Daisy2さん、PROTOTYPEさんのNintendo Switch用ソフト「絶対階級学園」で柿原徹也さん演じるキャラクター、加地壱波のネタバレ(あらすじ)をまとめました。
キャラクター紹介
※「絶対階級学園」は乙女ゲーム制作ブランド『Daisy2』『PROTOTYPE』の作品です。
バナーの画像はこちらからお借りしております。
CVは柿原徹也さん。
学年は主人公と同じ二年生で、階級はミツバチ。
最初は同じミツバチ階級という事で、萌花と共に親しく過ごしていた。
他のミツバチの生徒同様、彼もまた薔薇階級に憧れる一人。
女の子から非常に人気があり、薔薇の女子からも可愛がられている様子。
その為とても階級を気にするタイプ。
母と妹がおり、家族を大切にしている。
特に妹の事はとても可愛がっている。
演劇部に所属し、今度の学園祭では主役に抜擢されてる。
ミツバチから主役を演じる事は大変めずらしい事らしい。
感想
別記事にまとめました。
ネタバレ(あらすじ)
石ころグッドエンド「ありのままの自分」のネタバレ(あらすじ)をまとめました。
妹を喜ばせるために
彼には甘えん坊の妹がいた。
母と妹。
そんな家族構成からか、きっと父が居ない分、兄への想いが強かったのかもしれない。
よく手紙のやり取りをしているし、何でも一番に兄に話してくれるような妹だ。
当然そんな風に甘えられると、兄としても可愛くて仕方がない。
だから学園の友人や仲間たちには話さないが、妹を溺愛していた。
いつもロケットに写真を入れて、肌身離さず。
昨年の学園祭の事。
妹は母親と共に、兄の出演する演劇を見に学園を訪れた。
しかし兄は主役ではなかった為、「お兄ちゃんの出番が少なくてつまらない」と途中で観劇をやめてしまったのだ。
そこまで兄に期待していることが嬉しくて。
だから彼は、翌年の学園祭には絶対いい役をとって妹を喜ばせようと心に決めていた。
そうして彼は、今年の学園祭の演目『ハムレット』で見事主役を手にしたのだ。
薔薇階級も参加している部活動。
どうしても階級制度があるこの学園では、薔薇ばかりが優遇される。
そんな中、ミツバチでありながら主役を手にしたのだ。
快挙だと言ってもいい。
だから学園祭を楽しみにしていたし、練習にも励んでいた。
なんとしても成功させて妹を喜ばせよう、と。
それくらい彼にとって、妹の存在は大きくて、演劇は大切なものだった。
家族思いで女好き
学園祭の演目も配役も決まり練習に励んでいた頃、学園に初めての転入生が現れた。
ちょうど彼と同じミツバチ階級だ。
彼は元来女の子が好きだ。
ちょっと気に入った子が居たら、サラサラと流れるように口説き文句を口にする。
別に好きな訳ではないのだ。
ただその時楽しく過ごせればそれでいいと、そんな感じのものだった。
それでも口説かれた女の子は、真剣になってしまう子も多かっただろう。
しかし本土からやってきた転入生は、なんだか今まで口説いて来た女の子とはちょっと違っていた。
階級制度にも馴染んでなくて、なんとなく危なっかしい。
そんな彼女とより親しくなる切っ掛けは、彼が女の子を怒らせて水をかけられたのを見られた時だろう。
他の女の子と親しくしないでほしい。
そんな無理な事を言うその子との付き合いが終わりを迎えたからだ。
その時彼女は父親からもらったポーチをなくしてしまったと、必死に探していた。
彼女のその様子に、自分も妹からもらったものを無くしたら…と考えたら、気持ちが理解出来てしまった彼は、一緒に必死に探しものを手伝った。
その時に互いに家族の話をした事で、彼女は他の子よりも少し特別な女の子となったのだ。
家族は大事、妹はとてもかわいい。
でも他の子に話したら、きっとシスコンだと笑われる気がした。
だから誰にもしなした事がなかったのに。
彼女は「家族を大切にするのは素敵な事だよ」と、当たり前のように受け入れてくれたのだ。
こんな事は初めてだったし、なんだか心地よかった。
だからもっと親しくなれると思ったのに。
そんな時間は長くは続かなかった。
自分の立場を、主役の座を
転入生が入って来て初めてのダンスバーティーの席で、女王のグラスに毒が盛られた。
幸い暗殺未遂事件で終わったものの、大きな騒ぎとなった。
その直後の臨時のお茶会で、彼女は突然石ころに落とされてしまった。
彼女自身は何もしたつもりはない。
階級の移動に関しては女王の一存だ。
詳しい事はわからない。
わけが分からないという様子の彼女は、困ったように彼に声を掛けた。
でも彼は薔薇階級に憧れていた。
そしてミツバチとして初の主役の座を手に入れてもいた。
守らなければならなかった。
今の自分の地位を。
皆も詳しい事は分からないのかもしれない。
それでも誰もが思っているのだ。
石ころなんかと関わってはいけない。
自分も石ころに落とされてしまうから…と。
彼も萌花もそうだった。
石ころになんて落とされる訳にはいかない。
