Daisy2さん、PROTOTYPEさんのNintendo Switch用ソフト「絶対階級学園」で浪川大輔さん演じるキャラクター、鷹嶺陸の石ころ・薔薇両ルートのBadEndのネタバレ(あらすじ)をまとめました。
シナリオ紹介
※「絶対階級学園」は乙女ゲーム制作ブランド『Daisy2』『PROTOTYPE』の作品です。
バナーの画像はこちらからお借りしております。
CVは浪川大輔さん。
薔薇階級の三年生。
赤薔薇と呼ばれる特別な称号を有している事、鷹嶺財閥の御曹司である事から、女生徒の憧れの存在。
主人公の事は最初から気になっていたようで、階級の違う彼女をいつも気にしていた。
女王暗殺未遂事件で石ころ階級に落とされた時も、彼女を守るために自分の世話係にしてくれた。
しかし彼が彼女をそばに置く事を玖珂兄妹の妹の参月は面白くなかった。
ずっと彼を慕っていたからだ。
だから噂を流したのだ。
彼が権力に物を言わせ、彼女を慰み者にしている…と。
その事で彼の立場が危うくなった時、今度は彼女に言いよって来た参月に頼まれ、彼を助ける活動に署名をした彼女。
しかしそれは罠だった。
用紙は二枚になっており、間にカーボン紙が挟まれていて、鷹嶺陸に慰み者にされた…と言う書類にサインしたかのように偽造されてしまった。
そうして彼は汚名を着せられ、反省室送りとなってしまった。
けれどレイと彼女は諦めなかった。
彼を助ける為に策を考えたレイに、彼女は「陸さんを助けるためならなんでもします!」と伝えた。
レイの作戦は、自分のピアノの披露するパーティーを開き、そこに薔薇階級の生徒を招待。
皆が寮を留守にした所を狙い、彼女がサインさせられた原本を参月の部屋に忍び込み盗み出すと言うものだった。
そうしてそれを彼に伝えると………。
石ころBadネタバレ(あらすじ)
二種のBadあり。
まずはシナリオ紹介の続きから。
聞けなかった言葉
レイの計らいで反省室に食事を運ぶ担当にしてもらえた彼女。
しかし最初に届けた時には、彼に冷たくされ、もう来なくていいと言われてしまった。
それでもレイと彼を助けるための作戦を立てた事を彼に報告するため、また食事を運ぶ。
すると彼女から作戦を聞いた彼は、自分も参加すると言うのだ。
そうして彼女と協力して反省室を抜け出し、パーティーに参加中で主が留守の参月の部屋へ。
二人で部屋中を探したけれど、原本は見つからない。
元々賭けのようなものだった。
原本は捨てたかもしれないし、兄の真一の部屋かもしれない。
それでも一縷の望みをかけて忍び込んだのに。
それだけでも厳しい状況であるのに、そこに予定外に参月が戻って来てしまった。
二人は慌ててクローゼットへと身を隠す。
しかし参月はパーティーでドレスを汚され、それを着替えに帰ってきたのだ。
だから当然クローゼットへと向かってくる。
隠れていた二人は、彼の合図で飛び出し、飛び出し様に彼が参月にドレスを頭から被せてなんとか抜け出した。
そのまま原本を探す為にゴミ集積所へと移動。
しかしさっきの騒ぎで参月だけでなく、兄の真一、白薔薇のレイ、更には他の薔薇階級のものまでやってきた。
彼女だけはゴミの山に押し込められ見つからずに済んだが、彼は参月の部屋に忍び込んだ泥棒の汚名まで着せられる事に。
皆をレイが取りなし、彼らとレイだけが残った。
しかし肝心の証拠となる原本は未だ見つからない。
もうみんなにバレてしまったから、反省室に戻らないとまずい。
そうレイに言われ、彼は渋々反省室へ。
彼女は「もういい」と言う彼の言葉に逆らい、一人朝までゴミの山と格闘。
しかし原本が見つかる事はなかった。
翌日開かれた臨時のお茶会では、彼女を慰み者にした事、反省室を抜け出した事、参月の部屋に泥棒に入った事、これら全てを罪とされ彼は石ころへと落とされた。
そうして彼は玖珂兄妹に世話係に任命され、いいようにこき使われている。
ゴミ集積所で彼に全てが片付いて、薔薇階級に残れたら言いたいことがある…と言われていたのに。
