忍び、恋うつつ ― 甘蜜花絵巻 ―【宇喜多義家】

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忍び、恋うつつ -甘蜜花絵巻- - PSVita

オトメイトさんのPSVita用ソフト「忍び、恋うつつ ― 甘蜜花絵巻 ―」で梶裕貴さん演じるキャラクター、宇喜多義家の感想とネタバレをまとめました。

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キャラクター紹介

CVは梶裕貴さん。
主人公の先輩。
昨年、彼女が苦労して学校に通わせ卒業させた人。
面倒くさがりですぐ寝てしまう。

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感想

梶さんに教え導かれるのが好きなのですが、今回はものすごいだるい感じの人(笑)
でも、KLAPの壮介くんのような、この梶さんの低めのトーンがたまらなく好きなので、その声だけに惹かれてプレイしてみた所、すごく好みでした(笑)
梶さんマジックかもしれませんが、もう大好きです!

やる気なさげに振る舞いつつも、忍術は凄いし、洞察力も鋭くて。
いつも主人公の事はしっかり見ててくれる所も素敵でした。
彼女が大好き過ぎて、留年して一緒に三年生をするくらいベッタリな所も可愛かったです。

そして普段だるい先輩が、メロメロの術にかかると、ものすごい沢山喋ってくれるのですが、術が解けた後疲れてる所も可愛かった(笑)

いろんな事面倒なくせに、彼女の事だけはしっかり頑張ってくれるし、頑張りすぎてしまう彼女を上手にコントロールしてくれる所とか、教え導かれる感もあり、すごく良かったです。
愛情表現も分かりやすくて、彼女のちょっとした変化も見逃さず、我慢して抱え込みがちな彼女の本当の気持ちをいつもちゃんと聞いてくれる所も、すごくカッコよかったし、頼りになるなって思いました。

こんなにも素敵なのに、先輩との去年の事が全く分からないのが残念でなりません。
2年の頃から先輩と共に過ごしたかったなって思わせてくれるくらい、大好きな人です。
梶さん、今回も最高でした!

梶さん、素敵な宇喜多先輩をありがとうございました。

ネタバレ

俺の妻になって。
あんたの傍にいるとこが俺の幸せ。
あんたも同じ幸せを感じると嬉しい。

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なんに対してもやる気のない先輩。
彼女は彼を一生懸命お世話し、何度も三年生を繰り返す先輩をついに卒業させたのだった。
ときには荷車に乗せて、修練院に通わせながら。

そうして迎えた最高学年。
先輩がいない事に少しの寂しさを感じつつも、自分も先輩と同じ勇士隊の一員になろう!と頑張る決意を決めて迎えた朝。
目覚めると隣には、送り出したはずの彼がいたのだ。

あんたがいないと寂しいから。

そう言って卒業を拒否し、留年して彼女の傍にとどまる決意をした彼。
彼は何に対してもやる気が無かった。
そんな彼が唯一大事に思っているもの、それが彼女。
彼女と共にある事。

優秀であるがゆえに、なんでも簡単にこなしてしまう。
友の死により秀虎に恨みを抱いていた事もあった為、積極的に勇士隊で働く気もない。
でも、彼女が勇士隊を目指すのなら、彼女の隣は俺の居場所だから入る…という程度。

そうして迎えた4回目の三年生。
大好きな彼女と一緒に過ごせると思っていたのに。
もう教える事がない…という真田先生より言い渡されたのは、後輩の指導という特別授業。
そしてその特別授業で「甲」の成績をとらなければ、彼女と勇士隊に入隊する事は出来ないというのだ。

特に勇士隊に入りたい訳じゃない。
でも、彼女の隣にいたい。
そのために勇士隊に共に入隊すると約束をしていた。

普段は何もやる気のない彼。
けれど、彼女との約束が果たせないのは困ってしまう。
だから渋々特別授業に参加する事に。

あんたの隣いるため留年した。
これ、隣いられない。

そうは思いつつも、心配する彼女の為と、最後まで特別授業をやりとげた事で、共に卒業し勇士隊へ。

そうして勇士隊での寮生活が始まったものの、修練院の頃は一緒の部屋だった二人なのに、未婚の男女を同室にする訳にはいかないと、別々の部屋にされてしまった。

一緒の部屋なれるなら結婚する。

本当の理由はそれだけじゃない。
本当に彼女が好きだったから。

でも、言葉足らずな彼のそれに、彼女は複雑な気持ちを抱いてしまう。
ただ部屋を同室にしたいために、ついでに結婚すると勘違いさせてしまったから。

そうして学生の頃のように、好きに彼女といられない事が不満の彼は、何かというと「結婚」と口にするので、更に彼女は不満に思ってしまう。
結婚を軽く考えているように思えたから。

そんな微妙な状況の中、共に警らの仕事をしている彼の元に、秀虎から依頼が。
長きに渡り豊臣を欺いていた事から、秀虎の護衛の任を解かれた半蔵。
その半蔵に彼のだるだるを学ばせたいから、半蔵と共に護衛をしてくれないか?…という打診だった。

彼女と一緒にいる事が最優先。
いつも彼女のためにしか動かない彼。

そんな彼だったが、秀虎という人物は個人的に買っていた。
秀虎ならば忍びである彼の主と認めてもいい程に。

けれど部屋も別々な上に、護衛を引き受ければ任務でも別々。
すぐ無茶をする彼女を放っておくのは心配だし、彼女の傍を離れたくはない。
それに「ずっと傍いる」と交わした約束を違えたくもなかった彼は、なかなか秀虎の依頼を受けようとしなかった。

けれど彼が彼女をよく見ているように、彼女もまた彼をよく見ていた。
だから気づいていた。
彼が秀虎を主と認めている事を。
バカ殿と言葉ではいいつつも、そんな秀虎だから仕えてもいいと思っている事を。

そうして彼女が背中を押した事で、彼は半蔵と共に秀虎の護衛をする事に。

そうして互いが違う任務につく為、一緒の時間が減ってしまう事が不満だった彼は、今度はしっかりと気持ちを伝えて彼女に結婚を申し込んみ、晴れて夫婦となった。
結婚式は実家でこっそり挙げようと、秀虎の護衛についてすぐに休みを貰ったにも関わらず、それを聞きつけた半蔵によりみんなに知られる所となり、実家までお祝いに押しかけた仲間たち。
迷惑な祝福を受けつつも、幸せな祝言を挙げた二人。

これからは任務は違えど、生涯を共に歩む夫婦として、支え合いながら生きて行く事だろう。

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相棒は変わる事ある。
でも俺の妻は生涯、あんたひとり。
夫婦になる約束したから、もう離れない。
これから先も、ずーっと。

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