だって石ころはいつも薔薇にもミツバチにも虐げられているから。
今度は自分があんな惨めな目に遭うなんて耐えられないから。
だから彼女が不安げに声を掛けても応えられない。
今までの関係は終わりにするしかないのだ。
そうして彼は彼女を冷たくあしらった。
「話しかけるなよ」と。
それでも完全には冷たく出来ない。
彼女が気になって仕方がないのだ。
話したい。
それでも人目があるところでは無理だ。
そうして彼は人目のないところで、彼女と話すようになった。
それでも誰かに見つかる訳には行かない。
だから二人きりのところに薔薇の女子がくれば「話しかけてくれて助かりました。困ってたんですよね。この石ころにしつこく付きまとわれて」と、容赦ない言葉を口にする。
その一言でどれほど彼女が傷つくかなんて、考えもしないで。
ただ必死だったのだ。
自分の立場を、主役の座を守る事に。
盗み撮り
しかしある時ボート小屋で彼女と二人きりのところを写真に撮られてしまった。
犯人は彼を恨むミツバチ男子だろう。
何でも彼に彼女を奪われたらしいのだ。
そうして彼を恨み、面白いネタを提供します…と新聞部の部長に話をしていた事があったから。
またその写真のタイミングが悪かった。
もともと彼女と湖のほとりで話していた時、悪ふざけが過ぎて彼が湖に落ちてしまったのだ。
そのまま教室に戻る訳にも行かず、とりあえずボート小屋へと避難した二人。
そこで彼の服を乾かそうと、彼は上半身裸の状態。
その時たまたま躓いた彼女を抱きとめようとした彼。
上半身裸の男が女子を胸に抱いている。
そんな写真を見たら、誰もが二人の関係を怪しむに決まっている。
実際に何があったのかを話したところで、誤魔化す為の言い訳としかとってもらえないだろう。
そうしてある日、新聞部の部長に呼び出され、その写真を見せられた二人。
この写真を学園新聞に掲載されたくなかったら、鷺ノ宮レイのスキャンダル写真を撮影して来い!と脅されてしまったのだ。
何でもレイはに、夜な夜な寮を抜け出しているとの噂があったのだ。
だからその様子を撮影してくれるように…と言いつけられた。
二人で深夜に薔薇寮の前で張り込みをしていると、その日ちょうどレイが現れた。
茂みに隠れた彼はそこでレイの姿を隠し撮りした。
しかしいつもとはどこか様子が違うレイは、すぐにその気配に気づき二人を見つけた。
そうしてカメラから自分が写っている画像をすべて削除。
二人に脅しをかけるような事を言うのだ。
とてもあの鷺ノ宮レイとは思えない話し方に態度。
だから彼女は焦りながらも違和感を拭いきれなかった。
そうしてレイに新聞部の部長に脅されてした事だと話すと、後できっちり仕返しをするような事を口にして、部屋に戻るよう促された二人は、重い足取りで寮へと戻った。
お願い、壱波を助けてあげて
依頼を失敗した旨を新聞部の部長に告げると、当然激怒された二人。
今度の学園新聞で二人の写真と記事を載せると言われてしまった。
慌てて頼み込んだものの、取り付く島もなく追い出されてしまった。
落ち込む彼に、「レイさんがなんとかしてくれるかもしれないし」と励ます彼女。
しかし彼はそうは思えなかった。
このままあの写真が掲載されればきっと石ころに落とされてしまう。
失うもののない彼女はいいけれど、自分には主役の座もミツバチの階級も、守るべきものがあと言うのに。
だから「キミとなんて親しくしなければ良かった」と告げた。
その言葉に彼女も深く傷ついてしまった。
だって彼女が頼んだ訳じゃないのだ。
彼が自分の意志で話しかけてくれていたのだ。
なのにこんな状況になったからってそんな風に突き放すなんて。
こんな辛い気持ちになるのは、彼に惹かれてしまったせい。
そんな気持ちになってしまったのは、彼が話しかけてくれたせい。
「私だってこんなことになるなら、話さなければ良かった!壱波くんのせいだ!」
売り言葉に買い言葉で言い返した彼女。
そうしてそのまま彼は去っていき、その後全く口を聞いてくれなくなってしまった。
それからというもの、彼女は何度も謝ろうと声を掛けるのに、無視され続ける日々。
そんな状況に落ち込んでいると、萌花が声を掛けてくれた。
萌花の話しでは、彼はあれ以来女遊びが激しくなり、演劇部の練習でもボロボロで、そろそろ主役を降ろされそうだというのだ。
そうして萌花は彼女に頼んだ。
「壱波を助けられるのはあなたしかいない。お願い、壱波を助けてあげて」と。
酷いことを言われた。
自分も酷い事を言った。
それでも嫌いになれなかった。
だから彼女は演劇部の練習を見に行った。
するとそこには確かに身の入らない演技で、散々ダメ出しを食らっている彼がいた。
そうして「このままでは代役を考えるよりほかない」と部長に言われてしまったのだ。
一番大切なもの
その日の夜、ぼんやりと外を歩く彼の姿を見つけた彼女。
嫌な予感がして、彼を追いかけると、彼は台本に火をつけたのだ。
あれが燃えたら壱波くんの心が燃えてしまう!
