Binary Star【カミヤ・ユン】

Binary Star - PS Vita

キャラクター紹介

CVは逢坂良太さん。
主人公と同じ年の天遣で、ソルジャー。
武器はボウガン。
ショッピングが趣味の彼は、本人は大変オシャレなつもりだが、周りから見るとかなり微妙な趣味。

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感想

初めから明るくて優しくて、いつもなら迷わず選びたいタイプの彼ですが、今回は早い段階から、狂気に満ちた表情や言葉が見えていたので、途中何度も挫折しそうになりました。


そんな彼の狂気に満ちた黒い憎悪すら浄化してしまう、心の綺麗な芯の強い主人公でした。


比較的、ゲームの最後に気持ちを伝えて結ばれると言う流れが多い中、こちらのシナリオは、個別シナリオの半ばで、お付き合いがはじまった所も良かったです。


個性的なキャラ達の掛け合いも楽しかったです。


肝心のユンなのですが、逢坂さんのキャラはハズレがなかったのに、さすがに今回はダメだな…と思うくらい、前半辛くて。
特に主人公が両親が亡くなった話をした時のリアクションなんかは、辛くて泣きたくなりました。
でも、そこを乗り越えて攻略出来て良かったです。
とても素敵な人でした。
凄く大事にしてくれて、愛されてるのが伝わりますし、いつも気持ちをしっかりと伝えてくれるのもとても良かったです。


周りに呆れられるくらい、臆面もなく愛情を注いでくれる。
そんなユンが大好きです。


逢坂さん、アニメでもゲームでも、素晴らしいですね!
声も、何を演じている時も、素敵だなって思います。
今回のユンも、とても魅力的に演じて下さってましたし、逢坂さんじゃなかったら、きっと途中で挫折していたと思います。


逢坂さん、素敵なユンをありがとうございました。


ネタバレ

主人公と同じ年の天遣で、武器はボウガンを使用するソルジャー。


彼には家族のように大切な友達が居た。
家が隣同士で、両親たちは彼らが生まれる前からの付き合い。
気づいた時にはいつも彼の隣に居た大好きなキリ。
二人は仲良しでいつも一緒に、家族のように育った。


所がそんなある日、まだ彼もキリも5歳の頃、キリの母は彼の母に息子を託して家を出た。
キリの父がホシを舐めてホシクズになってしまい、そんな夫に耐えられなくなってしまったから。
家を出て仕事を探して、暮らしが落ち着いたら必ずキリを迎えに来ると。


そうして彼の家で暮す事になったキリだったが、幼くして母と離れた事が辛かったからだろうか?
キリは彼の両親の目を盗んでは父の居る自分の家に、会いに行っていたのだ。


それでもホシクズの父は、夢の中で、現実を見てはくれない。
どんなにキリが求めても、キリを愛してはくれない。


IQの高いキリは、沢山の事を調べた。
大好き父を奪ったホシについての色々な事を。


そうして2年の月日が流れたある夜、彼とキリはいつものように、一緒の部屋で眠りに就いた。
就寝後、物音に気付いた彼が夜中に目を覚ますと、そこには居るハズのキリの姿がなかった。
そうしてその物音は隣の家から聞こえて来た事に気づいた彼。


キリが危ない!」と心配になった彼。


だって知っていたから。
こっそりと自分の家に行っては、体に痣を作って帰ってきていたキリの事を。
そしてその事は、彼の両親には話さないで欲しいと、キリに頼まれていた。
だからまた暴力を振るわれているのかも?と心配になった彼は、夜中だというのに、両親を起こす事もなく、真っ直ぐ玄関を出て隣の家に。


すると家の中から二人の天遣が出てきた。
彼らの話によると、キリの父がディーラーに連れ去られて、キリの姿も見当たらないとの事。
きっと彼も父と共にディーラーに連れ去られたのだろうと言うのだ。
また詳しい事が分かったら、知らせる…という天遣二人。


その後、彼の母の元にあの天遣が報告に来たが、未だにキリの消息が分からず、殺された可能性もある…と。


ホシのせいでおかしくなってしまったキリの家。
そう、悪いのはホシなんだ。
キリはいつも彼にそんな話をしていた。


そっか、やっぱりホシが悪いんだ。
ホシのせいでキリの父親はあんな風になってしまって、だからキリもいなくなってしまった。
ホシが悪い。
ホシをを売っているディーラーが悪い。
そうだ、ディーラーなんて死んでしまえばいいんだ!



そう思った彼は、天遣となり、一人でも多くのディーラーを殺す事を目標に掲げたのだ。


一方彼女はディーラーであった両親が、犯した罪を償いたいという気持ちから、一つでも多くのホシを回収する事を望んでいた。


そんな二人が同じアカツキ地区担当の天遣として出会い、ペアとなった。
天遣は原則としてペア行動する事になっているから。
初めから明るくて人懐っこい彼だったが、任務の話の時に、普段の彼とは違うものを感じていた彼女は、それが気になり、彼をペアに選んだ。


感じていた違うものの正体はディーラーへの激しい憎悪。


任務の際には原則としてホシクズは連行、ディーラーは連行または送る(殺す)事となっているのだが、彼には連行する気が全くなかった。
見つけたディーラーは、全て殺す!
任務に当たると、そんな風に態度が変わってしまう彼。


普段の優しい彼と、任務の時の狂気に満ちた彼。
一体本物の彼はどんな人なんだろう?


そんな風に彼を気にしながら、居た彼女は気付いてしまった。
彼がひどく儚くて、消えてしまいそうな様子に。


そうして彼女は理解した。
彼は本当は殺したい訳じゃない。
心のどこかに迷いがある。
本当の彼はあんな狂気に満ちた人じゃない…と。


だから彼がディーラーを送った後に苦しまないように、彼女は任務の時に必死に彼を止めるようにした。
ディーラーは送らず連行するように…と。


そうして彼に彼女の想いも言葉も届いた頃、キリの父がホシを買っていたBiという組織の現在のリーダーが、行方が分からないまま殺されたと思っていたキリだと分かった。


キリとの悲しい再会。
そして心を通わせ大切に思っていた彼女を、目の前で殺されそうになった事で、ディーラーに対する憎悪が、再び表に出そうになってしまった。
けれど、それもまた彼女と共に支えあう事で乗り越える事が出来たのだった。


そうして二人が力を合わせ、他の天遣たちが二人を精神的な事も含めてサポートしてくれたお陰で、キリを無事に連行する事に成功。


もう、カミヤ・ユンとして憎しみで天遣の任務に当たるのではなく、ディーラーであれ、ホシクズであれ、命の重みは変わらない、そう考えられるようになった彼。
現在は、アカツキの天遣として、キリや自分のような悲しい思いをする人が増えないように、一つでも多くのホシを回収しようと任務に当たるようになった。
そしてその傍らには愛する恋人の彼女が、これからもずっと寄り添っている事だろう。

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