ブランド:アイディアファクトリー
ジャンル:女性向け恋愛AVG
発売日:2021年4月22日
通常版:7,150円(税込)
オトメイトさんのNintendo Switch用ソフト「時計仕掛けのアポカリプス」で寺島惇太さん演じるキャラクター、ルデル・クロイツの感想とネタバレをまとめました。
キャラクター紹介
※「時計仕掛けのアポカリプス」は乙女ゲーム制作ブランド『オトメイト』の作品です。
バナーの画像はこちらからお借りしております。
CVは寺島惇太さん。
元々は孤児だったが、現在は指導役候補としてクロイツ家の養子となった。
兄であるアンバーとは、互いに指導役候補としてライバルのような関係。
しかしそんな中でも彼はアンバーを兄として本当に慕っていた。
ユナカの家で暮らす主人公とは、ユナカを交え幼馴染三人組として昔から仲良し。
地上にいく会やパンケーキの会など、よく三人で集まって過ごしていた。
過酷な環境の中、感情豊かな彼女から様々な感情を教えられたと感謝していて、彼女にはとても甘い。
感想
別サイトにまとめた攻略直後の感想です。
ネタバレ(あらすじ)
俺はどの未来でもきみに感謝し、きみを深く愛していたよ。
きみが笑い、怒り、悲しみ、喜び、沢山の感情に染まった時、俺の心まで染まって行く気がした。
きみから全てを教わったよ。
恋も愛も全部…誰かを信じ抜くことも。
指導役候補
孤児として育った彼は、幼い頃クロイツ家の養子となった。
そこで彼は兄のアンバーと出会った。
孤児だった彼は家族をえたのだ。
しかし父のオリビンが彼らに父親として接する事は一度もなかった。
そう、そもそもオリビンは子供として養子を迎えた訳ではないのだ。
クロイツ家の仕来りに乗っ取り、時期指導役候補として有能な子供を二人選んだに過ぎなかった。
だから二人にもライバルだと教えた。
どちらか一人しか指導役になれないのだから、二人で争うのだと。
それでも二人は強い絆で結ばれた。
本当の兄弟のように。
彼はアンバーを本当の兄のように慕い、後継者候補として争うのではなく、兄こそが相応しいと心から思っていた。
けれどアンバーは違った。
アンバーは善良で優しくはあるが、それは指導役になるためそう振舞っているだけ。
誰かを心から信頼などして居なかった。
それは弟である彼も含めて。
クロイツ家の秘密
指導役としてずっとギムレーに君臨して来た家、それが彼が暮らすクロイツ家だ。
今からずっと昔の事、そのクロイツ家に二人の息子が産まれた。
指導役を継げるのは一人。
兄がその役を継ぐと、それを不満に思った弟は街に火を放った。
それがギムレーで唯一起こった火災だ。
以来ギムレーでは火事を恐れ、魔法の火を使うようになった。
魔法の火ならば火事を起こす心配がないからだ。
そうしてクロイツ家ではその出来事をきっかけに、後継者候補が複数となった場合、指導役を継いだ者以外の子供の命を奪うように。
そうしていつしかクロイツ家では当主が子をもうける事はなくなり、養子を取り、一人を後継者とした後、もう一人の命を奪うように。
だから兄のアンバーの就任式で事故が起こったのだ。
仕掛けたのは父のオリビン。
アンバーが跡を継ぐのなら、邪魔な彼を消そうとと考えたのだ。
兄弟の絆
彼を消すだけなら、何も式典の最中に事故を起こす必要はない。
しかしオリビンは危惧して居た。
アンバーと彼の間に兄弟の絆が生まれた事を。
指導役は冷徹でなければならない。
決められたルールを守るために。
だから試したかったのだ。
弟が事故に遭う様子を静観する事が、果たしてアンバーに出来るのかどうか。
しかし彼女が経験した最初の過去で、アンバーはとっさに弟を庇った。
そうして事故に遭い怪我を負った。
クロイツ家の掟で、四肢に問題のある者は指導役を継ぐ事が出来ない為、代わりに彼が跡を継ぐ事に。
しかしユナカは殺され、街は大規模な火災により多くの命が失われた。
その時ガネットが箱を差し出し彼女に言った。
時間を戻せると。
やり直して望む未来を掴むのだ…と。
だから彼女はユナカを街の人々を守りたくて、もう一度やり直す事を決意。
ガネットに渡された箱を使う事に。
助けられない
やり直した世界で、彼女は同じ未来を辿らないため、沢山の事を考えた。
あの火事を防ぎユナカを守れば、やりたい事は全部後からできる。
そう自分に言い聞かせ、心を鬼にしてユナカの家を出て一人で調べ物をして。
なんとか火事を防ごうとした。
しかし就任式での事故は防げず、アンバーは前回よりもさらに重傷を負った。
ユナカの死を防いだものの、街は炎に包まれ、今度は彼を死なせてしまった。
そうして再び姿を見せたガネットから箱を受け取り、彼女はもう一度時間を戻した。
けれど運命はなかなか変えられない。
どんなに一人で頑張っても、どうしても就任式で事故は起き、アンバーが負傷し、火災も起こってしまう。
今回は彼女の様子を不審がる彼に、一部だけ嘘を交えて話をしたのに。
それでも変えられなかった。
しかも彼女が見つけた時、彼は負傷した兄に呼び出され、その後銃で撃たれ瀕死の状態だった。
そんな彼に駆け寄ると、もう一度やり直して伝言を頼むと言うのだ。
次回の自分に兄と話し合えばきっと分かり合える。
諦めずに話し合うよう伝えて欲しいと。
二人の力で
そうして時間を戻した彼女は、迷わず彼の元に行き、全てを話した。
彼の協力の元、兄の裏切りを踏まえた上で計画を立てる。
そんな中、どうしても彼ら兄弟がわかり合う必要があると感じた彼女は、リアンに話をした。
兄弟がわかり合うために。
話を聞いたリアンは、アンバーに話してくれた。
弟を信じるように…と。
そうして兄弟はわかりあい、協力して祭りと就任式に臨んだ。
入念に準備をしたにも関わらず、父により事故を起こされ、兄を庇った彼は足を負傷。
それでも二人で未来を切り開くため、兄の協力の元奮闘するも、最後の計画を成すために時計台で待ち合わせた二人の元にオリビンが現れた。
アンバーを伴って。
オリビンの話では、アンバーが彼らの企みを全てオリビンに報告したと言うのだ。
だとしたら計画は台無しだ。
しかし彼は疑わなかった。
信じて殺されるのなら仕方がないと、覚悟を決めて居た。
所がアンバーは違う形で弟に協力しており、二人は予定通り火災で死んだ事になり、無事に上層へと避難出来た。
結局彼女が何度も見た街の人々を襲う火災が起こる事はなかった。
果たしてどこで未来が変わったのか?
はっきりした事は彼女にも分からない。
けれど彼女はついに守る事が出来たのだ。
大好きな街の人々も、愛する彼の事も。
これからは上層に彼が用意した拠点を中心に、地上を目指す予定だ。
そこで新たな人生を歩むため。
困難を切り抜けた二人だから、きっとまた支え合いながら地上へとたどり着く事だろう。
Bad End
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真相
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