幻奏喫茶アンシャンテ【カヌス・エスパーダ】

キャラクター紹介


※「幻奏喫茶アンシャンテ 」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社に帰属します。

CVは梅原裕一郎さん。
妖精界メディオ出身。
主人公の祖父、草庵の提案で兜をかぶっているが、実際は首なし騎士。
本人曰く、見えないだけでそこに顔があるらしい。


人間界では「兜さん」などと、兜に私服姿でありながらも人々に慕われている。
大変穏やかな性格。


しかし妖精界では、死を告げる妖精として、他の妖精に疎まれる存在。
親しい妖精は妖精女王ティターニアとその側近であるヴェンニーアの2人のみ。

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感想

すごく素敵でした。
途中まで最高に好みのシナリオでした。


全部が終わっても、面白かったし感動したのですが、一つだけ残念ポイントが。
ゲームの中でカヌスの顔を見たいというような話が出た時、狩也くんはなんとなく見えるじゃないですか?
そこで妖精である事と、カヌスと相性がいいという条件が揃うと、なんとなく見えるみたいな話があったのです。
だから主人公には見えないのだろうな…と諦めてました。


物語の後半、ちょっとした事件があり、彼女が妖精に近い存在になる所があるんですよね!
そこで私は感動したのです。
この流れは、ただ物語の展開で組み込まれただけでなく、きっと妖精に近い存在になった事で、ついに彼女は愛する人の顔を見る事ができるのね!…と。
その感動が、その先の展開をマイナスにしてしまったのです(笑)


つまり、結果顔を見る事ができなかったので、勝手にそこにたどり着く前に気持ちが盛り上がってしまったため、急に崖から突き落とされたような感覚に(笑)
全て私の早とちりが原因です。
制作サイドになんら罪はないのです。
ただうっかり勘違いしそうな流れだったと思うんです(笑)


でも、今感想を書きながら、FDのための展開を残す布石だったのでは?という可能性も見えて来た気がします!
…とまた勝手に早とちりで盛り上がると、後で「少し残念なポイントが」と言う感想を書く羽目になるので、勝手な推測で盛り上がるのは、このあたりにして置きたいと思います。


そんな残念なポイントはあるものの、全体的には大変おもしろかったですし、感動しました。
ティターニアもとても素敵な人で、バンシィって私が好きで読んでいた妖精の出てくる物語の中でもよく知っていたので、バンシィがカヌスの前任者ときき、死を告げる妖精なのも納得できたりしました。
確か涙が琥珀に変わり、その涙が燃える場合と燃えない場合とで、その家の主が死んでしまう予言になる…とかそんな妖精として登場していたように記憶しています。


そして我が家の愛犬がコーギーなのですが、コーギーって妖精の世界で妖精と共に暮らしていて、ある時妖精が人間の子供と親しくなり、その子達にコーギーの子犬をプレゼントした事で、人間と暮らすようになったなんて逸話もある犬なので、なんとなく妖精の世界というだけで気持ちが盛り上がり、カヌスとは関係のない所で感想が長くなり、申し訳ありません(笑)


とても素敵でした。
再生した妖精界が素敵だったので、その花畑をカヌスと主人公を追いながら、うちの子が駆けていく姿を想像して勝手に感動してしまう程に(笑)


ネタバレ(あらすじ)

聞くがいい世界樹よ!
彼女は貴様の花嫁などではない!
いや、他の誰であろうとも彼女を奪わせはしない。
彼女を守る者として、彼女に寄り添う者として、このカヌス・エスパーダが貰い受ける!

世界樹の花嫁

昔むかし、それはずーっと昔の事。
人間が妖精界メディオに植物を持ち込んだ。
その植物は妖精界との相性が良く、すくすくと育った。
そしてそれは留まるところを知らず育ち続け、現在のメディオの全てと言える程大きな、あの世界樹となったのだ。


植物は空気と水と太陽の光で生きていける。
けれど世界樹は大きくなり過ぎてしまった。
だから自然界のそれでは養分が足りなくなったのだ。
そうして世界樹は足りない養分を補う事にしたのだろう。
ある日妖精を喰らい出した。


自然から誕生し、死と言う概念もなく悠久の時を生きる妖精。
しかし世界樹の捕食活動により、その身が危うくなってしまった。


そうして誰彼構わず捕食する世界樹をなんとか収めようと、ある時妖精たちは生贄を捧げる事にした。
それが世界樹の花嫁、現在の妖精女王だ。
世界樹の一部を玉座にし、生贄の花嫁を据える。
玉座には特殊な装置を設置し、世界樹が生贄から十分な養分を吸えるようになっていた。
当然あの大きさだ。
娘一人の命など簡単に吸い尽くしてしまう。
だから妖精たちは、花嫁の命が吸い尽くされるたびに、新しい花嫁に据え変えた。


