NORN9 LOFN for Nintendo Switch【結賀駆】

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NORN9 LOFN for Nintendo Switch

キャラクター紹介

CVは梶裕貴さん。
船のリーダー的存在。
皆が力を明かしたがらない中、緑を生み出す力を明かし、農作物を船の中で育てる手伝いを買って出ている。

ずっと一人で暮らしていたため、物知らずな彼女にいろいろと教えてあげる中、絆を深める。

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感想

久しぶりの無印ノルンの駆くんでしたが、むちゃくちゃカッコよかったです。
梶さんの声も話し方も、凄く好きなんですよね。
特に駆くんの時がたまらない。

頼りになりそうで、実は凄く繊細で脆い所もあって。
それでもそれを乗り越えようとする強さがカッコいい男の子でした。

そういうノーマルな格好良さはもちろん、腹黒い所も凄く好きでした。
彼女に対しては凄く性格いい感じなのに、みんなにはっきり性格に難ありと思われている所とか、ものすごいツボなんですよね。
そしてその腹黒さというか、性格の悪さを活かした高圧的な態度なんかも、凄く好きです。
そんな彼が彼女には弱い所も、またいいんですよね。

梶さんの演じるキャラはたいてい大好きになりますが、中でも駆くんは一番好きです。
そんな駆くんを素敵に演じてくれた梶さん、本当にありがとうございます。
梶さんだったから、ここまで駆くんを愛する事ができたと思います。

ネタバレ

君はみんなを守ったんだよ。
君の炎は誰かを傷つけるためのものじゃない、守るためのものだ。

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名前は?
そう聞かれてもわからない。
だってずっと一人だったから。
誰も彼女の名前を呼んではくれなかったから。

彼女に炎の力が宿った時、暖かくてとても嬉しい気持ちだった。
けれど、その力を周りの人々が恐れるから。
だから彼女はどんどん一人になり、情緒不安定になったせいだろうか?
どうしても力が暴走してしまう。

そんな彼女を人々は恐れ、彼女は街からずっと離れた場所で一人で暮らす事に。

まだ幼い彼女はそうして一人で生きてきた。
そんな彼女の元に、ある日旅人が現れた。
旅人さん」そう呼んで彼女はその旅人を慕っていた。
だって、彼女には旅人しか居なかったから。
会える人も話せる人も。

ずっと一人で名前を覚えていない彼女に、その旅人は名前を与えてくれた。
それでも呼ばれる事のない名前ほどなじまないものはなく、「いつかこの服が着られる頃になったら、船が君を迎えに来るよ」との言葉を残して、旅人も来なくなってしまった。

そうして彼女は待ち続けた。
17歳になったら…と言っていた旅人の言葉を信じて。
だから数を数えられるようになり、人と会えた時のために、たくさん本を読んで言葉も学んだ。

そうしてついに彼女は17歳に。
あの時、旅人に与えられた服も着られるようになっていた。
そして船は旅人の言葉通り、彼女を迎えに現れた。

ただ予定と違ったのは、空汰という男の子と一緒になった事。
転んで困っている空汰を助けたら、遠い所から来たというので、一緒に船に乗ろうと誘ったのだ。

そんな風に始まった彼女の旅。
他の能力者の事も、自分が旅を終えた後どうなるのかも、旅の目的は何なのかも分からないままに。

そうして乗った船で教えられた。
その船には能力者たちが乗っていて、船の旅が終わったら、それぞれ別の国でその能力を活かす事になるのだ…と。
きっと違う国で敵となり、自分たちの能力で戦う事になるのだろう…と。

人と会えるのが楽しみだった。
たくさんの仲間が乗っている事が嬉しかった。
だから仲良くなりたかったのに。

そんな彼女にとって、彼の対応は嬉しかった。
今はそんなに仲良くはないんだけど、まだまだ旅は続く。これからいくらでも仲良くなるチャンスはある
そう言ってくれたから。

そうして何度か敵と思われるものによる襲撃を受けていた船だったが、みんなの調査の結果、内部に犯人がいる可能性が高い事もあり、互いを監視する意味でも二人組になろう…と彼が提案した。
でも、それだけじゃなかった。
班を作ったものの、あまり仲良くなれないから。
だったら二人から始めてみるのもいいという考えもあったから。

そうしてペアになった二人。
彼女には彼の力が羨ましかった。
だって彼女の力と違って、人を喜ばせる力だし、生み出す力だったから。
そしてそんな彼の力に憧れれば憧れる程に、自分の力を知られるのが怖くなった。
だって私の力は駆くんの緑を燃やしてしまうから。

