金色のコルダ オクターヴ【天宮静】

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キャラクター紹介

CVは宮野真守さん。
天音の三年生で、ピアノを担当。


どこか浮世離れしていて、彼女に恋を教えて欲しいと声を掛けて来たりする人。

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感想

アナザースカイがまだなので、よく分からないのですが、「妖精の世界が懐かしい」ような発言が気になる彼。
短いことに不満はありませんが、今回は、なんか彼の浮世離れした感じにとても合うシナリオ展開が凄く良かったと思います。


新しいエンドのパターンかと焦ったりもしましたが、そう思うレベルの浮世離れも、彼らしさですね。


宮野さん、素敵な天宮さんをありがとうございました!


ネタバレ

途中なにかに躓いたりぶつかったりしたからかな?
妖精なら、魔法の力で君の元に苦もなくたどり着けたのかも。
でも、これでいいんだ。
僕を君の元へ導いたのは、君への想いだから。



-----


いつも浮世離れした雰囲気の彼。
だから迷い込んだハルモニアは、彼にとても合っていた。


食べ物も好みらしく、みんなは寮で自分たちで作ったものを食べているのに、彼は外に出て妖精の食事を摂っていた。
けれどそれは危険な行為でもあった。
あまり妖精の世界のものを食べると、元の世界に帰れなくなる恐れがあるから。


だから彼女はいつも心配していた。
そうして彼が食事に顔を出さないと街へ探しに出た。


彼にとっては、むしろ元の世界の方が異世界のようだった。
自分に合っているとは思えないし、居場所も見つからなかった。
でもここは違う。
感情がこもっていないと言われた彼の演奏も、ここでなら高い評価を得られた。


だから思っていたのだ。
カンパネラ学園も気に入っているから、このまま妖精の世界に残るのもいいかもしれない…と。


それを聞いて彼女は不安になってしまう。
恋を教えて欲しいと、恋をしようと言ったのに。
もう恋の続きはしなくてもいいのか?
と。


それからも殆ど食事をしない。
たまに食べるのは妖精の食事ばかりと言う状態の彼を案じて、彼女はスープを作った。
そうして彼に半ば無理やり食べさせたのだ。


初めは驚いた彼だったが、そのスープをとても気に入り、全て平らげてくれたのだ。
彼女はそれがとても嬉しかった。


そうして迎えた試練の日、彼女は彼へと手を伸ばしたのに、気づくと一人闇の中。
彼の名を呼び前に進む。
けれど何もない。
だから怖くて、不安で何度も彼を呼んだ。


一方城の前に居た彼は、彼女の声を聞き届けていた。
だから彼女を探しに行くと言う彼を冥加が止める。
それは試練の1つで、妖精の惑わしだ…と。


それでも彼は冥加の制止を振り切り、彼女の声のする方へと駆ける。
途中、何度も躓いて転び、ボロボロになりながらも、彼は彼女の元へ現れた。


妖精の魔法なら、飛んでこられたのにね。
そう笑う彼は、でもこれでいいんだ…と続けた。
僕をここへ運んだのは、君に恋する想いだから。
だからこのままの人間の僕でいい
…と。


試練を乗り越え、彼らを祝う祭りの日、共にオペラを見て、その後船に。
港で彼を見つけた店の店員が、いつも食べに来てくれていた彼に、最後に食事を…と声をかけた。
あんなに妖精の食事を気に入っていた彼だが、それをハッキリと断った。
もう妖精の食事は食べないよ…と。
彼女の作るスープが一番美味しいからと言う彼。


ずっと人間の世界に居場所などないと思っていたのに。
彼女と出会い、恋をして彼には彼女の隣りと言う居場所が出来た。
だからもう大丈夫。
人間の世界で、彼女と音楽と、幸せに暮らして行くことだろう。


-----


君が居てくれて、僕はようやく現実の世界で自分の居場所を見つけられるんだ。
こんなに懐かしい妖精の世界も、君が居なければ意味がない。
さぁ、帰ろうか、僕たちのいるべき世界へ。


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