そんな悲しい生贄を隠すための虚構、それが妖精女王だ。
華やかな印象を与える、妖精たちの憧れの存在。
選ばれた者や、その周りの者たちも誇らしい存在。
けれど蓋を開けてみれば、単なる生贄なのだ。


死を告げる妖精

妖精は自然界から生まれる存在。
親も兄弟もいない。
けれど時と場所を同じくして生まれる妖精も。
そうして彼らはそんな仲間を兄弟と呼び特別な関係を築く。
ティターニアとヴェンニーア、そしてその二人の姉となったバンシィの三人は、同じ場所で同じ時に生まれ、姉弟として育った。


バンシィは生まれながらにして、死を告げる妖精と呼ばれる存在のため、妖精たちからは避けられる。
けれど妹のティターニアと弟のヴェンニーアにとって、バンシィは優しい姉さんであった。
そうして三人は素敵な関係を築き、優しい時間がそこを流れていた。
けれどそんな優しい時間は、そう長くは続かなかった。


ある時、そう今から500年前、ティターニアは妖精女王に選ばれた。
ヴェンニーアはそれをとても誇らしく思ったのだ。
自分の姉が、妖精みんなの憧れの存在になるのだから。


けれどバンシィは知っていた。
死を告げる妖精だったから。
世界樹の真実を知っていたのだ。
妖精女王とは名ばかりの、世界樹への生贄なのだ…と。
当然選ばれたティターニアも、その事実を知ることとなったのだが、自らの犠牲で皆が平和に暮らせるのなら…と、その事実を受け入れ、女王になる事を決意した。


しかしバンシィは違った。
可愛い妹を世界の犠牲にしてなるものか!と思ったのだ。
だから弟を呼び出し、唯一彼女を説得出来そうだからと、「ティターニアが妖精女王になるのを止めて欲しい」と頼んだ。
しかし弟は真実を知らなかったから。
だから思ったのだ。
妖精女王に選ばれた妹を妬んだのだ、長姉は…と。
だからバンシィの話など聞かず、断ってしまった。


その夜の事だった。
バンシィは世界樹に牙を剥いた。
この理不尽な世界を生んだ元凶の世界樹を倒せば、もう誰かが犠牲になる必要はないから…と。
そうして死を告げる妖精は立ち上がり、けれど世界樹には敵わず彼女は世界樹に喰われてしまった。


背負った使命

バンシィは世界樹には敵わなかったものの、その玉座に僅かなダメージを与える事には成功した。
しかし、そのダメージにより、世界樹は暴走したのだ。
傷を癒すために養分が必要だと、妖精を喰らい出した。


そんな時に彼は生まれた。
バンシィの役目である、死を告げる妖精として。


使命を背負い生まれた彼は、生まれながらに知っていたのだ。
己が何をすべきかを。
だから妖精たちの命を奪った。
彼が妖精を斬り、その養分を世界樹が吸う。
そうして世界樹が眠りに着くまでそれを繰り返した。
彼が妖精の命を奪うのを終えた時、妖精界の妖精の数はなんと十分の一になってしまった。


その後ティターニアが予定通り玉座に着いたものの、バンシィの与えたダメージにより、世界樹はその養分の命を十分に吸いとる事が出来ない。
だから定期的に目覚めては足りない養分を欲するため、ティターニアと彼女の補佐のヴェンニーア、そして死を告げる妖精のカヌスとで、長く生きた妖精を選別しその者たちから順に命を奪う事に。
手を下すのは死を告げる妖精の彼だ。


生まれてすぐに同族に死を与えた時も、その理不尽さに苦しんだ。
なぜ我がこのような事を?と。
けれど使命だから、彼がやらねば妖精界は滅んでしまうから。
だから苦しみを閉じ込めて使命を全うした。


それは今も変わらない。
生まれたあの日から、彼は使命としてただ妖精の命を奪う。
それがどんなに辛くても。
それがどんなに苦しくても。


心休まる場所

妖精界での暮らしは辛いものだった。
彼は死を告げる妖精だから、誰もが彼を恐れて避ける。
話し相手は妖精女王のティターニアとヴェンニーアだけ。
二人は唯一の彼の友人だった。


そんな居場所のない彼は、ある日アンシャンテを見つけた。
誰でも受け入れるその喫茶店は、首なしの彼ですら、当たり前のように受け入れてくれた。
当時のマスターは亡くなったものの、跡を継いだ彼女もまた、彼を受け入れ居心地のいい場所を守ってくれた。


そんな彼女との日々が心地よかったから、だから彼は先代の草庵と同じく見守って欲しいと願った。
妖精界へと赴いたりと、アクティブな彼女だったが、どうか自分の使命や妖精界の真実には触れないで欲しいと。
怖かったから。
彼女に真実を知られ、その笑顔を曇らせてしまう事が。


