金色のコルダ2ff【不動翔麻】

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金色のコルダ2 ff (フォルテッシモ) - PSVita

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キャラクター紹介

CVは前野智昭さん。
星奏学院の普通科3年。
バンドでベースを担当。


実は主人公の幼馴染でした…というポジション。

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感想

すごく良かったです。
100万人のコルダからの追加キャラという事で、楽しみにしてましたが、ものすごい良かったです!


苦手な幼馴染カテゴリーで、しかも年上。
これは大丈夫か?と思いましたが、むしろ火原先輩より好きでした(笑)


パタちゃん呼びも、結構しっくり来て、私はすごく好きでした。
あなたのパタちゃんでいさせてください!って思いました(笑)


クラッシックは分からない、興味ないって感じの普通科さんでしたが、彼女の音にはちゃんと耳を傾け、評価し、応援してくれた所も素敵でした。
世界中のみなんがパタちゃんの敵になっても、俺だけは味方で居てやる…みたいな所も、とても頼もしかったですね。


余裕のある年上さんというよりは、恋にはまだ不慣れな感じな所も素敵でした。
そしてそんな余裕有りげな感じじゃないのに、包容力があるように感じられた所も素敵でした。


前野さん、素敵な先輩をありがとうございます。
ずっとパタちゃんでいさせてください(笑)


ネタバレ

今度は俺がパタちゃんの味方してやるよ。
世界中が敵に回ったとしても、俺だけはパタちゃんの味方だ。



-----


菩提樹寮から通う彼は、いつも登校は遅刻ギリギリ。
いつものように、遅刻ギリギリで学校に向かっていた朝に、彼女と出会った。


パタパタと金魚みたいに走る彼女。


パタちゃんだな、お前。


何気なしに言った言葉だったのに。
反芻しているうちに、馴染みのある言葉だと気づいた彼は、しばし考えた。
なぜこの言葉に懐かしさを覚えるのか?と。


そうして思い出したのだ。
まだ彼が小さかった頃、彼の後は金魚みたいにパタパタとついて来た、一つ年下の女の子の事を。
金魚みたいにパタパタしてるから、パタちゃんと呼んで可愛がっていた事を。


そうして彼女が普通科ながら、音楽科の生徒とともにコンサートを頑張っていると知ったものの、彼はロックを愛していたから。
特にクラッシックに興味もないし、全く分からない。


幼馴染という意外、共通点もなさそうな二人だったが、彼のバンドの路上ライブを見てくれた彼女の感想に、心を動かされた。


クラッシックでもロックでも、音楽って同じなのかもな…と。


だから彼も彼女の音に耳を傾けるようになった。
それまでは学院内でやたらと耳にするヴァイオリンの音も、キーキー言っててうるさい…くらいにしか思ってなかったのに。
彼女の奏でる音だけは、何故か心に響くのだった。


意外といいもんだな、ヴァイオリンも。


そうして彼は彼女を応援するようになった。
俺も頑張るから、パタちゃんも頑張れよ…と。


けれど、路上ライブをした所で、音楽科のある学校の生徒がなぜロックを?という人々の反応。
それでもずっと頑張って活動してきたから。
自分たちの活動の証を同好会を作って残す事で、この学院に刻みたかった。


そんな彼の想いを知った彼女は、彼が応援してくれたように、彼を応援した。
クラッシックとロック。
互いにジャンルは違えども、応援しあい支え合った二人。


そうして彼が同好会結成をかけて挑んだ文化祭。
そこでは彼女がコンクール参加者とともに、バンドで出演する事に。
彼らのバンドと同じステージで。


そうしてコンクール参加者のバンドの評判から、沢山の観客に恵まれ、今までまともに聴いてもらえなかった彼らのバンドの演奏は、沢山の人々の心に響いたのだ。
その結果、文化祭のアンケートで彼らのバンドが好評だった事から、無事に軽音楽同好会が発足。
彼女も交え、文化祭の打ち上げと軽音楽同好会発足のお祝いをする事に。


その時、彼と彼女の想いにいち早く気づいたメンバーたちは、気を利かせ二人きりにしてくれたものの、彼女との距離にドキドキしつつも、恋に気づけ無いまま終わった打ち上げ。


けれど感じてはいた。


もう幼馴染のパタちゃんじゃない。
ちゃんと女の子なんだ
…と。


そうしてそんな普通の女の子が、必死に普通科と音楽科が分断されるかもしれないという、学院の危機を救うため、必死に頑張る姿が愛おしく思えたのだ。


迎えたクリスマスコンサート。
このコンサートの結果で、学院分断案は一時凍結されるという大事な時。
彼は彼女に想いを伝える決意を。


彼女は無事にコンサートを成功させ、学院分断の危機は回避され、彼女に想いを伝えた彼は、幼馴染から恋人へ。


-----


心のまま突っ走らなきゃロックじゃねーんだ。
だから逃げずに言う。
パタちゃん、俺さ、どうもお前の事が好きみたいだ。
だから俺と恋ってやつを始めて欲しい。

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