そんな思いを抱えながらも、二人は少しずつ近づいていった。
彼の力を褒めてくれる彼女に、彼はいちごの苗を育てさせててくれた。
緑を生み出す事は誰にだってできるよ…と。

最初こそ、大事にしすぎて枯らしてしまいそうになった彼女だったが、彼の指導の元、無事に可愛い花を咲かせる事に成功。
その事を喜んで報告してくれる彼女の様子に、彼はどうしようもなく惹かれてしまった。

いつも人の顔色を伺い、計算ばかりの人付き合いをする彼に対し、彼女はあまりにもまっすぐだったから。
眩しいほどに素直だったから。
そんな彼女の前で、彼は時折どおしていいのか分からなくなってしまう程。

彼女もまた彼を特別に慕っていたし、大好きだと思っていたものの、人と接する事もなかった彼女に、それが友情なのか恋愛感情なのか、判断するすべはなかった。

その後、彼が熱を出し、看病をした事から更に近づけたような気がした彼女だったが、熱が下がった彼の耳から、彼が大事にしていた耳飾りが消えた事で、彼の様子がおかしくなってしまったのだ。
それは彼にとって、とても大切な耳飾りだった。

幼い彼は父と旅をしていた。
そうして父は彼を残して死んでしまった。
まだ幼かった彼に残されたのは、その耳飾りだけ。
それでも彼には緑を生み出す力があったから、近くの街でその力を売り込み、一人でも生きて行く事ができたのだった。

ひどい父親だろ?
彼はそう言ったけれど、とても耳飾りを大切にしていた。
ずっとつけていたものだったからかな?ないと落ち着かないんだ
苦しそうにそう告げる彼の様子に、彼女まで落ち込んでしまう。

時を同じくして、深琴と七海も落ち込んでいた。
船に女子は三人だけ。
そんな三人はそれぞれに悩みを抱え、落ち込んでいた。
彼女たちを見かねた一月が、三人にあみだをさせた。

そんな夜の事だった、三人は夢の中で出会う事に。
深琴はシンデレラ、七海は赤ずきん、彼女は白雪姫。
そこに一月が変じたと思われる猫が現れて、「大切な人を見つけないとこの夢から出られない」という。
そうして三人はそれぞれ自分の大切な人を探す事に。

白雪姫の彼女は、毒りんごを持ってくる魔女を待っていたが、自ら大切な人を探すため外へと飛び出した。
そこでフードをかぶった彼と出会った。
駆くんもここに来ていたんですね?駆くんはなんですか?
そう尋ねると、「毒りんごだよ」という彼。
愚者の俺にはお似合いだ」と自嘲気味に笑う彼。
そんな様子に辛くなった彼女は「毒というのが人間の弱さだったりするのだとしたら、私はそれも全部含めて駆くんが好きです」と。
そうして彼の頬に口づけると、そのまま彼に唇を奪われた。

翌朝、夢の中の事とはいえ、なんとなく彼と顔を合わせづらく感じていた彼女。
けれど彼から昨夜の夢の話をしてくれ、「夢に負けているみたいで悔しい」と言う彼は、図書室へと彼女を連れて行った。
そうして互いの気持ちを確認しあい、そこで本当のキスをした。

やっと想いが通じあったのもつかの間。
正宗が世界からの連絡だと「次の補給が最後の補給になる」と伝えたのだ。

やっと心が通じ会えたのに。
大好きな人に出会えたのに。

もうじき離れ離れになってしまう。
それどころか敵になるかも知れない
そんな悲しみに襲われた彼女。
けれど離れないようになんとかしてみるよ…という彼。
最後の補給で街に降りた時、男どもと食事に行くから、みんなで話し合って方法を考えてみる…と。

彼はそう言ってくれたものの、やっぱり元気が出ない。
もし敵同士になり別に国に行けば、いつか私は駆くんの緑を燃やしてしまうかも知れない…と思うと怖くて堪らなかったのだ。
そんな風に落ち込み、街にも出ない彼女を見かねた深琴と七海。
二人は彼を街から連れ戻す…といい、船を降りていった。

一人になった彼女は、少し眠った後、部屋を出た。
するとそこでロンと出会った。
もう誰もいないと思っていたのに。
それはロンも同じだったようで、彼女がいた事に驚いていた。

