キューピット・パラサイト【ラウル・アコニット】

この記事は約15分で読めます。
Nintendo Switch用ソフト 
ブランド:アイディアファクトリー 
ジャンル:女性向け恋愛ADV 
発売日:2020年8月20日

オトメイトさんのNintendo Switch用ソフト「キューピット・パラサイト」で八代拓さん演じるキャラクター、ラウル・アコニットの感想とネタバレをまとめました。

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キャラクター紹介


※「キューピット・パラサイト」は乙女ゲーム制作ブランド『オトメイト』の作品です。  
 バナーの画像はこちらからお借りしております。

CVは八代拓さん。
趣味パラサイトと呼ばれる神話マニア。
職業はシリウッド俳優で、CCへの入会も婚活ではなく演技の幅を広げるためなんだとか。

幼い頃、オイスターを食べて死にかけた時、神に助けられた…と信じている人。
それがキッカケで神話マニアになった彼。
その当時彼を助けてくれた神の容貌を覚えており、オーダーメイドで石像を作り大切にしている。

経験型の役者であるため、恋愛映画での恋愛演技に問題あり。
そのため、恋愛を経験させようとマネージャーがCCに入会させた。
趣味パラサイトゆえ誰ともうまく行かず、最終的には彼女が恋愛演技の先生となることに。
そうして二人の距離は縮まり………。

感想

アコニットさんの感想をいくつかの項目に分けてまとめました。

ビジュアルについて

シリウッドスターという事で甘いマスクです。
髪型とかも、多分この中で一番好みかも?
暖色な髪色も好きです。

ただ、たくましい所が苦手です(笑)
私は線の細い方が好きなので、彼はたくましすぎるかな?と。

性格について

素直でいい人でした。
かわいい感じでもありました。

体がガッチリしているので、そのかわいい感じがどうもちぐはぐに思えてしまって。

多分このギャップにときめくという方も多いと思いますが、私の感覚だとどうもそうはならなかったのです。

でも人としてはとてもいい人でした。
明るいし、優しいし。
ただちょっと馴れ馴れしくはあるので、もう少し節度のある感じでお友達がいいな(笑)

恋人として

好きになったら大切にしてくれました。
ただ最初の彼の恋愛観というか、体の関係への考え方がダメかな?

彼のスターという状況や、シリウッドの中での事を考えれば、仕方ないのかな?とは思います。
でも私はあまり受け入れられない感じでした。

モテる人なので、きっと誰か素敵な人と巡り合ってくれるだろう…と思えてしまいました。

仲間として

仲間としてというか、友人としてなら好きかな?と思いました。
優しいし、冒険慣れしているので、とんでもない状況の時に頼りになりそうだし。

ただ友達とも気軽にメイク・ラブしちゃいそうな感じは、ちょっとダメかな?(笑)
そこは恋人と楽しんで欲しい所です。

ときめきポイント

ときめきというか、インディー・ジョーンズのような冒険が出来た所は楽しかったです。
後、「ラクダに乗った女神」の撮影中のラウル!
寧ろそのバージンの方が好きだよって思いました。

彼個人というよりは、シナリオとして面白いなと思いましたね。
後はおばさんの新たな一面を知る事が出来たりしたのも良かったです。

それから、彼女がキューピットだと知った後のラウル。
そこはいい感じだったかな?
人間としてここにいる!という彼女の言葉をちゃんと理解して、そういう風に接してくれた所は、とても心に響きました。
素敵な人だな…って。

ネタバレ(あらすじ)

確かにキューピットだけど。
彼女はオレにとっては、普通の女の子なんだ。

叔母さんの好きな人

それはずっと昔、彼女がキューピットとしてまだ存在していなかった頃。
彼女の叔母であるミネルヴァ神は、一人の人間の男に恋をした。
とても好きだったのだ。

それでも神と人間。
生きる時の長さが違う。

でもミネルヴァは知恵の神。
だから薬を作ったのだ。
好きになった男を不老不死にするための薬。

ミネルヴァの愛した男。
それはマケドニアの王、アレキサンダーだ。

そうして愛する人との悠久の時を手に入れたくて、ミネルヴァはアレキサンダーに薬を飲ませた。
うまく行くはずだった。
間違いなく不老不死の薬だった。

けれど威力が人間には強すぎたのだ。
自身が神であるがゆえに、薬の強さを間違えたミネルヴァ。
けれどそうとは知らずアレキサンダーに飲ませてしまった。
そうしてアレキサンダーはその薬が元で、30代という若さでこの世を去った。
その後歴史には熱病で死亡したと記されることに。

