スチームプリズン-7つの美徳-【ウルリク・フェリエ】

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HuneXさん、dramatic createさんのPSVita用ソフト「スチームプリズン-7つの美徳-」で高塚智人さん演じるキャラクター、ウルリク・フェリエの感想とネタバレをまとめました。

キャラクター紹介

CVは高塚智人さん。
下界で情報屋の仕事をしている。
彼女をエルトの元へ連れてきてくれたのも彼。

口が悪く余計な事ばかり言う。
エルトに雇われているものの、エルトに対しての態度は横柄。

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感想

シナリオは面白かったですが、生憎好みではありませんでした。
好きじゃないだろうな…と思いつつ、スチームプリズンの世界を知りたくて挑戦したと言う感じ。

結果、エルトルートでは知り得なかった情報と出会い、また一つこの世界を理解出来たように思います。

本の辺りからはワクワクしたのですが、やっぱりエルトの存在が私の中で大きくて。
ウルリクとのやりとりや、二人のお父さんみたいな所も、またエルトの魅力に感じてしまいました。

エルトより先に攻略してたら、もう少しウルリクも好きになれただろうと思うので、攻略の順番を間違えたな…と言う感じです。

ネタバレ

年上のくせに冗談ばかりで、おしゃべりで訳わかんないやつだけど、エルトが僕を信じてくれたから、僕は今こうやってまだ生きているんだと思う。

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その昔まだ世界が上界と下界に分かれて居なかった頃、もしもの時に備え、人々は上界を作った。
だから用心したのだ。
何者かに悪用されてしまわぬように。
そうして上界には崩落装置が設置された。
万が一悪用された際に、上界を落とす事の出来る装置だ。

その装置を動かすには、フェリエ家に伝わるパスワードか、それを動かす鍵が必要だった。
鍵はフェリエの技術力に出資すると言う形で、常に協力関係にあったヴァーレンティン家に預けられた。

そんなすごい装置まで作った彼の祖先アルセンクライムは、大洪水の時に上界へと行く予定だった。
けれど家族を見捨てられず、アルセンクライムは自ら進んで下界に留まった。
けれどそれを知らないフェリエ家の人々は、上界に裏切られ、フェリエ家は下界に残された…と思うようになっていた。

大洪水はとても酷いもので、その後の町の有様は筆舌に尽くしがたい状態だった。
そんな中、仮に恨みの気持ちだとしても、それが生きる糧になるだろう…と思ったアルセンクライムは、フェリエ家の誤解を解かなかった。
だから保険を掛けたのだ。
崩落装置を動かす鍵の存在だけをフェリエ家に伝え、崩落装置を止める鍵の存在は明かさず、ヴァーレンティン家にその両方の鍵を預けた。
万が一フェリエが恨みに負けた時のためにと。

そんなフェリエとヴァーレンティンは、大洪水後の下界の復興に力を尽くした。
技術でフェリエが、財力でヴァーレンティンが。
そうしていつしか人々の間に、フェリエの名前は伝わらなくなった。
功績は全てヴァーレンティンのものとして広まり、フェリエは影の存在となってしまったのだ。

銃だってそうだ。
作ったのはフェリエだったが、出資したヴァーレンティンが銃を作ったと思われている。
だから裕福なヴァーレンティンとは違い、影のフェリエは貧しかった。

彼の暮らしもとても貧しく、母と路上生活をしていた。
ある日、母に連れられ、ヴァーレンティン家へ行ったことがあった。
そこは彼の知らない煌びやかな世界で、共に大洪水から立ち直るために尽力したのに、どうしてこうも違うのだろう?と子供心にも不思議に思ったのだ。
そこで彼はエルトと出会い、しきりに友達になろうと言われたのだった。
結局友達になるとは言わない彼に、エルトは次に会った時に…と約束し、月日は流れた。

彼はいつも母に言われいた。
誰も信じるなと。
けれどある時、死んだと思った父が、自分たちと同じ路上生活をしている事を知り、会いに行ったことがあった。
父は彼と会えた事を喜び、たくさん食べ物を食べさせてくれた。
そうして彼が満腹で寝ている隙に、父は息子である彼を売ったのだ。
借金の返済にお金が必要だったから…と。

彼を買ったのはリベラリタスの前のこの地区、フェアレーターのボスだった。
以来彼はフェアレーターのボスの元で働き、ある日エルトの屋敷に盗みに入るよう命じられた。
その時エルトと再会を果たした彼は、そのままエルトに保護され、エルトはフェアレーターのボスを倒し、リベラリタスを作った。
そうして彼に情報屋と言う職をくれ、援助してくれたのだ。

