CodeRealize ~創世の姫君~【ヴィクター・フランケンシュタイン】

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Code:Realize ~創世の姫君~ - PS Vita

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キャラクター紹介

CVは柿原徹也さん。
政府の機関で働いたエリート科学者で錬金術師。

とある事情でテロリストして、指名手配されて逃げている所、迷子になり敵に囲まれていた彼女を見過ごせず、助けてくれた事で知り合う。

彼女の毒の秘密を知るとされている、失踪中の父親を師事していた事から、毒の対応、彼女の体調の管理など、彼が色々と助けてくれた事で親しくなる。

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感想

彼女の体質的な事を考えても、科学者であり、毒に詳しい彼の傍にいる事が一番しっくり来るかな?と思えるような、そんなシナリオでした。

隠している過去に犯した罪と、それを背負いつつ逃げていた彼でしたが、彼女達と出会い、その事と向き合い、もう逃げない、絶対助ける!という男らしい決意とか、カッコ良かったです。

毒の為、好きでも触れ合う事が出来ない二人がもどかしく、でも、そのおかげか、ラストの頃の触れ合いスチルとか凄い感動しましたね。
そして何気にヴィクトリア女王と、レオンハルトさんの絆とかも、最後泣かせてくれました。

優しく、でも芯の強いフラン、とってもカッコ良かったです。
凄く愛してくれる感じも心地よかったですね。

フランを素敵に演じて下さった柿原さん、ありがとうございました!

ネタバレ

違う、僕はこんな事の為に研究していた訳じゃない。

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吸血鬼戦争の時、彼の作った毒薬が使用され、彼の目の前で沢山の人が命を落とした。

彼が作りたかったのは、賢者の石。
それを作るプロジェクトに参加して、試行錯誤する中、たまたま生まれてしまったジクテリウム。
それを政府が利用し、吸血鬼に毒ガスとして用い沢山の命を奪った。

何も知らされていなかった。
利用されていただけなんだ。
僕は被害者なんだ。

そうして彼は怖くなり、逃げ出してしまった。

その事で、テロリストして、政府から追われる身に。

そんな彼の生み出したジクテリウム。
それが元になり作られたホロロギウムにより、作られたホムンクルス。
それが彼女。

胸に埋められたホロロギウムが心臓の代わりとなり、人と同じように動くホムンクルス。
ただ違うのは、その身にホロロギウムによる猛毒を宿している事。

彼女と出会った彼は、気付いてしまった。
自分が彼女を生み出すキッカケを作ってしまった事に。

沢山の人の命を奪い、彼女が猛毒に苦しむ原因を作った自分の罪。

ずっと逃げてきたそれに、初めて彼は向き合った。

もう逃げない。
僕が助けるんだ
…と。

彼女の胸に埋められているホロロギウム。
それを覚醒させる事で、彼女はそのまま兵器となりうる、文字通りの怪物となる性質がある為、政府の裏の仕事を担う手練軍団の黄昏に追われる彼女。

狙いは胸のホロロギウム。
それを覚醒させて兵器とし、戦争を起こす事で、彼女を生み出した父の作った兵器を用い、イギリスが圧勝する。
そうする事で、ヨーロッパ各国に侵略されない強い国を作る。

そんな身勝手な目的の為に、狙われる彼女。

最初に彼女を追っていたのは、弟だと名乗るフィーニス。
フィーニスとの邂逅の際にホロロギウムが覚醒されてしまった為、彼女に残された時間は30時間。
その時間がすぎれば、何も分からないままに、体から溢れ出す猛毒で、ロンドンを死の街にしてしまう、そんな怪物に変じてしまう彼女。

ジクテリウムを開発した彼はそれにも気付いていて、それでもなお、それも含め、彼女の毒をなんとかする…とずっとそう約束していた。

もう逃げないと決めたから。

初めは罪悪感からだった。
罪滅ぼしの意味で、彼女を救おうと思った彼。
所が色々な局面で、気づくと彼女に救われていた。
助けるつもりが助けられ、次第に彼女がかけがえのない存在に。

そうして女王までもが、フィーニスと同じ、ジクテリウムの毒でロンドンを死の街にして、そこから戦争を起こす計画を推進していたため、壮絶な戦いとなったが、その中で勝利し、無事にジクテリウムがロンドンに拡散される事を防ぎ、ホロロギウムの変化により、彼女が怪物になる事も防ぐ事に成功した彼。

その後、毒をなんとかする…という約束を違える事なく、彼女の毒を中和する方法を彼が見つけてくれたおかげで、彼女は愛する人と触れ合えるようになった。

温かい体温。
それが愛おしい人のくれる温度。
それを知った彼女は、彼れに愛されて、幸せに暮す事だろう。

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