彼女はその言葉を聞けぬまま、彼とは話せなくなってしまった。
何しろいつも用事を言いつけられ駆け回っているのだ。
会うことすら難しい。
そうして彼がどんなに酷い目に遭わされようと、彼に代わり新たな赤薔薇となった真一には誰も意見出来ないのだ。
それでもそんな様子が辛くて、買い物を言いつけられた彼を追いかけた時、彼女は自分も玖珂兄妹の世話係になりたいと提案した。
しかし彼はとても酷い目に遭っていた。
だから彼女を巻き込みたくなくて、迷惑だと突き放す。
また悪いウワサを立てられると。
そんな時だ。
激しい頭痛を訴え、彼が苦しみ出した。
助けを求めるも、皆新赤薔薇が怖くて助けてくれない。
だから彼女は苦しむ彼を残し、一人医務室へ助けを求めに。
鎮静剤でやっと眠った彼。
エドワードは一度本土の病院へ行くべきだと言う。
何か大変な病気かもしれないからと。
検査が終わったら戻れるさ。
エドワードはそう言うけれど、彼女は言い知れぬ不安に見舞われた。
何故だか彼にもう会えない気がしたのだ。
だから眠る彼の顔をもう一度見て、医務室を後にした。
翌日、彼女が医務室を訪ねると、そこに彼の姿はなかった。
昨夜遅く鎮静剤が効かなくなり、本土の病院に運ばれたのだ。
更に彼の両親の希望により、彼はもうこの学園には戻らないとの事だった。
卒業したら会いに行けばいい。
エドワードにそう励まされ、彼女は卒業後また彼に会いに行く事を決意した。
それでも彼が恋しい。
あの日、薔薇階級に残れたら伝えたいと彼が言っていた言葉。
あの言葉を聞く事は二度とないのだろうか。
落ちた名誉
レイがピアノを披露するパーティーを開いてくれている間、彼と彼女は参月の部屋へ。
玖珂兄妹が彼を陥れた証拠となる原本を探す為だ。
しかし部屋の中をいくら探しても見つからない。
そもそも本当にこの部屋にあるのかも分からない。
兄の真一の部屋かも知れないし、捨ててしまったかもしれないのだ。
これは賭けだったのだ。
それでも諦めきれない彼女は、ゴミを探したいと言い出し、ゴミ集積所へと移動しようとした時、運悪く参月が部屋に戻って来てしまったのだ。
なんでも誰かにドレスを汚され、着替えに来たようだ。
慌ててクローゼットに二人で隠れたものの、参月はクローゼットへと向かってくる。
その上彼との距離が近い。
あまりに近くいその距離に、彼女は緊張が止まらない。
だから少しだけ彼との距離を取ろうとしたその時だ。
彼女の肘がクローゼットの扉に当たり、部屋に戻った参月に見つかってしまったのだ。
万事休すだ。
数日後、臨時のお茶会が開催され、そこで彼は石ころ階級へ落とされた。
以来彼の転落は学園内の大きな噂となった。
しかも女生徒のクローゼットの中に石ころの女子と隠れていた事から「鷹嶺陸はヘンタイだ」「鷹嶺陸はどうしようも無い女好きだ」などと陰口を叩かれるように。
当の彼はと言えば、石ころの寮へ移動して来て以来、全く部屋から出てこない。
プライドの高い彼だ。
地位と名誉をいっぺんに失った事に耐えられないのだろう。
それでも彼女は何度も彼の部屋の扉を叩く。
彼に出てきて欲しいから。
しかし一度もその扉が開く事はなかった。
きっとこの扉のように、彼は彼女へと開いていた心の扉も固く閉ざしてしまったのだろう。
共通Badネタバレ(あらすじ)
陸さんの薔薇ルートへ入るように進み、ダンスパーティーをまじかに控えた頃、萌花とドレスを買いに行く。
そこで学園長が用意してくれていたドレスを断り、彼女の過去を恥ずかしいと言う萌花に恥ずかしくないと告げてダンスパーティーへ。
分岐はダンスパーティーで学園長と踊る直前。
壁の花
はじめてのダンスパーティー。
その凄さにただただ圧倒される彼女。
しかしその凄さに馴染めない。
そうしてダンスパーティーでは、結局誰にも誘われる事なく、一度もダンスを踊る事はなかった。
せっかく陸に教えて貰ったのに。
そっか、私にはダンスパーティーなんて、いやそもそもこの学園が似合わないんだ。