けれどミネルヴァは諦めなかった。
幸い自分は神だ。
時間ならいくらでもある。
だからひたすらに待っていた。
アレキサンダーの魂が再び生まれ変わる事を。

そうしてついに見つけたのだ。
愛する人の魂が人として生まれ変わったのを。
それがラウル・アコニットという考古学者の息子だった。

以来ずっと見守ってきた。
彼がオイスターで死にそうになったときも、ミネルヴァは彼を助けた。
そしてその時ぼんやりとミネルヴァの姿を見た彼は、神様に助けて貰ったと思っていた。
更に、それがネプチューン祭りの時だったため、彼はミネルヴァの姿をネプチューンだと思い込んだのだ。
その事をキッカケに、彼は神に興味を持ち、現在の神話マニアとなったのだ。

一方彼を助けたミネルヴァはと言えば、ずっと見もり続けながら、機会を伺っていた。
彼の魂と前世であるアレキサンダーの魂を逆転させるチャンスを。

キューピットは代替わり制

方法は簡単だ。
キューピットの金の矢と鉛の矢、その2つを同時に目的の人物の肉体に射ればいい

ただ一つだけ問題があった。
キューピットの矢は、その所有者であるキューピットの体から外す事が出来ない神具だという事。
しかし例外があった。
それはキューピットが代替わりをする瞬間だ。
現在のキューピットがその役目を終えれば、キューピットから矢が外れ、新たなキューピットが任命されるまでの間だけ、他の者が手にする事が出来るのだ。

キューピットが任務を終える瞬間。
それは人間に恋をした時。
キューピットは神であるが、人間に恋をすれば人間となり、キューピットの任を解かれる
だからミネルヴァは待っていた。
彼女が人間の男に恋をするその時を。
愛する恋人を本当の意味で取り戻すために。

そのための準備として、ミネルヴァは彼女を自分の部屋に誘い、人間について色々と教えた。
そうして彼女が人間に興味を持つよう、一緒に映画を見たりしたのだ。

案の定彼女は人間に興味を持ち、人間の素晴らしさを知った。
だから神が導かなければ!という考えの父親と喧嘩となり、人間界へ家出をした。
それも全てミネルヴァの狙い通りだったのだ。

そうして大学を卒業し、憧れのCCへ入社した彼女は人間としての暮らしを満喫していた。
そんな中、パラサイト5の担当となり、ミネルヴァの想い人の生まれ変わりの彼と出会った。

しかしパラサイト5のメンバーは、パラサイトハウス終了後、全て退会。
彼女と彼との接点はなくなったかのように見えた。
所が、結局CCでも恋をする事が出来なかった彼は、主演映画の撮影に苦戦していた。
何でも体験型の役者だという彼は、恋の経験がないため、それを表現する事が出来ないのだという。

そうして悩んだ末にマネージャーが出した答えは、再びCCに頼るというものだった。
けれど今回は会員とのデートではなく、前回パラサイト5の担当をしていた彼女に、恋の演技の先生として、出張アドバイザーとなってもらう事だった。

演技の先生として彼と共に過ごす中、彼女は彼が恋に興味を持てない原因にすぐに気づいた。
それは彼に限った事ではなかったが、シリウッドスターの間では、恋人でなくても気軽にメイク・ラブする関係になるのが普通だという事だ。

恋の美味しい所だけをつまみ食いしている彼ら。
だからなかなか本当の恋愛にたどり着かない。

本当に恋をしたらば、楽しい事ばかりじゃない。
辛い事苦しいことも沢山ある。
けれど彼らのように、快楽を先に手にしてしまえば、何も面倒な恋愛なんて必要ない…と考えてしまうのだろう。

