吉原彼岸花【伊勢屋惣一郎】

吉原彼岸花 久遠の契り - PSVita

キャラクター紹介

CVは佐和真中さん。
廻船問屋を営んでいるお金持ち。


元は九郎助稲荷で足抜けした遊女と間違われていた所を助けてくれた事で知り合った。
その後、桜華屋に彼女に会いに登楼するようになり絆を深めた。

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感想

惣一郎さん、凄く素敵でした。
最初、条件を満たしているのに、なかなかグッドエンドにたどり着けず、何度もバッドエンドを見るハメになりましたが、そのお陰で、彼がどんな思いで10年を過ごして来たのか、深くしる事が出来ていたので、余計にグッドエンドに感動出来たように思います。


悪い面が全く見えないうちは、少し物足りないかな?
佐和さんの声も話し方も好きだけど、やっぱり忍さんには敵わないかな?
なんて思っていましたが、後半になり今の彼の本当の姿が見えてからは、最高にかっこ良かったです!


大人のシーンもその様子が見える前と見えた後では全然違う感じで、私は後半一気に心を奪われましたね。


苦労をして来た…とか一言で言える感じじゃないんですよ、惣一郎さんも主人公も。
だからもっとハッピーになってほしかったな…とは思いましたが、それでも全部を失った事で、いちから出直す感じが、本来の彼らを取り戻すために必要な事だったのかな?とも解釈出来る気がして、いいエンドだったと思います。
正直、お金持ちなら尚良かったとは思います(笑)


思いますが、廻船問屋の伊勢屋様の時よりも、本当の姿が見えてからの方が、魅力的に思えてしまったので、そういうのも含めると、やっぱりあの彼とあのエンドで良かったなって思います。


普段は優しいのに、大人のシーンでの意地悪な感じとか、ときめきましたね!
ちょうどいい意地悪さ加減でした(笑)


そして佐和さん、本当に凄くて。
泣かされましたし、吐きそうになるくらいときめかせてくれましたし、最高でした。
心地いいお声と、素敵な話し方、本当に大好きです!
惣さんが佐和さんで良かったです。
素敵な惣さんをありがとうございました!


ネタバレ

どんなに苦しくても、泥の中を這いずり回ろとも、この手を罪に染めようとも、君だけは絶対に助け出すって決めてたんだ。


だって君は俺の生涯でたった一人、どんな事をしても守りたいと思った女の子だから。
生涯大事にしたいと思った女の子だったから。



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幼い頃に両親を亡くした彼は、彼女の家、清須屋に引き取られ、彼女の両親には、実の親のように大切にして貰った。


一人娘である彼女はとてもかわいくて、「惣さん、惣さん」と彼にいつもついて歩いていた。


そんな仲良しな二人だったが、ある日彼が染め物屋に奉公に出る事になり、二人は離れ離れに。


別れが辛くて悲しむ彼女に、彼は口づけと共に約束してくれた。
いつか必ず迎えに来て、君をお嫁さんにするから…と。


けれど、それは叶わなかった。


清洲屋に江戸から時折、着物の買い付けに来ていた桜華屋の時雨。
時雨はまだ幼い彼女に目をつけた。
この子なら一流の花魁になり、きっと大金を儲けられると。


だから桜華屋に迎えたいと彼女の両親に話をしたものの、大事な一人娘だからと当然断られた。


それでも諦めきれなかった時雨は、彼女の家に江戸への出店を勧めた。
その際、資金を友人の神楽屋が営む両替商から借りさせて。


その後、江戸に出店した清須屋は、時雨の手のものにより付け火で火事に。


莫大な借金だけが残った彼女の家に、娘を桜華屋に預けるようにと迫る。
執拗な借金の取り立てに苦しんだ両親は、既にその時染物屋に奉公に行っていた彼に手紙を送った。
娘を頼むと。