そうしてダンスパーティーからひと月ほど過ぎた頃、彼女は教室の窓際の席で外を見ながら櫂宮学園での日々を懐かしんでいた。
あのダンスパーティーの日、「君には失望したよ」とつぶやいた学園長は、「特別な事情により」彼女を退学にした。
結局学園長に尋ねても、その特別な事情については教えて貰えなかった。
しかしあの日呟いた言葉に、その理由があるような気はした。
今では本土の以前通っていた学校に戻って普通の学校生活を送っていた。
父は未だ行方不明のまま。
住む所は火事のあの日、父の手紙を預かっていてくれたハツコさんにお世話になっている。
あの時はあの環境に圧倒されてしまったけど、今なら思う。
せっかく素敵な人たちと出会えたのだから、せめて恋のひとつでもしておけば良かったと。
なんの思い出もないまま失った学園生活。
そこに少しの後悔を感じていた。
薔薇Badネタバレ(あらすじ)
臨時のお茶会が開催され、薔薇階級になった彼女。
初めは不安だったものの、彼のお陰で楽しく過ごしていた。
所がある日、彼が玖珂参月に告白されているのを見て、彼とギクシャクしてしまう。
しかし彼女の様子がおかしい事に気づいた彼が追いかけてくれた事で、二人は晴れて恋人に。
今までも赤薔薇である事、鷹嶺財閥の御曹司である事から、やや傲慢な態度が目につく彼だった。
しかし彼女と恋人となったことで浮かれ、より好き勝手な行動をするようになり、それは目に余るものとなった。
そうして彼女のためにと開いた赤薔薇の宴で…。
報い
赤薔薇の宴の余興として、彼は後ろ手に縛った石ころの生徒を並べ、参加者に矢を配った。
矢の先端には布が巻かれているが、当たれば多少なりとも怪我を負うだろ。
しかし彼はそんな事は気にも留めず、石ころの生徒の頭にりんごを置いて、それを射抜くゲームを始めた。
しかしそれを見たレイが慌てて止めに入るも、彼女までもが彼を庇うのだ。
薔薇の自分たちが石ころをいじめて何が悪いの?と。
そうして場内はスリリングなそのゲームで盛り上がり、彼女も彼もその熱に酔いしれた。
しかしそのパーティーから程なくして、臨時のお茶会が開かれた。
登場した女王がそばに呼ぶのは、いつも赤と白の両薔薇だった。
しかしその日女王はレイだけをそばに呼んだ。
そうしてレイの口から発表されたのは、最近の鷹嶺陸の行動は赤薔薇の称号に相応しく無い目に余るものだ、と。
更にその反省を促すため、鷹嶺陸を石ころに降格処分とする、と。
新しい赤薔薇には玖珂真一が選ばれた。
彼女はレイに何度も掛け合い、彼を薔薇に戻して欲しいと頼んでいた。
レイは「陸の反省次第だね」と、希望の持てる返答だった。
そうして彼女は毎日石ころ寮へと通う。
大切な恋人の為に。
しかし彼は石ころに落とされてからと言うもの、一度も部屋から出てこない。
そんな彼の部屋へと無理やり入ると、換気をしてないからかカビ臭い匂いがした。
そうして彼にレイが話していた事を伝えると、彼は「今度はレイに乗り換えたのか?」といい、彼女に無理やり襲いかかった。
「いや」と彼を突き放せば、思いの外簡単に解放された。
「もう俺なんかやめた方がいい」と言う彼は、きっとわざと彼女に嫌われようとしたのだろう。
「また来るね」と声を掛け、泣き顔を見られないように、彼に背を向けたまま歩き出す。
どこで間違えてしまったのだろうか?
レイの忠告を聞かなかったことがいけなかったのだろうか?
今更後悔しても、もう戻れない。
これは自分たちのして来た事への報いなのだから。
鷹嶺陸のその他のネタバレ(あらすじ)
石ころHappy
薔薇Happy
真相Happy
真相Bad
その他のキャラのネタバレ
複数のネタバレがございますが、代表して石ころHappyの記事をご紹介しております。
下記の記事より、その他のネタバレへもリンクから飛んで頂けますので、併せてご覧頂けましたら幸いです。
七瀬十矢
鷺ノ宮レイ
加地壱波
五十嵐ハル
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