そこで彼女は彼に気軽にメイク・ラブするのをやめるように注意したのだが、「そんなに悪い事かな?みんなやってるよ。フィットネスみたいで楽しいよ」という彼。
更には彼女を誘うのだ。
一度やってみない?と気軽に。

最初こそ面食らった彼女だったが、たしかに彼の言う通りだ。
経験もないくせに、ダメだと言っても相手に何も伝わらない。
だったら飛び込んでみた方がいい
…と。

そうして彼女は彼の提案に乗り、彼と一夜を過ごした。
強烈な体験だった。
彼のいうようにフイットネスみたいだった。
楽しくて気持ちよくて。

けれどだからこそ思ったのだ。
快楽は強すぎるから、それが先に来ては恋愛のさまたげになると。

実際に経験した彼女が言う言葉には説得力があったのだろう。
以来彼は先生である彼女に従うように。

そうして行動を共にする時間が増える中、二人は次第に惹かれ合うように。
けれど自身がキューピットの彼女は気づかない。
彼がどんなに想いを寄せてくれても、自分も彼に惹かれていても。

そうしてじれったい二人にしびれを切らしたミネルヴァが、また二人の恋を進ませるために新たな策を講じたのだ。

ギリシャでアドベンチャー

彼の演技を見て、彼が彼女に恋をしていると気づいたマネージャー。
もう恋の演技は監督からも絶賛される程上達したこともあり、CCからの出張アドバイザーの契約を終了する事を彼女に告げた。
その事に少しの寂しさを感じつつも、自分が恋をしていると知らない彼女は、またいつもの仕事に戻る予定だった。

しかし溜まりに溜まった有給を消化するよう会社から言われてしまった彼女。
そうして強制的に二週間の休みを与えられてしまった。

その頃、彼もまた監督が突然の盲腸で撮影が中断。
急遽休みが出来てしまった。

そんな時、彼の元にギリシャで新たな遺跡が発掘されたとの知らせが。
そこで彼は彼女を誘ってギリシャに行く事にしたのだ。

当然ここまで全てがタイミングよく起こるなんてありえない。
全て叔母のミネルヴァの仕業だった。
二人が恋を自覚するために、背中を押すために。

そうしてミネルヴァの策略にハマった二人は、ギリシャの遺跡発掘中に、地下の神殿に二人だけ落ちてしまった。
とんでもない出来事に唖然とした彼女だったが、両親が考古学者で、幼い頃から共に冒険を繰り返して来た彼は頼もしかった。
持ち前の明るさで、何でもないさ…と前に進む。
そんな彼の行動力と明るさに励まされた彼女。

そして遺跡の中で時折襲ってくるトラブルにも、彼は余裕で対処してくれたのだ。
更には彼女が怪我をしたときも、彼は彼女を助けてくれた。
しかも傷が予想以上にひどい事から、彼女に「見るとびっくりすると思うから、見ないほうがいいよ」と声をかけて、慣れた手付きで手当をしてくれた。

しかし傷が元で、彼女は次第に衰弱してしまう。
元々神界は空の上にあるからだろうか?
地下に落ちた時から、彼女は戸惑っていたのだ。
空が見えない事に。
怪我をした事で余計にそのことも苦しさをます原因となった。

ひどい熱で、なんとか脱出したいのに、道のりは遠い。
必死に彼女を背負い歩く彼も、次第に体力の限界を感じるように。

だから祈ったのだ。
神が助けてくれると信じて。
だって神の中にはヴィーナスやマーズ、そしてミネルヴァがいる。
親類である彼らなら、彼女のピンチを放っておくはずはない。

