Collar×Malice【岡崎契】

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Collar X Malice - PS Vita

キャラクター紹介

CVは梶裕貴さん。
現職のSP。


現在は新人教育をしつつ、警察を辞め独自に事件を操作している柳達の護衛と言うなの見張り役。

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感想

梶さん、すごくカッコよかったです。
吉成くんといるときの、突き抜けた黒さが堪らなかったです。


そんな岡崎さんが物凄い好みなのに、主人公さんが彼のシナリオで物凄い頑固で可愛げがない感じに見えるんですよね。
なので彼の腹黒さが活きなくて、そこが本当に勿体無いなって思いました。
そんな意地の張り合いを見たいんじゃない、腹黒活かさなくてどうする?…と(笑)


なので岡崎さん自身は大変好みであるものの、シナリオの中ではそこまで好きと思わせてもらえない展開だったかな?と。
これも好みの問題なのと、私が腹黒な役の梶さんが好きすぎるのが原因かと(笑)


友人との事件は、切ないし、友人の残した言葉も、多分裏の意味がある言葉なんだと思うのですが、なかなか重いし辛い言葉だったと思います。
その言葉で傷つき、死に場所を探していた彼でしたので、彼女と出会ってくれて本当に良かったなって思います。
幸せになって欲しいです。


梶さん、素敵な岡崎さんをありがとうございました。


ネタバレ

誰しも守りたいものがある。
大切なものを守り抜こうとした結果が、その人にとっての正義。



それがオレにはキミだった。
だからね、もうキミを守って死にたいなんて、そんな事言わないよ。



-----


それはまだオレがSPとして任務について居た頃。
警護対象は総理で、オレたちは現場に居た。
全てはそこで始まって、そして終わってしまったのかもしれない。


共に任務についていた同期とは親しくて、なのに、全く気づけなかった。
彼がアドニスのスパイだったなんて。


そしてそのスパイの手引で、オレたちが任務についていたそこが爆破された。
そうしてオレもその爆破に巻き込まれそうになった時、敵側のスパイであるはずの彼が、オレを助けてくれたんだ。
自分を犠牲にして。


オレを庇った彼は、瓦礫に下敷きになり、「クソ、なんでこんな事に…。おまえのせいだぞ」そんな言葉を残してこの世を去った。


本当はオレが死ぬハズだった。
なのに彼が死んでしまった。
おまえのせいだ…と言葉を残して。


それは文字通りの意味ではなかったのかもしれない。
けれど、自分の命に変えても警護対象を守るSPの仕事を誇りに思っていたオレが、友人に守られるなんて。


目の前で自分を守って友人が死ぬ。
そのことはオレに大きなキズを残した。


その後、オレは新人教育に回されて、あの事件以来、一度も警護の仕事に出ていない。


探しているのに。


あの日死ぬハズだったオレが、助けられたこの命で、尊い誰かを守って死ぬための場所を。
そしてこの命を掛けられるだけの相手を。


-----


そして2年の月日が流れ、再びアドニスが動き出した。


オレは後輩の吉成くんと共に、柳さん達を警護という名目で見張る仕事を任されるようになった。
彼らは警察を辞め、探偵事務所という名目で集まり、独自にX-Day事件の捜査をしていた。


だから期待していたんだ。
この人達ならもしや…と。
だって、警察を辞めてまでも、事件解決のために尽力しているのだから。


そんな時キミがあの事務所に現れたんだ。


予感がしたよ。
キミを見た瞬間に、もしかしたらこの子がって。
そう、もうすぐ死に場所が見つかるかもしれないって。


そんな勝手な理由でキミに近づいて、キミとも随分親しくなった頃、キミはオレを良く見ていてくれたんだろうね?
オレの言葉から、違和感を感じ取り、オレが求めているものを知ってしまった。


そうしてキミは怒りながら教えてくれたよね。
かなり強引な、物理的な方法で。
余りに無茶苦茶で笑ってしまったけど、そんなキミの懸命さに、オレは少しずつ変わる事ができたんだ。


誰かを守って死ぬ事ばかり考えていたオレが、守りたいと思ったキミと、守り抜いたその先も共にありたいって思える程。


そうしてオレはあの日の事件を乗り越え、キミと共に生きる事を選んだのに。
キミはそんなオレに嘘をついた。
首輪にオレを殺すって脅されて。


そこまで大事に思ってくれるのは嬉しいけど、キミは肝心な事を忘れていたんだ。
キミが、キミという存在が、オレが存在する理由なのに。
そんなキミがもし居なくなってしまったのなら、オレだって生きて居られる訳ないって事。


