幻奏喫茶アンシャンテ

246本目の乙女ゲーム。
オトメイトさんのNintendo Switch用ソフト。

Contents

「幻奏喫茶アンシャンテ」作品紹介
「幻奏喫茶アンシャンテ」公式PV
1. 「幻奏喫茶アンシャンテ」PV第2弾
2. その他
「幻奏喫茶アンシャンテ」攻略キャラ
「幻奏喫茶アンシャンテ」キャラ別感想＆ネタバレ（あらすじ）
「幻奏喫茶アンシャンテ」好きキャラ
「幻奏喫茶アンシャンテ」オススメ度＆満足度

「幻奏喫茶アンシャンテ」作品紹介

小さい頃は祖父の経営する喫茶店アンシャンテで過ごしていた主人公。
しかし、両親と共に新潟に引っ越したのをきっかけに、あまり訪れる事がなくなった。

幼いながらも覚えている。
祖父の店の雰囲気を。
「ここが誰かの居場所になっちまったからな」と、店を続ける理由を少し照れくさそうに話していた祖父の様子も。
そして「コーヒーは自分で淹れるのもいいが、誰かに淹れてもらった方がずっとうまいんだよ」と笑った祖父の顔も。

しかし就職してからは、全くという程祖父の元を訪れなくなってしまった彼女。
理由は弱い自分を見せてしまいそうで怖かったから。
甘えてしまいそうで怖かったから。
あの場所から逃げるように祖父の元に行ったら、大好きな祖父に嫌われるんじゃないか…と怖かったから。

彼女の就職した食品会社は、ブラックな企業で、詐欺まがいのサプリメントの販売を行っていた。
内勤の彼女は、顧客からのクレーム電話の対応に日々心をすり減らしていた。
辛いし、やめたい。
それでも「拾ってやったんだからな」と、上司に言われなんとか辞めずにしがみついてきた。
しかしそろそろ限界だった。

そんな時だ。
祖父の訃報と祖父からの手紙が届いたのは。

時折彼女の家を訪ねて来ても、彼女の様子を詳しく聞き出そうとはしなかった祖父。
それでも可愛い孫娘の事を気にかけていたし、なんとなく察してもいたのだろう。
手紙には「辛かったら逃げたっていいんだぞ」と綴られていた。
更に「店は任せる。実際に観て回って、畳むなり自分の居場所にするなり好きにすればいい」と。

その手紙がきっかけで、久しぶりにアンシャンテに訪れた彼女は、そこで衝撃的な事実を知らされるのだった。
なんと祖父の経営する喫茶店には異世界と人間界をつなぐ、ゲートと呼ばれる扉があり、そこから人外のお客様がやってくるのだ。
しかもその人外たちは店の常連だったりする。
中には完全に住み着いているものや、アンシャンテに部屋を借り、自分の世界とアンシャンテを行き来しているものもいる。

そんな事実を知り、初めは困惑した彼女だったが、魔王のミシェル、堕天使のイル、魔獣のイグニス、妖精騎士のカヌスたちと祖父の過ごしてきた時間、彼らの間に結ばれた絆を知り、店を残す事を決意。
それを機に、長年自分を苦しめ続けて来た会社とも決別する事が出来たのだった。

これはそんな彼女と異世界からの常連たちが、人間界と異世界を巻き込んで綴る、壮大な恋の物語。