ヴァルプルガの詩【謎の青年】

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キャラクター紹介

CVは柿原徹也さん。
その呼び名の通り謎だらけの人物。


犬の姿を追いかけたどり着いた洋館で出会い、彼に食べられそうになるという出会い。
以来主人公を狙う謎の化物というような立ち位置に。

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感想

双子の時には、彼らの命を脅かす存在なので、本当に敵と言うイメージでした。
でしたが、そんなの中にも何か切なさを悲しみを匂わせる彼。
その切なさや悲しみの正体を知ってしまうと、敵だなんて思えなくなってしまいました。


どこまでも真っ直ぐに一途に向けられる想いに、嬉しいと言うより、もう切なくて悲しい気分になり、じんわり泣けてしまいました。


他のシナリオの余りよろしくない印象があるので、不安でしたが、次第に主人公が彼と共に行動する中に彼に惹かれて行くように、プレイしている私も彼に惹かれて行きました。


ただ、途中、リュウ達と敵対してしまい、あんな事になった時には本当に悲しくて、やっぱりリュウが好きなんだな…と実感(笑)


それでも最後の決戦の中のあのシーンは、本当に泣けました。
どこまでもただ愛する人の事だけを考える彼の想いに、感動しました。


ただ好きな人と一緒に居たいだけなのに、その想いをみんなが世界が拒む。
本当に切なかったです。


好きになれないんじゃ?なんて思ってましたが、とっても素敵でしたし、エンドはトラに負けないセクシーさがあり、そこも非常に良かったです(笑)


シナリオや設定が彼のためにあるような作りなので、一番盛り上がりますし、色々しっくり来る感じでしたね!


柿原さんの声や演技がとても役に合っていて、素晴らしかったです。
柿原さん、素敵な謎の青年をありがとうございました!
ドイツ語も素敵でした!
かっこ良かったです。


ネタバレ(あらすじ)

おまえと共にある時だけ、俺は生きていると感じる事が出来た。
もう捧げられるものは、その身の自由だけ。

幼い日の約束

現世と隠世の狭間にひとりきりの彼。
動く事も出る事もかなわない。
ただそこにあるのは、果てしなく広がる闇だけ。


そんな彼の世界に突如現れた一人の女の子。
幼い少女は彼の姿を犬と間違ってはいるものの、見る事が出来、声を掛けてくれた。


そうして何度か話をしているうちに親しくなった二人は、ずっと一緒に居ると、伴侶になると約束した。


幼い少女に伴侶の意味はちゃんとは理解出来ていなかった事だろう。
それでも寂しかった彼女の心を癒してくれたわんわんは、彼女にとって大事な存在だった。
本当にずっと一緒に居たいと思うほどに。


また会いに来ると約束を交わし、名のない彼にフインスと言う名をくれた彼女は、闇の中にひとりきりだった彼にとって光だった。


光を求めて

寂しさなんて知らなかった。
でも、光を知ってしまったから、闇の寂しさを知る事になってしまった彼。


そうして礼拝堂を出た彼女は、牛尾に記憶を消されてしまった。
彼との出会いも思い出も約束も、付けてあげた名前までも、すべて忘れてしまった。


それから10年の時が過ぎ、彼はそれでも尚、その約束を大事にしていた。
ずっと彼女を待っていた。


そうして力を蓄えた彼は、土砂で流されてきた志賀喬と言う青年の骸を手に入れた。
自由に歩き回れるようになったのだ。


今までは思い出にひたり、ただずっとあの少女を待つだけだった。
けれどこれからは違う。
体があるのだから、もう自ら探しに行く事も出来るのだ。


蘇る記憶と芽生えた感情

その後、リュウやトラに助けられたあの洋館での再会を果たした彼は、志賀喬として彼女達の学校に現れた。


彼はただあの約束を守りたかった。
あの日光を与えてくれた少女と、ただ共に有りたかった


願いはそれだけなのに。
彼はとても力の強い存在だから、彼が存在するだけで、そこに禍が発生してしまう。


その禍を払う事が使命である大神一族である双子とは、どうしたって対立せざるを得ない。


戦いたい訳じゃない。
望みはいつだって一つ。

あの暗闇の中であの子の声を聞いてからずっと。


10年間ただひたすらに想い続けた彼女。
初めは彼女に記憶がない事も手伝い、ただ彼に対して怯えの感情しか持っていなかった彼女。
けれど禍の事、彼に狙われる事と向き合い、封じられて居た記憶を取り戻すにつれ、彼に惹かれるように。


