはそんな人じゃない!」と。
しかも劇薬が盗まれた時間、彼にはアリバイがあった。
彼女に空き教室でダンスを教えてくれていた時間だったから。

けれど誰もが信じてくれない。
石ころ同士庇いあっているのだと。

ここはそういう場所だ。
正しいことを言っても、階級が低ければ誰もがそれに耳を貸さない。
そして間違ったことを言っても、階級が高ければそれは正しいこととなるのだ。

だから自分たちの力で犯人を探す事にした。
幸い石ころ階級では、薔薇階級のための掃除当番なるものが存在した。
自分の階級を上げる点数稼ぎに利用できるらしい。
しかし実際は掃除の仕方に薔薇から難癖をつけられ、減点の対象になるくらいでおいしいところのない役割だ。
二見のミツバチへの移動で欠員が出たからと先生が募集した所で、誰も手を挙げなかった。

しかし今回は彼女がいる。
なんとしても彼の無実を証明したい彼女は、薔薇階級の掃除なら何か薔薇から情報を聞き出せるのでは?と考え手を挙げた。

そうして彼女は石ころへの降格をうまく利用し、薔薇から情報を得る事に成功したのだった。

レイに似た男

彼女が手に入れた情報は、学園内にもう一人の自分が居るという噂話と、深夜に鷺ノ宮レイが部屋を抜け出して何処かへ向かっているのを見たという話だった。

この学園では階級により校則の制限も様々だ。
故に薔薇の者であれば、深夜に歩き回っても咎められる事はない。
けれどレイを見た者の話によると、どうもレイの様子がおかしいというのだ。

そんな報告を彼にすると、白薔薇と呼ばれ女王に仕えるレイならば、女王の飲み物に毒を入れるのは容易いというのだ。
そうして二人は深夜の薔薇寮に忍び込み、張り込みを開始。
噂通りレイが歩き回るか確認し、どこへ向かっているのかを確かめるために。

しかしそんな場面には、そう簡単に遭遇しなかった。
数日張り込みを繰り返した二人は、四日目の夜、ついに部屋から抜け出すレイを見つけた。

するとそのレイは彼らの知っているレイとは随分と雰囲気が違う。
それでも事件の犯人を探したくて、レイを追いかけた二人。
しかし彼女が階段で足を踏み外して声を上げてしまったのだ。
幸い彼に助けられ、怪我をすることはなかった。
しかし彼女のあげた声はレイの耳に届き、つけている事がばれてしまったのだ。

そうしてレイは彼女の顔を見て驚いた後「まだいたのか?俺があれほど警告してやったと言うのに」と言う。
警告とは彼女の転入初日に彼女の制服がズタズタにされ、『死にたくなければすぐにこの学園を去れ』と言う脅迫メモのことだ。
あの時萌花は石ころが犯人だと決めつけていたが、犯人はこのレイだったのだ。

そうしてレイは十矢に「せっかくエデンから逃げ出して来たのに、ここは理想の楽園じゃなかったな」と言うのだ。
更には自分が女王に毒を盛ったとも。

そんなレイにエデンについて問い詰める彼だったが、その声に他の薔薇の生徒が起きてしまい、慌てて逃げ出した。
だから結局分からなかった。
毒を盛った理由も、彼女を脅した理由も、そしてエデンとは何かも。

潔癖な彼

翌日彼女はレイを見つけ思い切って昨日のことを尋ねて見た。
するとそこに彼も現れ、二人でレイを問いただす事に。
しかし問われたレイはといえば、彼らの言ってる事が分からない様子。
それに「昨夜は眠くて10時には寝てしまった」と言うのだ。
その様子に嘘が見当たらず混乱してしまう彼女。

更に彼の様子があの夜からおかしいのだ。
エデンの話を聞いて以来、エデンとは何か?と彼も考えているのだが、そのことを考えると激しい頭痛に見舞われるように。

元々養護教諭のエドワードの話によれば、この学園の生徒はストレスからか不安定な子が多く、皆頭痛を抱えていると言う。
彼も軽い頭痛の経験はあるものの、特に医務室で薬をもらうほどの痛みは未経験だった。