その手紙に慌てて駿河の清須屋へと戻ったものの、彼がついた時には既に彼女は女衒に桜華屋へと連れられた後で、駿河屋には変わり果てた彼女の両親の姿が。


そうして彼はすべての事情を知り、なんとしても彼女を取り戻す事を決意。
更にはこんな仕打ちをした時雨を憎み、復讐を誓った。


けれど両親を亡くし独り身の幼い彼が、吉原の遊郭に連れて行かれた彼女の元にたどり着くまでの道のりは長く険しかった。
泥の中を這いずり回るような日々。
それでも彼女の事を想い、ただひたすらに我慢を重ねた。


様々な場所で様々な経験をし、彼は抜け荷で財を作り、表向きは廻船問屋として成り上がる事に成功。
そしてついに桜華屋へと登楼出来るまでに。


再会した彼女は、自分の両親の身に起こった出来事を忘れていた。
きっと辛すぎる光景だったから。
だから記憶の奥の方に閉じ込めてしまったのかもしれない。
幼い少女が首をつって死んでいる両親を見つけてしまったのだから。


彼女に両親の話も、自分の本当の仕事の事も話せないまま、それでも再び心を通われせる事が出来たのに。
楼主である時雨により、登楼を禁じられてしまった。


けれど、それがキッカケとなり、彼女に自分の裏の仕事の事を知らせる事が出来た彼。
そしてそれを知ってもなお、自分を愛してくれた彼女。


だからなんとしても連れ出そうと、桜華屋に彼女の身請けの話を持ち出したものの、時雨にあっさりと断られてしまった。


それでも諦められずに居た所、時雨により、彼が抜け荷に関わっている事が奉行所に知らされお尋ね者に。


こうなったら彼女を連れて逃げるしかない。


そう思った彼は、桜華屋に潜入させていた部下の辰吉を使い、彼女を吉原から連れ出して貰った。
その日は時雨が桜華屋を留守にしていたから、死んだ遊女を運び出す棺桶を使い。


途中追手に追い詰められたものの、辰吉が彼女を逃した事で、無事に両国橋で出会えた二人。


やっと共に過ごせると思ったのもつかの間、そこに6人のゴロツキを連れた時雨が。


そう、すべて罠だった。
彼がお尋ね者になれば、彼女を連れて逃げようとする事を見越し、敢えて留守にして泳がせた所で捕まえるために。


時雨の他6人もの男に囲まれて、こちらは彼女と二人きり。
どう考えても分が悪い。
それでも彼は懐に銃を隠し持っていたから。
その銃で6人を怪我を負わせる事で、時雨一人と対峙する形に。


ところが時雨の方も、彼が抜け荷で銃を扱っていた事を知っていたため、自らも銃を手に入れていたのだ。


入れられる銃弾の数は6発。
既に彼は6人の男に傷を負わせている。


そう思った時雨は勝利を確信して引き金を引いた。


ところが、彼の方が一枚上手で、6人に傷を負わせる為に使用した弾丸は5発。
残りの1発で時雨の腕から銃を弾き飛ばした。


そうして積年の恨みを晴らすべく、時雨を殺そうとした彼だったが、彼女に止められてしまう。


だって彼は優しい人だから。
人を傷つけて平気なハズはない。
きっと今までも止むにやまれず手を汚しては、その事を悔いて悲しい想いをしていたハズだから。


そうして彼女はもう二度とそんな苦しみを背負わせたくないと、必死に彼を止めた。


君にはやっぱり敵わないな。


呟いた彼は、時雨を殺す事を諦めた。
だって彼女のいう通りだったから。


その後、時雨を残し江戸を去った二人。
長崎に向かい、そこから海外へと向かう予定が、長崎から海外に出るためには、彼が危険な仕事を手伝わなければならない事が判明。
二度と彼を危険な目にあわせたくない、強くそういう彼女の想いに応え、彼は海外へ行く事を断念。


それからは二人で駆け落ちして来た恋人として、各地を転々として過ごす流浪の生活に。
決して楽な暮らしとはいえないものの、どんなに苦しい時でも支え合える最愛の人との暮らしは、互いにとってとても素晴らしいもの。


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この世でたった一つだけ、命に変えても守りたいもの、それが君だった。
だからもう離さない。
だって、片時も君と離れていられない程に、俺は君に溺れているのだから。


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