船にロンと二人きり。
彼女は少し警戒してしまう。
耳飾りを彼から盗んだのはロンで、彼女がそれを知った時、それはとても危険なものだ…と教えてくれたのも彼だった。
どうして盗んだのか?どうしてそんな事を知っているのか?
何も教えてくれないロンに、不信感を抱かずには居られなかった。

そんな二人が話をしている所に、人形兵器が襲ってきた。
ロンは銃を取り出し、彼女も咄嗟に炎の力を使おうとした。
以前、彼の耳飾りを返してもらった時、ロンには力を見られていたから。
なのに躊躇してしまう。
自分の力を恐れているから。

そうして戦えずにいる彼女に「なんだ、戦えないんだ」とがっかりした様子を見せたロンは、彼女に向かって銃を向ける。
そこに彼が戻り、人形兵器に狙われている様子を見た彼女は、咄嗟に力を使った。
そうして彼らは守ったものの、力を見られた事がショックで、彼女は部屋に閉じこもってしまう。

そんな彼女を救ったのは彼だった。
部屋の扉だけでなく、心まで閉ざそうとしていた彼女に「君の力はみななを守るための力だ。守ってくれてありがとう」と。
そうして彼女が自分の力を恐れている話を聞いた彼は、世界に君の力を使わせない…と、彼女をずっと守ると誓ってくれたのだ。

所が間も無く目的地に着くと言う時、激しい揺れが船を襲った。
仲間を案じて屋上へと向かった彼は、そこで死んだはずの父と出会ってしまう。
そうして戻らない彼を心配して、屋上に彼女がたどり着いた時には、酷い怪我をしていたのだ。
さらに、彼が「父さん」と呼んだその人物は、彼女に名前をくれた旅人だった。

驚く彼女だったが、彼の父史狼に連れ去られそうになった所を正宗に助けられ、その代わりとして、怪我をしている彼が連れ去られてしまった。

そうして船は彼と、史狼襲撃の際にいなくなったロンを除く残りのメンバーを乗せ目的地へとたどり着いた。
そこは緑に覆われた島で、彼らは様々な国へと派遣されるのではなく、リセットと言う作業をする為に集められた事が分かった。

リセット、それは世界がこれまでに何度か行ってきたもので、争いの火種が生まれると、大きな戦争を避ける為、文明を初期化してしまう作業。
炎で全てを焼き尽くし、緑で大地を蘇らせる。
人々は結界で守られ、文明が初期化された事に気付かないように記憶を操作する。
それらの作業に必要なのが、彼らに与えられた9の能力で、通常能力者は9人だった。
今回はイレギュラーなのが出来事が多く、9の能力でありながら、能力者が10人存在していた、

そもそも皆が世界と呼んでいたのは、2080年に作られた人型兵器のアイオンと、それを取り巻く機関の事。
アイオンは世界の各地に自分の複製を置き、争いが起こらないようにと立ち回ってきた。
けれど人類はいつも争いへとたどり着いてしまうのだった。

事の発端は2060年の第四次世界大戦。
かつてない大きな争いに、政府は文明初期化計画を考えた。
文明を無に帰し、緑豊かな頃の地球に戻す事が出来たら、もう一度やり直せるのではないか?と。
そうしてアイオンの力により、リセットが初めて行われたのが2080年のこと。
以降、アイオンがどんなに立ち回っても、戦争を回避出来ないと判断すると、リセットに必要な能力を持つ9人が集められ、今回のような旅をする。
旅の試練を乗り越え、アイオンの元までたどり着いた能力者達にアイオンは問う。
リセットを行うべきか否か。

リセットは強制ではなく、能力者達の判断で回避する事も出来るのだ。
現に今まで8回旅が行われたが、実際にリセットを行なったのは三度だけだった。

リセットを行う際には、能力者達はアイオンに能力を返すだけ。
実際のリセットは、全てアイオンが行なってくれる。
彼らが能力者なのは、全てリセットが必要か否かを判断する為だった。

そうして三度のリセットを経て、彼らが大正時代だと思い込んでいる今は西暦8075年。
今回も争いの火種は大きくなりつつある。
けれど本来ならまだリセットの決断をするには時期尚早だった。
それでも待てなかったのだ。
2080年に作られたアイオンは、老朽化ぎ進み、今回が最後のリセットになるから。
リセットを行うのであれば、急ぐ必要があった。
アイオンが動かなくなってしまう前に、全てを終えなければならないから。