所がエデンの事を聞いて以来、激しい頭痛に悩まされるように。
いつも何かを思い出しそうになると、ひどい頭痛に遮られてしまうのだ。

そんな頃、以前彼を犯人に仕立て上げたことでミツバチに昇格した二見が、彼に謝って来たのだ。
しかし彼は取り付く島もなかった。
正義感の強い彼は、その強すぎる正義感から人の狡さも決して許せない。
だからそれが彼のストレスに繋がっているのでは?とエドワードにも分析されていた。

彼女も同じように萌花に裏切られた。
萌花は石ころに落ちた彼女に対し、あっさりと掌を返した。
だから怒りの気持ちもわかる。
それでも二見に対する彼の態度は目に余るように思えてしまった。
だからその事で意見をしたのに。
それが原因で二人の関係はギクシャクしてしまった。

その事がキッカケで、彼女は自分の気持ちに気づいてしまった。
彼を友達として慕っているのではなく、異性として好きなのだと。
だから辛い。
話せなくなってしまったことが。

そうして一人泣いていた所に、たまたま現れた二見と語り合った彼女は、二見の本当の気持ちを知った。
だから彼にその二見の気持ちを知ってほしいのに、やはり彼は二見の事になると、裏切り者だとめくじらを立て話を聞いてもくれなかった。

だから二見は彼女が関わる不穏な話を耳にしたから、彼女に彼に伝えたかったのに。
それを彼が阻んでしまった。
裏切った二見を嫌悪しているだけじゃない、彼女が二見の前で泣いたと聞いてヤキモチを妬いてしまったからだ。

薔薇たちの嫌がらせ

二見のことで彼と言い争いになり、涙が止まらない彼女。
一人泣いていると、彼女に萌花が声を掛けて来た。
そうして泣いている彼女に驚き、その涙をハンカチで拭ってくれたのだ。

そうして萌花は彼女をカフェに誘ってくれた。
まるでミツバチの頃のように、ずっと悪いことをしたと思っていた、と。
また友達になりたい、と。

本当は彼女も少し腹立たしく思っていた。
それでも嬉しかったから。
泣いている彼女の涙を拭ってくれた事も。
また友達として過ごせる事も。

だから全く疑わなかった。
友達があなたと話したいって言ってるから、ついて来てほしいと言われた時も。

案内されたのは部活棟の倉庫。
こんな所に友達がいるの?と訝しがる彼女に、「ほらあなたは石ころだから、目立つ場所で話す訳には行かないのよ」と言う萌花。

そうして倉庫の中には、一度も話したことのない薔薇の男子が四人待ち構えていた。
驚き入り口で立ち止まるも、背後から萌花に押され、彼女は倉庫の中へ。
そうして萌花により扉は閉められ、閉じ込められてしまった。
見知らぬ薔薇男子4人のいるそこに。

薔薇の男子たちの目的は彼だ。
石ころになって以来、彼女を案じ彼はずっとそばにいた。
非常に目立つ彼といつも一緒にいた事で、彼女は彼の恋人だと皆に思われてしまったようだった。
だから恋人を捕らえて人質にすれば、彼を誘き出せると。

そうして彼女は椅子に縛り付けられ、彼は彼女を人質として呼び出された。
彼女にナイフを当てて脅されれば、いくら彼が喧嘩に強くても手出し出来ない。
ただ一方的な暴力の餌食となるより他なかった。

目の前でボロボロになる彼の姿に耐えられなくて、何度も彼女は止めてと叫んだ。
しかし薔薇たちが彼女の声に耳を貸す事はなかった。
それどころか、彼が気を失った後、彼女に手を出そうとした薔薇男子に暴言を吐いた事で、椅子ごと突き飛ばされてしまったのだ。

