ワンド・オブ・フォーチュンR【ラギ】

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オトメイトさんのPSVita用ソフト「ワンド・オブ・フォーチュンR」で柿原徹也さん演じるキャラクター、ラギの感想とネタバレ(あらすじ)をまとめました。

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キャラクター紹介


※「ワンド オブ フォーチュン R 」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社およびデザインファクトリー株式会社に帰属します。
バナーの画像はこちらからお借りしております。

CVは柿原徹也さん。
炎のドラゴンを父に持つハーフドラゴン。
ドラゴンの血を受け継いでいて、属性が火のみであるため、魔法を使う事が出来ない。
女性に抱きつかれたりると、チビドラゴンに変身してしまうという厄介な体質を治す為にミルス・クレアへ。


自分の意思に反して、特異体質的に変身してしまうためか、変身後はひどい空腹に。
その為変身すると大抵不機嫌。


体質的に女性が苦手であるため、一見粗野な印象を受けるものの、祖父と祖母を大切にし、動物に好かれる優しい人。


感想

そんな彼とは、エルバート先生に貰ったマカロンを食べようと湖の畔に来た時に、チビドラゴン状態で出会いました。


初めは火トカゲと間違えた事から、彼を怒らせてしまったものの、幸い持っていたマカロンを供物と言い張る彼にあげた事がキッカケで絆を深めます。


ラギ、以前PSPでプレイした時から好きでしたが、やっぱりかっこ良かったです。
口は悪いけど、面倒見が良くて、優しい彼。
おじいさん、おばあさんを大事にしている家族思いな所もとても素敵でした。


前回プレイした時同様、最終試験の時は凄く泣けました!
孤高の存在であるドラゴンの血を引いているからか、割りと自分が中心な感じも見える彼ですが、だからこそ、最終試験で、あんなに迷って辛い思いをしながらも、彼女の為だけに決断してくれた行動とか、男らしくてかっこ良かったです!
FDの方では、もっとかっこ良かった記憶があるので、そちらも楽しみにプレイしたいと思います。


柿原さん、素敵なラギをありがとうございました。
多分柿原さんだったからこそ、ここまで大好きになれたんだと思います。
柿原さんとドラゴンは私の中で切っても切れないものになってます(笑)
本当に最高でした!
大好きです!


ネタバレ(あらすじ)

この女はオレが守ると決めた女だ。
勝手にてめーごときが、手ェ出していいモンじゃねーんだよ!

ドラゴンの血を引く男の子

ハーフドラゴンの彼は、ある日突然チビドラゴンに変じてしまうようになってしまった。
理由はわからない。
ただある時異性との不意の接触により、そんな変化を起こしてしまうようになったのだ。
その体質を治す為ミルス・クレアへ。
自ら進んで来た訳ではなかった。


ミルス・クレアに来る前は田舎で祖父母と共に暮らしていた。
母は人間ではあるものの既に亡くなっており、ドラゴンである父は行方がわからない。
それでも優しい祖父母に大事に育てられ幸せに暮らしていた。
そして彼もまた、祖父母を大切にしていた。


静かな日常に現れた彼女

そんな彼は魔法都市ラティウムにあるミルス・クレアになかなか馴染めない。
そもそも馴染めるはずがないのだ。
人を避けて生活しているのだから。


けれどそれも仕方がない事。
にぎやかなこの街では、うかつに出歩くと人と接触してしまうからだ。
そうしてチビドラゴンとなると、なかなか戻れないし異常にお腹も空いてしまう。
だからいつも人混みを避け、一人静かな場所で過ごすように。


そんな彼の静かな日常に、ある日元気な女の子が飛び込んできた。
彼女は明るくとても元気で落ち着きがない。
何度彼が注意しても、うかつに彼に飛び込んできては彼をチビドラゴンに変えてしまう。


それでもそんな彼女と過ごすうちに、最初はイヤイヤだった学院生活も、それなりに楽しく思えるように。
そうして無属性で困っていた彼女と共に学び、彼女の最終試験も協力する事になった彼。


最終試験

そうして迎えた最終試験。
内容は学院内で起こっている異変を見つけ、それを解決するというもの。


火にかかわる異変が学院内で起こっている事は割と早くに分かった。
しかし原因を見つけられずにいた。


更にはその火の異変のお陰で、食堂では火を使った料理が出来なくなってしまった。
元々大食いで、変身したら無性にお腹が減ってしまう彼は、その事でイライラを募らせてしまう。


黒の塔からの手紙

そんな中、イライラを募らせる彼に、追い打ちを掛ける出来事が起きた。
それが黒の塔からの手紙だった。


黒の塔とは学院内にある研究機関だ。
そこで彼の特異な体質を研究し、治すすべを考えてくれる事になっていた。


けれど待てど暮せど成果は得られず、その事にもイライラしていた事も。


そんな黒の塔から届いた手紙には、検査の結果、「どこにも異常は見られない。原因があるとすれば、本人の心の問題だ」と書かれていたのだ。


そうして更に怒りを増した彼は、手紙を投げ捨てるように、走り出してしまった。


一緒にいた彼女は困ってしまい、捨てられたその手紙に目を通した。
そこにエルバートが現れて、彼の事について教えて貰える事に。


どちらも選べない

彼はハーフドラゴン。
異種族婚で生まれた子供は、16歳で大人となる。
そしてその段階で、どちらの種族として生きるか決断しなければならない。


彼は現在16歳。
祖父母と暮らし、彼らを案じている彼は、人間をとても愛していいた。
学院の生活に文句をいいながも、友人と過ごしたり、彼女と過ごしたり、そんな時間を最近では楽しむように。