そう思った彼女は、砂を掛けて火のついた台本を消化のためにその手で叩いた。
素手で火のついた台本に触れた彼女は、手に火傷をおったものの、台本はなんとか消化することに成功した。
その後彼女を医務室に連れて行き、手当をしてもらった。
その帰り道の事だ。
彼は彼女の前で、今ならできそうな気がするといい、突然ハムレットを演じ始めた。
それは以前彼の調子が良かった頃に見た演技よりも、数段素晴らしいものとなっていた。
今回の事で彼は気づく事が出来たから。
自分にとって何が一番大切なのか。
ずっと階級がすべてだと思っていた。
そもそもミツバチ以上でなければ演劇部に所属していても、舞台に上がる事が許されないからだ。
彼にとって、芝居は何よりも大切なものだった。
彼は時折悪夢にうなされる。
自分とはあまりに境遇の違うもうひとりの彼と妹の夢。
それが本当の自分ではないと思うのに、でも怖いのだ。
もしそれが本当の自分だったら?、と。
とても恐ろしい夢だったから。
でもそんな恐ろしい夢も、役に入り込んで演技をしていると忘れられるし、映画を見て演技の事を考えていると忘れる事が出来たから。
そうして彼にとって、その演技が何よりも大切なものとなったのだ。
そしてそれを守る為に、最低でもミツバチの階級は必要だった。
でも今なら分かる。
そんなものは必要ないのだと。
石ころに落とされるのなら、それでも構わない。
むしろ周りの目を気にする事なく、彼女のそばにいられるからいいことかも知れない。
舞台だって立てなくても問題ない。
本当に演技が好きならば、別に舞台に立たなくたってどこでも芝居はできるのだから。
そうして彼は今まで遊んで来た女の子とすべて別れ、彼女と向き合うことに。
本当に彼女が好きだから。
もう気にする事なく、彼女に声を掛ける。
好きな女の子に話しかけて何が悪いのさ…というように。
食事だって、彼女と採りたいからと平気で石ころのテーブルで食べる。
彼女の隣はオレの席だから…と。
そうしてひと目を気にする事なく彼女と過ごすようになった彼は、ある日彼女を特別な場所へと案内した。
演劇の勉強に使うから…と視聴覚室の鍵を借りている彼は、一人でそこで映画を見て芝居の勉強をしていた。
そして沢山並ぶ映像作品の棚の後ろに隠し棚があるのを見つけた彼は、それを彼女に見せてくれた。
「最近では先生が本土からこっそり持ち込んだ、この棚の作品を見るのが楽しみなんだ」という彼は、今日は彼女と恋愛ものの映画を見ることに。
幸いまだ彼も見てない新しい恋愛作品が増えていたので、それをチョイス。
しかしその作品の中に、彼の妹が出演していた。
他人の空似なんてものではない。
妹そのものなのだ。
実は本土でデビューしていた…なんて事があれば、一番に彼に連絡をくれるはずなのだ。
しかし妹の口から一度も映画の話も、芸能界デビューの話も聞いた事がない。
混乱する彼は、それが原因なのだろうか?
突如激しい頭痛の発作に見舞われた。
医務室に行くのを拒否する彼は、少し落ちいついた時、彼女に悪夢の話をしてくれた。
自分が何者なのか時々わからなくなって、怖いという彼は、「ねぇ、ずっとそばにいてくれる?」と彼女に問いかける。
「何があっても、私はずっと壱波くんのそばにいるよ」そう言って手をにぎる彼女。
あの妹の映画に隠された真実とは?
加地壱波のその他のネタバレ(あらすじ)
薔薇Happy
Bad End
真相Happy
真相Bad
その他のキャラのネタバレ(あらすじ)
複数のネタバレがございますが、代表して石ころHappyの記事をご紹介しております。
下記の記事より、その他のネタバレへもリンクから飛んで頂けますので、併せてご覧頂けましたら幸いです。
鷹嶺陸
鷺ノ宮レイ
七瀬十矢
五十嵐ハル
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