剣が君 百夜綴り【縁】梅の書:若様の町歩き

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剣が君 百夜綴り 通常版  - PS Vita

シナリオ紹介

CVは置鮎龍太郎さん。
天下五剣、三日月宗近の持ち主。
みんなに素性は隠しているものの、本当は家光の養子で時期将軍候補。

一番刀の役目を全うした彼が、息をしているのも不思議…という状態で助かった後のお話。

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感想

こちらも前作の何かのエンドの続きと思われます。
前作の方を知らないのですが、息をしているのもやっと…というような状態になる程、一番刀のお役目は大変なんだな…と思いました。

他の皆さんも、一番刀として頑張っているシナリオがありましたが、やはり命がけのものでしたので、そういうシナリオは切ないですね。
江戸のみんなの日の本のみんなの平和な暮らしのため、彼ら一番刀の役目はとても大切なもの。
それでも彼らにも大切な人が居て、彼らを大切に思う家族や恋人がいる。
そんな人達の切なさを考えてしまいました。

そして今回は記憶がないという事で、縁さんとは違う信春さんとしての彼が、なんだか少し可愛く思えました。
でも、実際に縁としての彼を愛していた主人公にとって、可愛いだけでは済まない切なさがあったんだろうと思います。

ネタバレ

一番刀のお役目を全うし、息をしているのが不思議というような重症を負った彼。
けれど奇跡的に回復。
安堵したのもつかの間、彼には水戸の御前試合以降の記憶がなかった。
そう、縁として過ごしていた記憶が抜けてしまったのだ。

元来真面目な性格の彼は、職務を全う。
働きすぎなのでは?と周りが心配する程に。
だから半蔵はそんな彼を案じて、彼女に頼んだのだ。
街を案内して貰えないか?と。

彼に縁の記憶がないという事は、当然彼女との事も忘れている。
にも関わらず、なぜか彼は料理茶屋の娘である彼女をとても気にかけている。
それは記憶とは別に、心が彼女を覚えているからかも知れない。

そうして市井を見て回る事も仕事の一つ…と半蔵に言われた彼は、彼女の案内で街を見て回ることに。
散策中盗人が現れて、彼がその盗人を捕らえた。
すると盗まれた店の人が盗人を蹴ろうとしたのだ。
そんな様子を見た彼は、店の人を止めた。
盗人相手でもそんな事をしてはいけない…と。

記憶は全くない。
彼女の事は覚えていない。
共に花嫁道中で東海道を旅した日々も。
それでも彼は立派で頼もしい人だった。
見とれてしまう程に。

けれどそれは信春であって縁ではなかった。
彼女が慕った彼ではなかったのだ。

ただ記憶がないだけで、彼の本質は多分変わっていないはずなのに。
どうしても彼の中に縁を探そうとしてしまう彼女は、時折別人を見るような思いで彼を見てしまう。
そうして申し訳ない気持ちになってしまったのだ。

けれど矢ノ彦が川に落ちたのを助けた時、彼は言った。
初めてではない気がする…と。
彼は時折感じていたのだ。
彼女といるとふとした拍子に何かを思い出すような、懐かしいような気持ちを。
記憶はなくしても、心が覚えている。
気持ちが残っている。
だから感じる、懐かしい気持ち、愛おしい気持ち。

初めてではない気がする…と言った彼を夕焼け空の下見送った彼女。
その後姿に「あぁ、この人は縁さんなんだ」と感じた彼女。
そうして彼は彼女に「じゃあまた、姫」と、縁だった時のように、彼女に声を掛け去っていった。
間違いない。
思い出せないだけで、彼の中にちゃんと残っている。
二人で過ごした日々の思いでも気持ちも全部。

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