けれど彼の願いは届かなかった。
ある時彼女に見られてしまったのだ。
使命として妖精の命を奪う所を。
そしてそれをキッカケに、彼女に知られてしまったのだ。
妖精界の真実を。


だから突き放した。
ただ首を突っ込まず、我を笑顔で迎えて欲しい…と。
アンシャンテは心休まる場所だからと。


ヴェンニーアの策

彼に突き放され、悩んだ彼女だったが、ヴェンニーアの言葉に励まされ、自分勝手を貫く事にした。
そもそもカヌスがあなたを突き放した事だって、カヌスの自分勝手なのだ…とヴェンニーアに言われたからだ。


そうして妖精界の事態悪化のため、アンシャンテに来店しなくなった彼に代わり、ヴェンニーアが彼女を妖精界へと連れて行ってくれたのだ。
そうしてヴェンニーアに頼まれた。
妖精界のために、カヌスのために力を貸して欲しいと。
そして姉ティターニアのためにと。


ティターニアとは友人として付き合い、よく妖精界を訪れてはお茶会を開き、人間界の出来事やアンシャンテの常連たちの話をする仲だった。
玉座から動けないティターニアのためにと、彼女はよくティターニアを案じてもいた。
だからそう頼まれれば、私に出来る事ならなんでもするよ!と快く返事をした彼女。
しかし、それがとんでもない事態を引き起こしたのだ。


いつか姉を玉座から救おうと、何年も何十年も何百年もかけ、その玉座へと細工を施し、姉を玉座から引き離しやすくしていたヴェンニーアは、それを利用しティターニアを救い出した直後、代わりに彼女を玉座へと据えてしまったのだ。
妖精女王の身代わりは、人間に務まるものではない。
だからヴェンニーアの狙いはそれではなかった。
彼女を玉座に据える事で、彼に世界樹を倒さなければならない理由を作る事だったのだ。
更にはアンシャンテの最強と言われる人外たちをも、この戦いに巻き込む事が出来れば、バンシィが失敗した戦いでも、勝算があると踏んだのだ。


玉座に据えられた彼女はといえば、触手にきつく体を巻き取られ、そこから魂を削られるような感覚と鋭い痛みにもがき苦しんでいた。
そんな時、妖精以外のものが玉座に据えられ、それを異物とみなした世界樹は暴れ、世界樹はソウルイーターを生み出した。
彼女の異変に気付きつつも、次々と現れるソウルイーターに苦戦していると、狩也の力を借りてミシェル、イル、イグニス、凛堂が助っ人として現れた。
そうしてアンシャンテの最強人外たちの協力のお陰で、彼は彼女の元へと駆けつけた。


途中彼に彼女声を聞かせ、彼を急がせようとしたヴェンニーアだったが、彼女は一言も彼に助けを求めなかった。
ただ信じてると一言だけ彼に伝えた。
そして彼はその彼女の信頼に応え、無事に彼女を救出し、アンシャンテの仲間の力を借り、世界樹をも討ち果たした。


本来の妖精界

ソウルイーターまでもが現れた今回の事件で、妖精界は大きく変わった。
妖精女王ティターニアが、玉座から解放され自由を得た。
死を告げる妖精と恐れられた彼は、ソウルイーターから妖精たちを守り、これまでの事もティターニアから妖精たちに説明した事で、以前のように恐れられる事はなくなった。


何より大きく変わったのは、世界樹が枯れた事だ。
以前は妖精のその全てが世界樹から成り立っていたような造りだったが、世界樹が枯れた事で、残った妖精たちは新しい世界を作る為に立ち上がった。
皆で花の種を蒔き、育てる事にしたのだ。
以前とは違う、けれど美しい妖精界メディオを作る為に。


彼の指導により、今まで長い時を無為に過ごしていた妖精たちもやりがいを見つけた。
意外にも花を育てることを楽しんだのだ。


新しいメディオが出来たら彼女に見せたいと思っていた彼は、彼女を妖精界へと案内した。
ゲートを開けた彼女は、そこに広がる一面の花畑に感嘆の声を上げた。
以前から美しかったメディオだったが、色とりどりの花に飾られたその世界は、新たな美しさを手に入れたのだ。


そんな美しい風景の中で、彼は彼女に想いを伝え、妻になって欲しいと求婚。
彼を誰よりも慕っていた彼女は、そのプロポーズを喜んで受け、二人は結婚する事に。


妖精と人間だから、刻む時の長さに違いはあるけれど。
それでも共に時を重ねたいと願った二人。
彼女の生涯の時間は彼にとっては僅かな時間かもしれないけれど、それでもずっとその時間は、思い出は、彼の中で生き続ける事だろう。


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