だから彼は三人に呼びかけた。
助けて欲しい!と。
彼女が危険なのだ…と。

すると彼の言葉にミネルヴァが応えた。
そうして二人は共に神界へと導かれたのだ。

アレキサンダー大王

なかなか目覚めない彼女を見守る彼。
本来ならば、神話好きの彼が神界に来たのだ。
大はしゃぎで中を見て回る所だろう。

でも今はそれどころではない。
ただ彼女が心配でたまらないから。

そう、いつしか彼の中で一番大切なものが変わっていた。
今までは恋なんで面倒だと思っていた。
一人で石像を磨いている方が楽しいと。
でも彼女と過ごすうちに変わったのだ。
何より彼女との時間が心地いいと。
そして神話よりも神よりも、彼女が彼の一番なのだと。

それはまた彼女も同じだった。
ギリシャの発掘現場で何度も彼に助けられる中、ずっと感じていた感情の正体に気づいたのだ。
これが恋心なのだと。

そうして彼女が目覚めた時、二人は互いの想いを伝え合い、そうしてキスを交わした。
もうすでに体も重ねている二人。
それでも心が通い合ってからのキスは、今までのそれとは何もかもが違っていた。

ミネルヴァの目論見通り、二人が心を通わせた事で、ついに彼女の首からキューピットの矢が落ちた。
今まで外そうとしても外れなかった金のペンダント。
それが勝手に落ちたのだ。

その事に驚く彼女。
けれどそこに現れたミネルヴァが教えてくれたのだ。
キューピットは人間に恋をすると人間になると。
そうして人間になる事で、キューピットの任を解かれるから、その矢が取れたのだと。

人間になると聞いて彼女喜んだ。
神としてでなく、彼と同じ人間として過ごす事が出来るのだ!と。
けれど喜ぶ彼女の目の前で、ミネルヴァは彼女の矢を使い、彼に金と鉛の両方の矢を射たのだ。

キューピットの矢には神の理を超える力があるという。
だから同時に異なる2つの矢で射抜く事で、現世の魂と前世の魂を入れ替える事が出来るのだという。

代替わり制のことも初耳だったが、キューピットの矢にそんな力があるなんて知らなかった彼女は驚いた。
そんな事があるはずがないと。
しかし叔母の言う通りだった。
目の前の彼は、たしかに彼なのだが、雰囲気も話す言葉も別人になってしまった。

そう、今の彼は前世のアレキサンダーと入れ替わってしまったのだ。

驚く彼女だったが、叔母は容赦なくそんな彼女を神界から突き落とした。
人間として暮らしなさいね」と。

もう一度だけ私に力を貸して

一人落とされた人間界。
そこでは異常気象が起こり街は混乱していた。
外では竜巻が巻き起こり、そんな異常な光景を前に、彼女は立ち尽くしていた。

するとそこに彼が降臨してきた。
いや、彼なのはその外見だけ。
中身はアレキサンダーだ。
そして彼が幼い頃、彼の父が発掘したというアレキサンダーの鎧を身にまとった彼は、アレキサンダーとしてテレビに映し出された。
「我が名はアレキサンダー。この世界は今後我が統べる」と。

異常気象だけでも驚いている人々だったが、彼がシリウッドスターだったことも手伝い、殆どの人々が、これを映画のプロモーションだと勘違いした。
次回作のプロモーションかな?前作の続編って言ってたけど、雰囲気全然違うよね?でもかっこいいから見てみたいかも?」と概ね好評のようだ。

そんな中、彼の姿が映し出された映像を見た人が、彼のいる海岸の名前を口にしたのだ。

だから彼女は駆け出した。
彼ともう一度話したくて。
あなたはアレキサンダーなんかじゃない!ラウル・アコニットよ」と伝えたくて。

そうして海岸にたどり着いたものの、彼を説得しても全く聞き入れてもらえなかった。
もう完全にアレキサンダーになってしまったのだろうか?
彼女の声はアレキサンダーの中にいるはずの彼に、届く事はないのだろうか?