どんなに二人が望んでも

彼が現世にいると発生する禍をなんとかして欲しい…そんな無茶なお願いだって、大好きな彼女のためなら、面倒だと言いながらも、聞いてくれる優しい彼。
毎朝毎晩禍を退治して歩いてくれたのだ。


話をちゃんと聞いてくれる。
目的は自分と共にある事だけ。
それを知った彼女は友達であるトラやリュウと、彼らを戦わせたくないと思った。


だから彼女は彼のもとに行き、彼と共に街を離れる事にしたのだ。
それでも彼は存在するだけで、そこに禍を集めてしまう。


そう、この世には彼が禍を発せずに存在出来る場所など、どこにもない。
どんなに彼女が、そして彼が共にある事を望んでも、現世にいる限り必ず現世の人々に良くない影響を与えてしまう。


だから彼女を伴侶として自分と同じ存在にするため、隠世の実を飲ませた彼だが、彼女はまだ決心出来なかった。
彼と共に隠世に行くという事は、大事な家族や友達をみんな捨てるという事だから。


世界に許されない二人

迷いに迷って、少しの間彼と離れ、みんなに納得してもらってから、彼と共に行こうと決意した彼女。
そして彼もまた、そんな彼女の気持ちを汲んでくれた。
今まで10年待ったから、それくらいなら構わない…と、いつでも彼女の思いを尊重してくれる優しい人。


けれど、世界はいつも二人を許さない。
どんなに想い合っても、周りに迷惑を掛けないようにと心がけようとも、それでも世界は二人を排除しようとする。


そうしてついに共に行動していたジークが裏切った。
トラたちと取引をし、彼の骸ごと洋館を焼いてしまったのだ。


彼と共に生きたい!
彼女は必死に手をのばした。
しかし彼女の血を飲み力を増したジークに拘束された彼女の手が、彼に届く事はなかった。


本当の寂しさ

彼女と共にある事が叶わないのなら、ここにある意味などない。
欲しいものは、興味のあるものは、この世界でたった一人、彼女だけなのだから。



もう焼かれて消えてしまう彼に出来る事は何もない。
愛する人に与えられるものは一つだけ。
自分という呪縛から解放し、自由をあたえる事だけ。


愛してる」といい残し、彼女に自由を与え、消えてしまった彼。


その後、火事の洋館から助けだされた彼女。
学校も再開されて登校してみるものの、トラやリュウ、そして彼の事を知る人は誰も居ない。
みんなの中から彼らは消えてしまったのだ。
まるで初めから居なかったように。


それでも彼女は覚えていた。
名前を思い出せない彼をとても愛していた事を。
まるで心の半分が、体の半分がなくなったかのような喪失感。
ポッカリとあいた穴は、塞がる事がないまま、ただ時だけが流れて行く。


あぁ、人は心から愛する誰かを得た時に、初めて満たされるんだ。
そうしてその人を失った時に、本当の寂しさを知るんだ。


世界を敵に回しても

彼と別れた洋館の礼拝堂。
焼かれてなくなったその場所に一人佇む彼女。
涙を流し彼に会いたいと強く願う。
それでももう彼と会う事は叶わない。


そうして一人礼拝堂の跡地に佇む彼女を迎えに来た兄に連れられ、帰宅した彼女は、一人部屋で休む事に。


するとその部屋に彼女の名前を呼ぶ声が聞こえた。
それは一番聞きたかった声。


本当はあの時消滅するハズだったのに、こうして生き残り諦める事が出来なかった。
そういう彼は、彼女を迎えに来てくれたのだ。


世界を敵に回しても、あなただけは、おまえだけは、失う訳には行かないから。
だからもうこの手は二度と離さない。



そうして二人きりの結婚式をあげた二人。
二人を拒むこの世界で生きるのか、それとも隠世で生きるのか?
それは分からない。
でもきっと大丈夫。
もう二度と離れたりしないハズだから。


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