それでも決めなければならない。
どちらとして生きるのか。


ドラゴンのような高位な魔法生物は、人と共に過ごす事が出ない。
ドラゴンとは孤高の存在なのだ。
そんなドラゴンである彼の父と、人間である彼の母が出会ったことは奇跡。
そして、彼が生まれた事も奇跡。


けれどその奇跡が皮肉にも彼を苦しめる。


人間が好きだからと、人としての人生を選べは、それで彼はドラゴンとして生きる道を捨てる事になる。
それでも彼の中には、確かにドラゴンの血が流れていて、それは孤独を求めてしまう。


またドラゴンとして生きる事を選べば、彼はもう人間と共に過ごす事が出来なくなる。
大好きな大切な祖父母とも会えなくなり、彼女や学院の友人とも会う事がかなわなくなる。


彼にとってはどちらも大切だ。
人間でもあり、ドラゴンでもある。
それが彼なのだから。
しかし16歳にして、彼はどちらかを捨てなければならなかった。


どちらも捨てられない。
どちらも選べない。



心の奥底にあるそんな思いが、異性との過度な接触で変化するという特異な体質を産んでしまったのだった。


サラマンダー

そんな話をエルバートから聞いた彼女。
何も出来ないながらも、彼の元に駆けつけると、彼からさよならを告げられてしまう。


けれど、最終試験はちゃんと終わらせると言う彼。


ひどく自分勝手に聞こえる言葉。
けれど悩みに悩んで出した結論なのだろう。


だって彼は、あんな風に変異してしまう程に、どちらも選べずに過ごして来たのだから。


最終試験の課題になっているのは、火にかかわる異変。
その異変を起こしているのはサラマンダーだと突き止めた二人。


サラマンダーは、本来ドラゴンの下僕。
けれど、今の彼が命じた所で、サラマンダーは全く反応を見せなかった。
主として認めていないのだろう。


本当は期待してたんだ。
今の中途半端なままのオレでも、サラマンダーを屈服させる事が出来たら、もう少しこのまま、今のままで過ごしてもいいんじゃねーか?…って。


彼のために出来る事

そんな賭けのような気持ちでサラマンダーと対峙した彼。
しかし屈服させられないどころか、強い魔力を秘めた炎で焼かれてしまう所だったのだ。


だから彼は決断した。
どちらとして生きるのかを。
決めてしまえばきっと簡単だから。
そしたらもうサラマンダーに命じる事が出来るから
と。


その言葉に彼女は気づいてしまった。
彼は人として生きる事を捨て、ドラゴンとして生きる事を決意したのだと。


それでも、「今のままで」と言っていた彼の言葉が心に残っていた。
だから彼女は、一人明け方まで図書館で調べ物をした。
サラマンダーについて、ドラゴンについて。
今の自分に出来る事は何かないかと。


オレが守ると決めた女

翌朝早朝。
本当は彼と共にサラマンダーを呼び出すハズが、彼女は一人裏山へと訪れていた。
サラマンダーを説得し、胸に付けられているメダルを回収する為に。
メダルさえ回収出来れば、試験は合格だ。
彼が無理にどちらかの生を急ぎ選ぶ必要はなくなる。


そうする事で、彼の決断を遅らせたかった。
彼に時間をあげたかった。
だってまだ16歳だから。
彼一人だけ大人になるなんて、そんな辛い決断をするなんて見てられなかったから。



最初は作戦通りに進んでいた。
しかし、彼女の集中力もそう長くは持たなかった。
そして彼女の身に危険が及んだ時、声が聞こえた。


この女はオレが守ると決めた女だ。
勝手にてめーごときが、手ェ出していいモンじゃねーんだよ!

…という怒りに満ちた彼の声が。


彼女を守るという強い意思を固めていた彼は、そのままドラゴンに変身して、サラマンダーを屈服させる事に成功。
無事にメダルを回収し、彼女は最終試験を突破。
属性も火属性と認められた。


帰るときは一緒に

最終試験の結果に喜んだものの、彼は近いうちに学院を去ってしまうだろう。
そう案じている彼女は、浮かれてばかりもいられない。


決意を決めた彼は、もう異性と過剰に接触しても変身する事もなくなり、なんだかとても大人びて見えた。


だから心配になってしまったのだ。
だって彼が好きなのに。
ドラゴンとしてどこか火山やドラゴンの国とか、遠い場所に行ってしまうのかもしれないと。
そうでなくても、彼の祖父母の待つ田舎に帰ってしまうのだろうから。


そんな悲しい想いを彼にぶつけると、彼は照れながら教えてくれた。
帰るときは一人じゃない。
おまえと一緒だ
…と。


そうして彼女を抱き寄せた彼。
もう女性だからと慌てる必要もないのだから。
…と思ったのだが、どういう事だろう?
愛おしさからドキドキが止まらず、盛大に照れまくったせいなのか、再びチビドラゴンの姿に。


結局彼女限定で、未だ症状が治まらない事が分かった彼。
だからきっとこれからも彼女や友人たちと共に、このミルス・クレアで過ごす事だろう。


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