CharadeManiacs【茅ヶ裂マモル】

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CharadeManiacs - PSVita

オトメイトさんのPSVita用ソフト「CharadeManiacs」で浪川大輔さん演じるキャラクター、茅ヶ裂マモルの感想とネタバレをまとめました。

キャラクター紹介

CVは浪川大輔さん。
最初から穏やかで優しく、一番に彼女を気遣ってくれた。
情報収集の班で彼女と共に行動。

情報収集チームのシナリオでは、途中罰ゲームで片足の機能を奪われ杖の生活となる。
右腕を宝物だと呼び、大事にしている。
よく一人で出かけ、怪我をして帰ってくるというイメージのある人。

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感想

今回も最後の最後にちょっとだけディレクターが優しく感じたんです。
だから期待もしてしまったんですよね。
けれど、元の世界に帰ってからの立ち絵で、すぐその期待は裏切られた…と気づいた事が悲しかったです。

ただ、私のその期待に関しては、茅ヶ裂さん本人は全く気にしてない様子でしたので、そう悲しまなくてもいいのかな?と。

何かしらみんな怪しい要素を持っていて、それがなんなのか暴かれて行く。
そんな感じで色々な方のシナリオを楽しんでいる訳ですが、茅ヶ裂さんのは予想外過ぎてびっくりしました。
そんな事ってあるの?という衝撃が。

そしてもう一つの秘密も、驚きました。
みんな怪しいので、怪しさのレベルの高い人を疑いたくなってしまう(笑)
そこまで茅ヶ裂さんは怪しすぎる訳でもなかったんですよね。

そして一番年下で気にかけ続けた廃寺くんが、どんどん怖いような印象に私の中で変わって行っているのも不安(笑)
いや、多分最初から今までのシナリオの中で大きな変化は見当たらないんです。
それでも、なんとなく怖い感じをじわじわと与えてくるなん(笑)

茅ヶ裂さんのシナリオは、なかなか切なくて。
できれば最後に向こうで彼の望みを叶えてあげたかったです。
でも、きっと彼女に接触して来てくれたあの人がそうだと思う。
思いたいので、そう思って置こうと思います。
彼女もそうだと思っているようなので。

異世界人の中のいじめとかも、なんか切ないですね。
獲端くんの時の異世界人の夜の喧嘩も、すごく怖かったですが。
異世界人のいろんな顔も、次第に見えてくる感じもします。
いろいろ凝っているシナリオだなって思いました。

浪川さん、素敵な茅ヶ裂さんをありがとうございました。
王子様みたいでした。
そして私はスーツじゃないバージョンの方が髪型が好みです(笑)

ネタバレ

そうしてスポンサーである僕は、選定されたあなたをここへ連れて来ました。
あなたをこの世界へ連れて来たのは僕です。

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彼の母は以前のキャストだった。
昔から異世界配信のキャストは、ここで恋に落ちる事があるという。
狂ったこの世界で、何かに支えられ生きる中、恋が生まれるのも頷けるものだろう。

彼の母もそうだったのかもしれない。
ただ彼の母のの場合、少し違っていた。
だって相手は同じキャストではなく、異世界人だったのだから。

そうして生まれた彼は、この世に唯一存在する異世界人と人間のハーフ。
本来異世界人が人間と交配する事はないという。
大変稀なケース。

人は異質なものを恐れる。
だからこそ、彼女もメンテナンス時に見た、異世界人の本当の姿に恐怖を覚えた。
そして共に寄宿舎を目指していた彼も、その彼女の様子を一番近くで目にしていたのだ。

悪気があった訳じゃない。
何も知らなかったから。
まさか彼女のその態度が、ハーフである事を秘密にしている彼を傷つけることになるなんて。

それでも彼は傷ついたのだろう。
メンテナンス後は部屋に篭って出て来なかったのだから。

そうして何も知らないまま、情報収集班として共に行動をする二人。
特に彼がでドラマとは言え人を傷つける事など出来ないと拒否し、罰ゲームにより片足の機能を奪われてからは、一緒に外出する事も増えた。

けれど時折一人で出かけては、戻ると様子がおかしかった。
多分他のメンバーは気づいていない。
側にいたから、彼を気にかけていたから、だから彼女だけが気づく事が出来たのかもしれない。

雨の日もそうだった。
図書館の帰り道、突然の雨に雨宿りを始めた彼女。
そこに足の機能を奪われ、杖をついた彼が現れ、びしょ濡れになりながら空を見上げていたのだ。
慌てて駆け寄ると、取り敢えず彼女に従い雨宿りはしたものの、彼女を先に帰るように促す。
彼らを監視するための愛らしいAIのバウンサーに傘を頼もうか?と尋ねるも、杖をつきながらでは傘は無理ですから…と断られる。
汚れ怪我をしているように見えたから、怪我してるんですか?と尋ねると、杖になれなくて転んでしまって…と。

そんなはずはない。

彼女はすぐに気づいた。
彼は人の手を借りるのを好まないのか、触れられるのが嫌なのか、早い段階で杖を使いこなしていた。
そんな彼が転ぶなんて考えられない。

人の手を借りたくないのは、右腕に触れられたくなかったから。
彼の体の大部分は人間で、唯一右腕だけが異世界人のぐにゃりとしたアレでできていた。
触れられたらバレてしまう。
自分が彼女があんなにも恐れる生き物の血を引いている事が。

怪我をしているのは、いじめられているから。
異質なものを受け入れないのは、人間ばかりではない。
異世界人だってそれは同じ。
彼はどっちにいても異端なのだ。

そんな彼は異世界人が生み出したハーフという事もあり、元の世界のプロデューサーやスポンサーの手助けの元、一人で生きてきた。
資金援助により、大学まで通わせて貰って。

