ブランド：アイディアファクトリー
ジャンル：女性向け恋愛AVG
発売日：2021年4月22日
通常版：7,150円(税込)
オトメイトさんのNintendo Switch用ソフト「時計仕掛けのアポカリプス」で江口拓也さん演じるキャラクター、クアト・ヘルトリングのBad Endのネタバレをまとめました。
キャラクター紹介
※「時計仕掛けのアポカリプス」は乙女ゲーム制作ブランド『オトメイト』の作品です。
バナーの画像はこちらからお借りしております。
CVは江口拓也さん。
街で大きな医療院を営む医者の父を持つ彼は、この街の皆と同じように家の後を継ぐべく医者となった。
現在は自分で医療院を営んでいて、人当たりがいい彼は皆に慕われていた。
街の有力者でもある彼の家は、死者の国の女神ヘルの名を冠するヘルトリング。
故に暗殺を裏の仕事としていた。
街の秩序を守るため、住民に隠している都合の悪い事がバレたりしないように。
そうして医者の仕事を利用し、死因を病や事故と偽っていた。
そんな父の仕事を幼い頃から見てきた彼も、今では家督を継ぎ、これからは彼がその仕事を担う事になった。
しかし使命だと言い聞かせはするものの、医者である彼は悩んでいた。
命の重みを知っているから、もっと誠実に命と向き合いたいと。
けれどそれは叶わぬ夢だと思っていた。
何度と父に進言しても、決して殺しをやめてはくれなかったから。
しかし彼は彼女と出会い………。
ネタバレ（あらすじ）
クアトさんの3つのBadをまとめました。
冥府の先の存在
クアトさんがいない。
薬を切らせ困っている患者さんから聞いて、彼女は彼を探した。
幸いユナカの買い物に付き合うと、一緒に外に出ていたので、ユナカと共に探し回る。
しかし彼を見つける事は出来なかった。
ユナカには仕事があるからと、彼女はユナカに仕事に行くように促し、一人彼を探す事に。
往診に出ていたら、いくら探しても見つけられないだろう。
どうすべきか？
考えて一つだけ探し忘れた場所を思い出した。
それが地上への入り口のある森だ。
たどり着いたそこには、昼間はいつもいる見張りがいなかった。
少し階段を登ってみるも、彼の姿はない。
それならそれで地上への入り口を見ておけばいい。
そんな事を考えながら階段を登る。
するとふわりと知っている香りが鼻をつく。
レルネアの香だ。
そうして両親の残したハイドラ病の資料に、「レルネアの花には気をつけろ」と書かれた走り書きを思い出していた。
だから完全に油断していた。
もう誰もいないと思い込んでいた。
そんな彼女を記憶にある嫌な衝撃が襲う。
これはガネットに騙されるように火事のあの日に森へ来て経験した衝撃と痛みだ。
そう、彼女はあの時と同じように、再び彼に刺されてしまったのだ。
しかも彼女を刺した彼は夢現の状態だ。
咳が止まらず体には黒い斑点も見える。
これはハイドラ病の末期の症状。
あれ？冥府の先にまできみがいる。
夢を見ていると思っている彼に、私は本物よと伝えたいのに、口を開くと血が溢れる。
それでも末期の症状に苦しみ、彼女を求める彼を抱きしめたいと思ってしまう。
そうして街を救えなくなると頭で理解しながらも、良かったと思ってしまうのだ。
こんなにも彼女を求める彼に、支配される事をどこかで望んでいたのだろう。
夢現のまま彼は彼女に囁く。
「早く楽にしてあげるよ。大好きなんだ、きみが」と。
そうして彼は彼女の首の骨を抉るように切りつけると、その首筋に口付けた。
叶えたくなかった約束
今日は作戦決行の日。
街の人々を地上へと非難させるための作戦だ。
その最終の打ち合わせに、皆で森へと集まった。
一頻り話をして、解散という所で彼は彼女へとレルネアの祝福をくれた。
作戦に備え、今飲み干してくれと。
彼女は渡されるまま飲み干すと、彼は彼女の幸せを祈ってくれた。
俺がいない場所でも幸せであるように…と。
まるで今生の別れのように。
そうして作戦が決行され、街の人々の避難が粗方終わった所で彼女は街の様子を見に戻った。
途中リアンと出会い、クアトから避難させるよう頼まれていたと言うが、彼を見張っていないと間違いばかり起こすから不安なのだ…と時計台へ向かおうとする彼女。
そんな彼女にリアンはついて来てくれた。
燃え盛る時計台。
危ないからと一人中の様子を見に行ってくれたリアン。
けれど戻る気配がない。
不安になり中へと足を踏み入れると、そこには死体が折り重なっていた。
リアンのそれも。
炎の中、彼女は彼を見つけた。
血の滴るナイフを持った彼を。
そこで彼女は理解した。
彼はヘルトリングを捨てられなかったのだと。
だから彼女は決意した。
約束を果たそうと。
そうして彼に習ったように、ナイフを握り愛するひとへと駆けて行く。
その命を奪うために。
「もう大丈夫。私が殺してあげるから」
きっと、何度だって
やっと街の人を避難させ、彼を助け出して地上へとやってきた。
初めて見る空の広さには不安になるけど、これが今の自分たちの選んだ未来だ。
多くを失って来た。
そして多くを助けることもできた。
なのに、彼女もまたハイドラ病を患ってしまった。
果たしてこれは最良の未来なのだろうか？
だから彼女はやり直す事を決めた。
もう一度やり直そう！
そう呟く彼女に、何を言っているのだ？と訝しがる彼。
だからやり直すのだと説明すると、嫌だと彼はそれを拒否する。
きみを愛していない頃の自分に戻りたくないと。
でも彼女は考えていた。
何度も繰り返すうちに、きっとハイドラ病の薬を開発するのを早められると。
そうしたら沢山の人を助けられる。
だからまた私を愛してくださいと言う彼女。
しかし彼は残酷だと言う。
そんな事を言うきみは嫌いだと。
それでも私のこと好きですよね？と言う彼女に、必ずまた俺を愛さなければ殺す…と彼女の提案を飲む事にした彼。
そんな彼に彼女もまた「私の事を愛してくれないと、私も殺しますよ」と答えた。
自信があったから。
何度やり直しても、彼女は彼を愛し、彼は彼女を愛してくれると。
そうして繰り返す未来の中で、いつかきっと理想の未来を見つけられると。
二人のために、あなたのために。
Happy End
その他のキャラのネタバレ（あらすじ）
ルデル・クロイツ
リアン・イェブラム
ジル・ハニッシュ
ユナカ・ギースベルト
真相
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