忍び、恋うつつ ― 甘蜜花絵巻 ―【猿飛咲助】

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忍び、恋うつつ -甘蜜花絵巻- - PSVita

オトメイトさんのPSVita用ソフト「忍び、恋うつつ ― 甘蜜花絵巻 ―」で寺島拓篤さん演じるキャラクター、猿飛咲助の感想とネタバレをまとめました。

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キャラクター紹介

CVは寺島拓篤さん。
猿飛佐助の子孫。
家は代々歌舞伎をやっていて、彼もまた歌舞伎役者。

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感想

色々忘れているものの、彼が歌舞伎をやっている事は覚えていて良かったです(笑)

すごく良かったです。
そして色々忘れているくせに、「メロメロ女」って毛嫌いされていたとか、マイナスな事だけ、プレイ中に唐突に思い出しました(笑)
なんでそこ思い出しちゃったんだろう?

彼女と結婚するためにと奮闘してくれる所とか、すごく素敵でしたが、一人で決めて一人で突っ走って、置いてけぼりな感じは、作中の彼女も不安になっていましたが、私も不安になりました(笑)
そこは少し相談して欲しいなって思いましたが、彼はそういうタイプの人でしたよね。

明るく元気で好みのタイプかな?と思いますが、今回は卒業⇒勇士隊⇒結婚と話が進むので、例えばお付き合いするなら咲助くん素敵だけど、やっぱり結婚となると違うのかな?と、乙女ゲームなのにすごく現実的な事を考えてしまいました(笑)
なんか夢のない感想でごめんなさい(笑)

でも、口伝で伝えられているような、猿飛家に代々伝わる忍術の事を調べる時なんかは、普通に彼女にも色々と教えてくれていたし、既に家族のように扱ってくれていたのかな?と思えるので、そこはすごくキュンとなりました。
由利くんに、「いいんですか?」なんて心配されているのに、「何がだ?」と逆に驚いてしまう感じが、なんか愛おしかったですね。

今回新キャラの方が素敵すぎて、少し見劣りしてしまいましたが、とても甘くて素敵なひとときでした。
そして寺島さんの声は、こういうトーンが本当に好きだなって思えるキャラでした。

寺島さん、素敵な咲助くんをありがとうございました!

ネタバレ

宗主になって、おまえとの結婚を絶対親父に認めさせてみせる。

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無事に最終学年を迎えた二人。
卒業に向け、重要なのが卒業課題。
それは相棒組で臨むもの。
内容は生徒の特性により異なる試験。

彼女は疾風の術をマスターする事、彼は猿飛家秘伝の忍術をマスターする事。

互いを信頼しあい、彼女の厄介な幻術も強い絆で封印した二人は、猿飛家秘伝の忍術といえ、特に彼女に隠す必要もない様子。
そうして協力する事で卒業課題を無事にクリア。
「甲」の成績を収めた二人は、勇士隊への入隊が決まった。

卒業後、共に勇士隊に入隊し、警ら部に配置された二人は、ここでも相棒に。
そうして昼担当として、勇士隊の仕事に取り組む。
そんな中、新人の二人は特別任務を言い渡された。

それは陸の孤島と呼ばれる里で起きている盗難事件を解決する事。
環境の問題により、季節によっては里の外に出られなくなるそこは、まさに陸の孤島。
そんな環境で生活する里の人々は、作物を収穫しては、蔵に非常時に備えて常に備蓄していた。
その食料の備蓄が最近少しずつ減り始めたというのだ。

里のものの調べでは、山賊に襲われた形跡もなければ、ネズミに食い散らかされた跡もないんだとか。

今は大した量ではないとはいえ、どの程度里に閉じ込められる事になるのかはそれは冬になってみないと分からない。
だからいつまでも備蓄が減り続ける状況は、里の死活問題につながる。
そこで原因の究明と、備蓄が減る現象を食い止めるため、派遣された二人。

二人が派遣されて間もなく、身寄りのない男の子が、里のみんなに可愛がられている事を知る。
そしてなんとなくその子が気になった二人は、男の子の後をつけた。
すると、男の子は子狐を育てていて、備蓄から干し肉だけを少しずつ貰い、その子狐の餌にしていたのだ。

両親のいないこいつが、自分と同じに思えたから。

男の子に悪気はなかった。
ただ子狐が独り立ち出来るまで、育ててやりたいと思ったのだ。
自分が里の者たちに育ててもらえているように。

それを知った二人は、その事を里長に報告。
そのタイミングで、雲行きが怪しくなり、里が鉄砲水で襲われそうに。

川のそばで子狐を育てている男の子の事が心配になった二人は、慌てて男の子の元へ。
すると、男の子は子狐と居て、「早く逃げないと」という二人に、「この天気じゃ、どうせ里も持たないよ」という男の子。

そう、男の子の言う通りだった。
あまりの水の勢いに、里に水が流れ込んでしまいそうになっていたのだ。

このまま堤防が鉄砲水に壊されてしまったら、里は水に飲まれてしまう。

そう思った二人は、卒業課題で習得した大技を二人で合わせる事で、鉄砲水を術で相殺。
里が水に襲われるのを未然に防ぐ事に成功したのだ。

力を合わせて救った里の危機。
命がけで放った技。
それが出来たのも彼女が居てくれたから…と心から感じた彼は、そこで彼女との結婚を決意。

けれど、勇士隊に入隊する時に、歌舞伎も続けるしきちんとこなすと父親との約束があった為、彼は「結婚するからには宗主を襲名して、親父に文句を言わせないようにしないと」と思ったのだ。
だから即行動した。
彼女に何も告げる事なく。

そうして彼は宗主襲名公演の練習に専念すべく、昼番を夜番に変えてもらい、仕事も仲間の協力で優遇してもらえるように。

一方何も知らない彼女はといえば、急な相棒の変更と、彼の夜番への移動に戸惑うばかり。
だって何も知らされていないのだから。

そうして不安に押しつぶされそうな彼女は、その心が仕事に影響を及ぼし休むようにと言われてしまう。

不安の原因は彼。
ならばちゃんと話をしに行こう!と決意した彼女は彼の元を訪ねた。
そこで宗主襲名公演のために、仕事で融通をきかせてもらい、現在は稽古に励んでいる事を知った。

そんな彼の稽古の風景を見られるようにと、彼の父の粋な計らいがあり、稽古場に行こうとした所、彼が倒れたとの報告が。
勇士隊の仕事も、歌舞伎も両立する…と決めた彼は、一人で無理をしすぎた事により、過労で倒れてしまったのだ。

お前にはまだ宗主は無理だ。
今回の公演の練習の為、勇士隊の仲間に迷惑を掛け、彼女に心配を掛け、挙げ句無理が祟り倒れてしまったんだから。

そう父に言われた彼は、今回の宗主襲名公演を「時期宗主お披露目公演」に変えて行う事になり、宗主襲名は今回は見送られる事に。

無事に公演を終えた彼。
結婚の事も、倒れた彼を心配した時に聞かされていた彼女だったが、彼の宗主襲名が見送られた事で先送りになったと思っていたのだが、彼の父に許可を貰い、宗主は襲名は先だが、結婚をする事に。

宗主と勇士隊の両立は大変だ。
そして君も、宗主の妻と勇士隊の両立は大変だろう。
だから二人で助け合い、頑張ってやって行きなさい。

そう言ってくれた彼の父。
これからは一人で無茶をするのではなく、互いに助け合いながら、仕事と歌舞伎を両立して行く事だろう。

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