金色のコルダ オクターヴ【榊大地】

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キャラクター紹介

CVは内田夕夜さん。
星奏学院の三年生で、オケ部の副部長。


律の怪我の事を知りつつも、大会に出たい律の気持ちと、自分の学校の優勝を優先してしまった事を悔やんでいる。
自分が律の演奏家の夢を奪った…と。

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感想

優しげな感じが好きそうかな?と思っていた榊先輩。
すごく素敵でした。


本編の事は知らないので、いろいろとかたれませんが、友人のことも大事にする素敵な人だな…という印象です。
自分の身を犠牲にしても構わないとまで思い、部長の怪我を心配していたのだから。


ただやっぱり軽く口説き文句ばかり言う方なので、実際にもっとシナリオしっかりと長いものだったら、結果はそう好きじゃないかもしれません。
いい先輩で居てほしいタイプかも?(笑)


オクターヴのシナリオでは、律の事を案じる優しい人で素敵でした。
でも、恋愛要素よりは、友人への想いを強く強調されたシナリオかな?と思います。
内田さん、素敵な榊先輩をありがとうございました。


ネタバレ

多分、一番大事な事は忘れない。
この胸に宿った君への想いだけは必ず残るって、俺は信じているよ。



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魔法の島、ハルモニア。
だから願いたくなってしまう。
魔法ならば叶うと思ったから。
律の腕を元に戻してほしい…という彼の願いが。


ハルモニアにある緑の丘。
そこにある鐘楼の鐘は願いを叶えてくれると言う。
だから彼はこっそりとそこを訪れていた。
どうか律の腕を直してほしい…と願いに。
その為なら、俺の体の自由を代償にするから…と。


願い事に来ている事は彼女も知っていた。
願いには代償が居るという話も聞いた事はある。
けれど、彼がそんな事を代償に願い事をしていたなんて、考えても見なかった。


そんな代償付きの願いを誰も知らないままに、律の腕は島に来てからというもの、とても調子が良さそうだった。
本人も怪我をする前に戻って来たようだ…と喜んでいた。


一方彼は肩が重く腕が動かしづらくなっていた。
それも律同様に島に来てからの事だった。
代償の事など知らない彼女だったが、あるとき彼があまりにつらそうにしているのを見かねて、彼の肩をマッサージしてあげた。
それでも不安だった。
彼が魔法でも使わないと叶わない願いがあると言っていたから。
よく鐘楼の鐘を鳴らして願い事をしていたから。


そうして最後の試練の吹雪のときも、はぐれた全員が集まる中、彼だけが居なくなった。
心配になり探しに行くと、彼は体が自由に動かないという。
だから探しに来た彼女に、自分を置いてみんなで先に進んでほしい…と頼んだのだ。


けれどそんなの納得行かない。
夏の大会だって、誰一人かけなかったから優勝を手に入れたのだ。
彼が居たから、みんなが揃ったから手にした優勝だった。

そんな想いを彼にぶつけると、体の自由を代償にしてまで願い事をした自分を愚かだと思った彼。
あの優勝にはみんなの力が必要だった。
当然部長である律の力も。
それは律自身も望んだ事だったのに、どうして今になってこんなにも悔やんだりしたのだろう?



そう思った彼は、迷いが晴れ、体が自由に動くように。


そう、全ては自分が自分に掛けてしまった呪縛。
自由を差し出すから、律の腕をという思いが、彼自身から自由を奪ったのだ。
そんな事は間違っている、律はそんな事は望んでいない…と彼女が教えてくれたから。


そうして無事に試練を乗り越え、元の世界に帰る事が出来た二人。
彼は彼女と冒険をした夢を見たきがするという。
そこで君の強さを知ったような気がするんだ…と。
そんな彼女に支えられながら、これからも二人で未来を歩んで行く事だろう。


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手をつないでいよう。
この島を去る最後の瞬間まで。
好きだよ。
一夜の夢の中でも、夢から覚めたその後の世界でも。


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