ブランド：アイディアファクトリー
ジャンル：女性向け恋愛AVG
発売日：2021年4月22日
通常版：7,150円(税込)
オトメイトさんのNintendo Switch用ソフト「時計仕掛けのアポカリプス」で細谷佳正さん演じるキャラクター、リアン・イェブラムのBad Endのネタバレをまとめました。
キャラクター紹介
※「時計仕掛けのアポカリプス」は乙女ゲーム制作ブランド『オトメイト』の作品です。
バナーの画像はこちらからお借りしております。
CVは細谷佳正さん。
楽器職人の家に生まれながら、親友のリトのピアノに憧れピアニストに。
両親と妹を亡くし、どん底だった彼を救ったのが親友のリトだった。
家族の死に対し、何か出来たのでは？と勝手に家を出た事を悔み、その責任を背負っている所も。
そして亡き親友の願いを叶えたいと思っている。
亡き親友の願いの一つが地上へ行くこと。
そしてもう一つが時計台のパイプオルガンを弾く事だった。
そうして彼は成し遂げた。
祭りの日に時計台でパイプオルガンを弾いたのだ。
炎に包まれながら。
そんな彼のルートの３つのBadをまとめました。
ネタバレ（あらすじ）
リアンさんの3つのBadをまとめました。
巡る因果
炎に包まれながらパイプオルガンを弾く彼の後ろ姿。
それを忘れられない彼女は、やり直した時間の中、時計台を訪れた。
しかし扉には当然の事ながら、鍵が掛けられていた。
それでも少し触ってみると、壊して開ける事が出来そうだった。
壊してしまおうか？
少し迷った。
けれど鍵を壊した犯人は誰だ？と、犯人探しが始まってしまっては、面倒だ。
だから彼女は扉を壊さなかった。
でもそれは言い訳だったのかも知れない。
だって考えても分からないのだ。
どうしたらあの未来を防げるのか？
たった一人、毎日人の生死ばかりを考える事に、本当は疲れてしまったのだ。
そうして瞬く間に時間は過ぎて、結局また彼女は助けられなかった。
もうやり直す事も出来ない。
けれどこれで解放される。
人の生死ばかりを気にする毎日から。
谷に祈る
彼と分かり合えたと思っていた。
パイプオルガンを弾く気はないと言ってくれていた。
けれど変えられなかった。
彼は結局時計台のパイプオルガンを弾き、街は炎に包まれた。
分かり合えたと思っていたけれど、それは彼女の思い上がりだったのだ。
彼は嘘をついていた。
それが辛く悲しかった。
それでもせめて彼を助けたいと思ったのに。
彼は彼女に逃げろと言い、自らその頭を撃ち抜いた。
彼女の目の前で。
外へ出た彼女は炎の中、箱を持つガネットと会った。
彼を助けるには箱は必要だ。
でも何故だろう？
箱を受け取れないのだ。
もういいです…と断ってしまった。
だから彼女は谷へと向かった。
どうせ諦めてしまうのなら、せめて彼と一緒に死にたかった。
けれど残されてしまったから。
だから彼から貰った薔薇の花を持ち、谷へと向かった。
そこは沢山の人が飛び込んだ跡があった。
きっともう逃げられないと思い、ならば亡き家族の元へと考えたのかも知れない。
そうして彼女は祈った。
街の人々と彼の安らかな眠りを。
もらった薔薇は、もう美しく花開いていた。
彼に見せられなかったから、谷へとその花を捧げた。
これできっと彼に見てもらえる。
そうして彼女も飛び込んだ。
愛する人の後を追うように。
消えない気持ち
二度も彼を失った。
だから今度こそはと、積極的に彼に近づいた。
そうして親しくなったのに。
彼女が鍵盤のありかを確認してしまったから。
だからヘルトリング家に狙われてしまった。
まだ何も起きてはいない。
けれど彼は彼女を案じ、自分の家に泊めた。
彼が見張っているうちに、彼女はいつしか眠ってしまった。
そうして夜中に目覚めると、彼は窓から外の様子を伺っていた。
生きを殺し身を隠しながら。
一頻り様子を確認して、ドアの前にしばし立つ。
すると振り返り「少し出てくる。ここで待っててくれ」と言って、外へ出てしまった。
扉が開いた時、人影を見た気もするが、彼が待つように言うのだから、危険な立場の自分は足手纏いだと待っていた。
戻って来た彼は様子がおかしく、彼女に絶対にお前を裏切らないやつはいるか？と尋ねる。
自分じゃ守れないから、誰かに相談しようと。
そうして一度は彼女を手放そうとした彼だったが、やはり出来なかった。
自分で守りたいし、彼女が誰かのものになるのは耐えられないのだ。
そんな彼の気持ちを知り、暗闇の中口付けた二人。
すると金属音が響き渡る。
驚く二人の目に眩い光が差し、暗闇にいた彼は視界を奪われてしまった。
ぐらりと体が傾ぐと力強い腕が彼女を支えてくれる。
良かった、リアンさんだ。
そう安心したのも束の間、「大丈夫か？どこにいる？」と離れた場所から彼の声が。
驚く彼女の首に熱いものが走った。
首を切られてしまったのだ。
そうして彼女は倒れ込む。
次第に視界が戻った彼女の目には、自分の首から流れ出た黒い血溜まりが見えた。
彼女が首を切られた事に気づいた彼が駆け寄り、彼女を抱き上げる。
「やめてくれ！大切なんだ。守りたかったんだ」泣きながら彼女を抱きしめる。
「俺の未来には彼女が必要なんだ！大切な…人なんだ」
彼の声を聞きながら思う。
彼の未来を変えてあげたかったと。
でももう言葉を返せない。
そうして彼女を抱きしめた彼からも、音が聞こえた。
どうやら彼も刺されてしまったようだ。
抱きしめ合いながら終わりを待つ二人。
痛みと苦しみと悲しみに満ちた部屋の中で。
二人で手にしたかった未来には、もう手が届かない。
Happy End
その他のキャラのネタバレ（あらすじ）
ルデル・クロイツ
クアト・ヘルトリング
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真相
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