そこにミネルヴァが現れて、彼女に全てを話してくれた。
彼女に近づいて人間の事を教えた理由を。
全て愛する人を取り戻すためなのだ…と。

するとミネルヴァを見ていたアレキサンダーが、突然ミネルヴァを刺したのだ。
彼は覚えていたのだ。
ミネルヴァに不老不死の薬を飲まされ苦しんだ挙げ句、命を落としたあの瞬間を。
だから恨んでいた。

けれどミネルヴァはと言えば、刺された事に驚きはしたものの、自分は神だ。
死んでしまう訳でもない。
それに愛する人に刺された事が嬉しいという気持ちもあるのだろう。
どこか恍惚としたような表情を浮かべてその場に倒れた。

その拍子にミネルヴァが持っていたキューピットの矢が落ちた。
だから彼女はそれを手にし、叔母と同じ方法で彼を呼び戻す事を決意。
そうして神具であるキューピットの矢に頼んだ。
私はもう神じゃないけど、お願いもう一度だけ力を貸して!」と。

そうして彼を金と鉛と2つの矢で貫いた。

叔母の愛した人は、私の愛する人の前世

倒れた叔母は、その後すぐに現れた神兵たちに連行された。
人間界に神の力で天変地異を越し、多大な影響を与えた事を罰せられるようだ。
それに前世と現世の魂の入れ替えも。

彼女に力を貸してくれたキューピットの矢は、連行される叔母と共に神界へと昇っていくちーちゃんが持って行った。

彼女がキューピットの矢で射た彼は、遠い所で彼女の言葉を聞いていた。
彼女が「最初は苦手だった」と言った言葉も。
だから彼女の事が知りたくなった。
まだまだ知らない事が沢山あるから。
もっと彼女の話を聞きたくなった。
どこがどう苦手だったのか、もっと他に話してない事はないか?沢山尋ねたいと思った。

そんな思いがあったから、彼は戻って来る事が出来た。
再びラウル・アコニットとして。

その後、叔母のスマートフォンを使い、慣れないながらも父が叔母の近況をメールで知らせてくれた。
それによると、叔母はジュピターに大変怒られ、100年の独房入りを命じられたらしい。
しかし神にとっての100年は大した時間ではない。
きっとすぐ出られるという感覚だろう。

それでも100年もあれば、もう彼は叔母に狙われる心配はない。

これまでの全てが、愛する人を手に入れるため、叔母が仕組んだ事。
きっとそれだけアレキサンダーへの愛が深かったのだろう。

それでも切なかった。
彼女は叔母が好きだったから。
本当に大好きだったから。

だからこのめぐり合わせをとても切なく感じていた。
叔母の愛した人は、どうして私の愛する人の前世なのだろう?と。

シリウッドデビュー

あの日、天変地異の起こる海岸で、アレキサンダーの格好をした彼と、キューピットの矢を使う彼女のやり取り。
その一部始終はなぜかカメラに収められていた。
しかも彼の映画のスタッフにより。

あの日彼が降臨した時の映像も、SNSで拡散され、映画のプロモーションとして話題になっていた。
だから監督がそれを利用する事にしたのだ。
ラクダに乗った女神の続編の内容を大幅に変更して。

更には彼女までもが映画の出演する事に。
しかも彼の相手役としての出演だ。

相手が彼女という事もあり、彼の恋の演技も大変素晴らしく、映画も大ヒット。
主演男優と助演女優として、二人は映画の賞にノミネートされる程だ。

あの日以来、彼女がまだ神に未練があるのでは?と、彼女に積極的になれなかった彼も、今では彼女の本当の思いを知り、共に暮らしている。
結婚もする予定だ。
当然マネージャーには反対されているので、勝手に入籍しようと画策中。

思いがけず映画デビューした彼女はといえば、現在もCCのブライダルアドバイザーとして仕事をしている。
けれどそれだけではないのだ。
今まではキューピットとブライダルアドバイザーの二足のわらじだった彼女。
今では女優とブライダルアドバイザーの二足のわらじで活躍中。
そんな彼女の活躍により、CCは続々と会員が増えている様子。

そうして授賞式の日、二人はレッドカードを歩く。
二人の関係を問う記者には、本物の恋人だと発表したのだ。
そしてもうすぐ夫婦になる…という事は、今はまだ内緒にして。

こうして彼女は本物の女神(キューピット)から、たった一人の愛する人の女神(恋人)へと転身したのだった。

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