嘘をついて、オレを置いて、一人首輪に命じられるまま、奴らのアジトに乗り込もうとしたキミを止め、共にアジトに向かった時、そこに待っていたのは山条で、オレは彼に勝負を持ちかけられた。


銃の早撃ち勝負。
オレが勝ったら彼女の首輪が外れ、彼が勝ったら、オレは殺され彼女はアドニスのリーダーの元へ。
そんな勝負。


キミは止めようとしたけど、受けない理由なんてなかった。
だって、どうしてもその首輪を外し、キミを自由にしてあげたかったから。



そうして銃の早撃ちで勝利したオレは、彼を殺すのではなく、彼の腕から銃で銃を奪ったんだ。
けれど彼は以前のオレと同じように、ただ死にたがっていたから、だからオレたちを巻き込むみたいに、あのアジトを爆破させた。


その爆破からなんとか逃れたオレたちは、手近な扉を開けざるを得ない状況で、そうして開いた扉の向こうには、政治家の御国れいが待ち受けていた。


彼はゼロというこの組織のリーダーの元に、どうしてもキミを連れて行くといい、周りには目視出来ないものの、彼の手下と思われる者の気配が。
6人の敵に一人で立ち向かおうとしたオレに、キミは「共にいきたいから」と、オレと戦うと言って譲らない。


そんな頑固なキミと共に、あっという間に彼の手下を片付け、彼にも致命傷になる傷を与える事が出来たのに、そこで僅かな油断が生まれたのかもしれない。


御国れいは致命傷を受けたその状態でも尚、彼らのリーダーのためと、必死に銃を手に取り、オレを狙って引き金を引いた。


そして瞬時にそれに気づいたキミが、オレを庇ったんだ。
そう、まるであの日の悪夢の再現のように。


オレはまた大切な人を失うのか?
オレの命のために、大切な人の命がこぼれ落ちる。



心臓が止まる程の衝撃に、彼女を抱きとめた。
そうして急ぎ御国れいから、アジトの見取り図を手に入れて、必死にキミを抱いて走る。
向かう先はアジトの出口。


ただ死なないでと、何度も何度もキミの名前を呼びながら。


無事に崩れかけたアジトから脱出すると、意識を手放していたキミが目を開けた。
なのにキミはお別れみたいな言葉を残し、再びその瞳を閉じてしまった。


あなたの事が…大好きだった」と。


聞きたくない。
そんな遺言みたいな言葉はいらない。
オレから離れないって約束したじゃないか。
ずっと側にいるって、約束したじゃないか。
共に生きろと言ったのは、キミの方なのに。
どうしてオレを遺して行こうとするの?



-----


その後、病院に運ばれたキミは、無事に一命はとりとめたものの、かなりの負傷で長期入院を余儀なくされた。
意識が戻るまでは、ただただ心配で、ただただ怖くて。
居なくならないようにって、誰にも奪われないようにって、ずっと側に付き添っていたのに。


キミが目覚めたら、会えなくなってしまったんだ。
だって、オレはものすごく怒っていたから。


オレが友人に庇われて生き延びたせいで、誰かを守って死にたいって思うようになった事は、キミが誰より理解していたハズなのに。
そのキミが今度はオレを庇って死にそうになるなんて。


心臓が止まるかと思ったし、キミの意識が戻るまで、生きた心地がしなかった。
だから、そんな無茶をしたキミに怒っていたし、何より、キミを守りきれなかった自分自身に怒っていた。
どんな顔をして会ったらいいのか分からない程に。


そうしてやっとキミに会えた時、そんな自分の想いを伝える事が出来て、キミの想いに触れる事が出来て。


だから思ったんだ。
今度こそ、絶対に離さない。
もう二度とキミを危ない目にあわせたりしない
って。


好きだよ、本当に大好きだから。
オレが安心出来る日まで、ずーっとオレから離れないで。
もちろん死ぬまでだよ。
おじいちゃんおばあちゃんになるまで。
一生離さないから。



-----


誰かを守って死にたいって思っていたあの日々が嘘のように、今は心から思っている。


今この腕の中にいるキミが大切で、このぬくもりが堪らなく愛おしいから。
だからこれから先もずっと、大切なキミと共に生きていきたいと。


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