そうして行われた9回目の旅。
こうして能力者達はアイオンの元にたどり着いたのだが、今回は彼が史狼に連れ去られてしまったから。
緑を生み出す力無くして、リセットは不可能だった。

リセットを不可能にした史狼の目的は、2056年の再来。
果たしてその年に、史狼に何があったのだろう?
史狼は自らを機械化し、記憶を消しながら今日まで存在し続けたのだ。
その為に、史狼には彼女の力が必要だったのだろう。
彼女を手に入れる為に、彼を洗脳していた。
彼が彼女に気に入られるように振る舞うことで、彼を手元に置けば、彼女は自ら史狼の元へとやってくるから。

そんな話を聞かされた彼女は、悲しくなってしまう。
駆くんは、洗脳なんてされていません!どこもおかしくなんてありませんでした」と。
そうして平士が教えてくれた。
駆の心はいつもノイズが混じっていた。
けれどコイツへの気持ちだけは、何も混じっていない綺麗な駆だけのものだった
…と。

そんな彼らの居る島を史狼が襲う。
ロンと夏彦が現れて、史狼と戦う為に出て行った。
更には弟である千里から水の力を奪い、暁人も戦いに行くと言う。
そうして彼女にも来るように言うのだ。
駆を止められるのも、助けられるのもお前だけだ…と。
もし炎の力が暴走するような、俺の水の力で押さえてやる。
だから何も心配するな
…と言ってくれた暁人の言葉に背中を押された彼女。

すると、戦いへと向かう彼女に、七海が着いていきたいと言い出した。
大切な人が心配だからと。
七海が大切に思っているのはロンだった。
だから何も出来なくてもそばに居たいと言う七海の気持ちは、彼を想う彼女には痛い程理解出来た。
そうして共に戦いへと向かった。

襲ってきたのは史狼の私兵達。
けれど先頭に達彼女達を狙うのは、再び強い洗脳を施された彼だった。
もう仲間の誰かが声を掛けても、彼には何も聞こえない程に。

そんな彼がロンとの戦いで、ロンを狙ってきた時、攻撃系の能力を持たない七海が、ロンを助けるために前へ出た。
その姿に彼女も彼を救いたいと思ったのだ。
炎の力を使って。
だって彼が教えてくれたから。
その力はみんなを守るためのもの…だと。

だから彼女は七海に襲いかかる緑から、七海をそして彼を助ける為に炎をまとい彼を抱きしめた。
彼女の待まとう炎は優しく温かく彼を包み、彼は目を覚ました。
父親の再びの洗脳から、自分を取り戻したのだ。

そうして戦いは終わった。
戦いの処理をする中、史狼の遺体が発見された。
史狼は誰かに命を奪われたのではなく、老朽化により亡くなった事が分かった。

そうして世界は最後のリセットを行えないまま、アイオンを失った。
アイオンを管理していた機関が、今後も世界としての役割を担うようだが、リセットが出来ない事で、その力は大きく削がれるだろう。
それを懸念した機関の人間が、彼女の炎の力を戦争の抑止力として使いたいとし、彼女に島にとどまるように依頼して来た。
それを聞いた彼は、急ぎ彼女を連れて島を出たのだった。

君の力は絶対に使わせない。
彼はそう約束してくれたから。

そうして二人は船に乗る前に彼女が一人暮らしていた家で暮らし始めた。
まだ洗脳の後遺症で、夜にうなされ良く眠れない日々が続く様子の彼。
それでも彼女との日々は穏やかで、彼を少しずつ癒やしているようだった。

彼を案じた暁人たちは、千里と平士と三人で、いつでも駆けつけられる距離に住んでいる。
深琴たちのように故郷に帰ったものもいる。
そして彼女が出会った空汰少年はといえば、みなにとって人形兵器と言われたアイオンは、空汰には友達のような大切な存在だった事を思い出したとして、島に残った。
今も再びアイオンを目覚めさせようと、空汰なりに頑張っている様子。
夏休みの自由研究の続きをしないとね」と言っていた。
そんな空汰を見守るため、正宗も島に残ったようだった。

別々の国に派遣される事はなかったものの、それぞれ自分たちの求める場所に行き、みんないっしょと言う訳ではなくなってしまったけれど。
それでも敵になった訳じゃないから。
だからきっと、またいつでも集まれる。

リセットができなくなったこの世界が、少しでも平和であるように祈りながら、彼らはそれぞれの場所で生きて行く事だろう。

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愛してるよ。
たとえこれから何があろうとも、俺は君を離さない。
何があっても守るから。

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