命の恩人

その時だった。
中の様子を萌花が覗いたのは。
するとそこには椅子ごと転げる彼女の姿が。

彼女には手を出さない。
少し七瀬を黙らせるだけ。

薔薇の男子からはそう聞いていた。
納得しなくても、相手は薔薇だ。
萌花に逆らうことは出来ない。
けれどあまりの有様に、萌花は倉庫に飛び込んで来て、彼女を庇った。
するとその事に腹を立てた薔薇男子に、今度は萌花が突き飛ばされて脳震盪を起こしてしまった。

石ころの彼女や彼が夕飯に顔を出さなくても、石ころだからと捨て置かれる。
しかし萌花はミツバチだ。
夕飯に顔を出さなければ騒ぎになるだろう。
だから男子たちは仕方なく萌花を医務室へと運んだ。
倉庫の扉に鍵をかけて。

そうして二人きりになった頃、彼が目を覚ました。
そうして薔薇たちが飲んでいたワインの瓶が割れたものを使い、彼は自分のロープと彼女のロープを外してくれた。
その後彼はなんとか脱出しようと、ボロボロの体で扉に体当たり。
しかし全く開く気配が無かった。

そんな時、二人の視界に煙が。
そう、薔薇男子はこの部屋で隠れて喫煙しており、その火の不始末により火災が発生したのだ。
これはなんとしてでも脱出しなければならない。
こんなところで死ぬわけにはいかない。

しかし扉は全く開く事はなく、彼女は燃え盛る炎を目にして突然意識を失った。
何かを思い出したから。
けれどそれがなんなのか、彼女には分からなかった。

炎の中に横たわる二人を助けたのはエドワードだった。
二見がエドワードに知らせてくれたのだ。
たまたま彼女が萌花に連れられて部活棟の倉庫へ行くのを見かけ、様子を見ていてくれたのだ。
薔薇男子が彼女に関する悪巧みをしているのを聞いていたから。

そうしてそんな二見の行動により、二人は命を救われた。
彼女の人を信じる姿勢に感化された彼は、二見を許し、お前は命の恩人だで俺のダチだと伝えることが出来た。

けれど自分のせいで彼女が危険な目にあったと思う彼は、「今まで楽しかったけど、もうこう言うのは終わりにしよう」と彼女を遠ざけようとする。
けれど彼女は彼を探して嫌だと泣くのだ。

そうして二人は互いの気持ちを確認し合い、そばにいる事を決めた。
これからもそばで、共に戦おうと。

エデン

恋人となった二人は、よく彼の部屋で過ごすように。
好きだと認めて以来、彼は割とストレートに彼女に気持ちを伝えてくる。
そんな彼の様子に、嬉しくも戸惑う事も。

そんな恋人の甘い時間を過ごす傍、彼はずっと調べ続けていた。
エデンに関するさまざまな事を。

今日も彼女が訪ねて来た時、彼は本を読んでいた。
聖書に出てくるエデンと関係あるのでは?と思い調べていたのだ。
けれどどうやら宗教関連ではないようだ…と彼女に結果を報告した彼。

宗教?
彼の言葉にある事を思い出した彼女。
それはまだ本土にいた時に聞いた、カルト宗教の話だ。
親がのめり込んで、カルトの教団に入り、戻ってこない生徒の噂話。
なんでも楽園に行けると言う宗教らしかった。

そうして父と見た朝のニュースで聞いた名前。
それがカルト教団のエデンだ。
楽園を求めて若者が次々と入信し、その家族と教団の間でトラブルが後を絶たないと。

だからエデンは宗教だよ!と彼に説明した。
すると彼は教えてくれた。
エデンの事を考えると頭痛が酷いのだと。
何かを思い出しそうになるのに、思い出してはいけないと警告される感じなのだと。

エデンとは一体なんなのだろう?
エデンから逃げて来たと言われた彼。
果たして彼とエデンの関係とは?

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その他のキャラのネタバレ

複数のネタバレがございますが、代表して石ころHappyの記事をご紹介しております。
下記の記事より、その他のネタバレへもリンクから飛んで頂けますので、併せてご覧頂けましたら幸いです。

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