異世界人の父は異世界に。
人間の母は、異世界配信でデッドエンドになり、もうこの世にいない。

だから二人が愛し合った結晶が自分であるなら、唯一のハーフである証である右腕を愛おしく思うのも無理もない。

そうして異世界配信のお世話になりながら生きてきた彼が、スポンサーとして異世界配信に協力するようになったのも、事情を考えたら仕方がなかったのかもしれない。

それでも誰にも言えなかった。
特に彼女には言えなかった。
居場所のなかった彼に優しくしてくれる彼女には。
だって、自分がハーフだと知ったら、彼女はきっと怯えてしまうから。
もう二度と笑顔をみせてくれなくなってしまうから。

そうして彼女と共に恋愛ドラマを演じる事になった時、彼女とキスをするシーンのある台本に、彼は演じる前からディレクターにつなぎ、演じられないから配信しないでください…と告げたのだ。
触れられるのをひどく嫌う彼。
だから演じられるかと心配していた彼女だったが、ここで拒否をすれば、彼は二度目の罰ゲームになってしまう。
だから「ふりでもいいからやりましょう」と提案したものの、頑なな態度の彼にその提案は受け入れられず、彼は罰ゲームで今度は両目の視力を失った。

以来、彼女が彼に付きそうようになったのだったが、その時にバレてしまった。
右腕に触れられてしまったのだ。
なのに彼女は変わらなかった。
彼がとんな存在なのかを知ってもなお、彼の側にいてくれた。

どこにも居場所のない彼にとって、彼女の側はひどく心地が良くて。
だから離れたくないと思ってしまう。
彼女は自分の両目の事で同情して側にいてくれるのに、勘違いしてはいけない…と自分に言い聞かせても、心がそれを望んでしまう。

そうして本当の想いを初めてぶつけ合う事になった二人。
その結果、彼は生きるのが怖いと言っていたのに、死ぬのが怖い、あなたと離れるのが怖い…といきる事に前向きになってくれた。

そうして罰ゲームとなった彼女との恋愛ドラマの再演で視力を、リョウイチとのサスペンスドラマで足の機能も取り戻した。

その頃、キョウヤが1000ポイント達成のご褒美に、第二地区を開放してもらったのだが、そこにはスポンサーが外と連絡を取る為の通信施設が隠されていた。
だから彼は、彼女をみんなを助ける為、そして今後誰かがキャストして命の危機に脅かされずに済むように…と情報局に連絡を取り、みんなの体を保護してもらいキャストたちのデータも送信した。
後は情報局に異世界配信を止めてもらうだけ。

彼女から貰った勇気のお陰でそこまで一人準備した彼は、最後に父親に会う事を望んだ。
けれど勇気が持てなくて、自分がみんなの為に準備したこととと共に、彼女に父親に会いに行きたいと告げたところ、背中を押すように、私も一緒に行ってもいいですか?と言ってくれたのだ。

父に会った事がないと言っている彼。
でも彼女はもしかしたら彼の父に会った事があるような気がした。
それは新月の夜、彼が母の出ていたバックナンバーのディスクを図書館から持ち出し、どこかに隠したと聞いた後、彼の母の出ているそれを見たく探した事があった彼女。
その時、いろいろ悩み公園に来ると、半身の欠けた異世界人が、彼女に「大切なものでしょう」とディスクを届けてくれたのだ。
その時の事を思い出し、きっとその人が彼の父親なのでは?となんとなく感じていたのだ。

所が、二人が彼の父に会いに行こうとしたその時、ディレクターが現れて二人を無理やりドラマに出演させたのだ。
二人は最初から第二地区にいたものの、他のメンバーは全員第一地区。
彼の連絡のお陰で動く事の出来た情報局は早くも行動を開始したようで、既に第一地区は情報局に停止されてしまった。
残る第二地区だけ、情報局の動きに気づいた異世界配信側でロックをかけ保護。
そのせいで二人だけは元の世界に戻りそこね、挙げ句彼は裏切りものだと罵られ、無理やりドラマを演じさせられる事になった。

内容は彼の嫌がりそうなもので、彼女を刺すシーンがあった。
それでも彼はもう今までの彼じゃない。
彼女に勇気を貰ったから。
どんなに裏切り者だと言われようと、キメラだと罵倒されようと、揺るぎなかった。
だから彼女を刺すと言ったのに、それで自分を殺しなさい…とディレクターは言うのだ。
けれど、彼女の想いに応えるためにも、貰った勇気に報いる為にも、彼はそうはしなかった。
振り上げたナイフは自分の宝物だと言っていた右腕を刺してえぐった。
もうこんなもの要らない。こんな世界は必要ない!僕にはもう居場所はある」と。

そんな彼の行動に、いつもは彼にろくな点数を入れない異世界人が、高得点を入れ、配信は大変盛り上がったんだんだとか。
そのご褒美に…と二人は元の世界に返される事となった。
ただし、裏切りの代償はいただきますと、彼は異世界人の腕であった右腕だけを奪われてしまった。

元の世界に戻った彼は、大学をやめて情報局に就職。
消極的だった彼が、自ら志願して就職したことには、キャストのみんなも驚いていた。
そうして片腕は失ったものの、彼には代えがたい大切なものが出来たから。
きっと大切な彼女と、この世界で自信を持って行きていく事だろう。

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失う事が怖くなるほど僕に幸せをくれてありがとう。
誰に触れるのも怖かった僕を変えてくれてありがとう。

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