エルトの話によると、彼の母が亡くなったと聞いた時に、彼を保護しようと探したものの、その時彼は既に売られていた為見つけられなかったらしい。

そうして彼は今の生活を手にしたのだが、貧乏生活の頃や、フェアレーターのボスの元にいた頃に、辛い生活の中ひたすら上界への恨みを募らせていた。
だからエルトが彼女を護衛にした時も、彼女に冷たかった。

けれどそんな彼を信じる…と言ってくれた彼女の言葉と、その後本当に信じ続けた態度に彼の上界の者への、いや彼女への感情は次第に変化していった。

その頃、彼の知人の武器商人のバイスの作った組織、ラファールでエルトが上界の人間を護衛にしている事が気に入らないと話題になった。
フェリエ家を称え、いつか上界を倒す事を夢見るその集団は、下界の中でも特に上界を嫌っていた。
だから彼女が狙われたのだ。

事前にその話を聞いていた彼だったが、バイス程度を交わせないようじゃ、エルトの護衛失格かも?…と思い、腕試しのつもりで知らせなかった。
それに本当にバイスが実行に移すとも思っていなかったのだ。

所がバイスは子供を使い彼女を地下通路までおびき寄せ、そこで大勢で囲んで捕らえようとした。
彼女の剣の腕は、バイスの見込み以上で、バイス達は劣勢だったが、彼女を毒壺と呼ばれる地下にある死体を遺棄する部屋へ閉じ込めたのだ。

その話をバイスから聞いた彼は、一人毒壺へ向かい彼女を救出した。
しかしこの彼の行動が新たな事件を引き起こした。
再び彼女が拐われてしまったのだ。

今度は二人が親しいことも、あの日彼女を助けたのが彼である事も調べた上で、彼女を人質とする事で、彼に上界を崩落させる装置の鍵を盗んで来させたのだ。
エルトを巻き込まないよう、慎重に盗みに入ったものの、結局エルトに見つかり、事情を話せばあっさりと鍵を渡された。

そうして彼女の捕らえられているラファールのアジトへ着き鍵を渡したが、約束は守られず彼女は解放されなかった。
その事に彼は怒りを露わにし、一緒について来てくれたエルトとその部下達でラファールを制圧。
しかしバイスには逃げられてしまった。

すると、バイスが逃げて少し後、急に地面が揺れ出したのだ。
それは崩落装置を起動した揺れだった。
崩落装置は、支柱に一定の振動を与え続けることで、上界を落とす仕組みだ。
その地震は地下の水源と、フェリエの先祖の作った装置で起こせる。
彼がバイスに渡したのは、この装置を起動する鍵だった。

急ぎ装置の所までやってきた彼と彼女。
そこでバイスは最初から彼のことは嫌いで、ただこの装置を動かして上界を落とすために親しいふりをしていた…と言うのだ。
長い付き合いだった。
だから人間嫌いな彼も、少しはバイスに情が湧いていたのだろう。
その告白は、とても辛いものとなった。

更にバイスは容赦なく彼に引き金を引いたのだ。
被弾する直前、彼女が彼を庇い代わりに撃たれてしまった。
動揺する彼を今度こそはと、撃とうとするバイスだったが、後からその部屋へ駆けつけたエルトにより撃たれ二人は助けられた。

けれど装置のパネルがバイスにより破壊されていて、彼にも装置を止められない。
慌てる彼に、エルトはもう一つの鍵を取り出し、装置を止めて見せ、彼の先祖の話をしてくれた。
エルトの話により、彼はやっと上界に裏切られてはいない事を知った。

だからと言って、すぐに上界を好きになれる訳じゃない。
それでも彼女と出会った事で、彼女を好きになった事で、彼の中の上界への偏見は改善された。

ずっと人を信じられなかった彼。
けれど彼は知る事が出来た。
決して裏切らない人が居るという事を。
彼の側にも、エルトと彼女、少なくとも二人はそんな人間がいてくれる。
だからもう大丈夫。
これからはもっと人を信じて、人を好きになって生きていく事だろう。

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あんたの嫌いな所はいっぱいあるし、何がいいのか全然わかんないけど。
好きになったんだから。
好きなものは好きなんだから、しょうがないだろ!

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