CharadeManiacs【凝部ソウタ】

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CharadeManiacs - PSVita

オトメイトさんのPSVita用ソフト「CharadeManiacs」で松岡禎丞さん演じるキャラクター、凝部ソウタの感想とネタバレをまとめました。

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キャラクター紹介

CVは松岡禎丞さん。
主人公達は会ったことはないが、彼らと同じ制服を着ている事から同じ学校の生徒。
学年も同じらしい。

帰還を目指すメンバー達の中で、一番異世界を楽しんでいる様子。
掴み所がなく、何もかもが嘘のように見え、けれど時折鋭い所を突いてくる人。
メンバーの中では最初から相当怪しい存在。

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感想

悔しいです。
絶対ないって思ってました。

清掃班シナリオでは、罰ゲームで彼女が失った声を取り戻す際の再演で、彼が彼女に変わってタクミくんを突き落とすんですよね。
その時の笑い方とか、本当に怖くて。
この人無理、苦手!ってなってしまって。

だからちょっと攻略も躊躇ってましたが、やってよかった。
悔しいけど大好きになりました。

いや、本当はどんな人か知る前から、ファンタジー的な世界とか、時代背景が違えば男性の長髪も受け入れられますが、未来では長髪が流行ってるのかもですが、基本長髪が無理なのです!
そんな私の勝手な事情もあり、好きにならない自信しかなかったのに、負けました(笑)
メイくんの次に好きになってしまいました。
あんなに好きだったキョウヤさんより、ソウタくんが好きだなんて(笑)

共通の間の彼のイベントでも全然好きになれず、進むにつれて本当無理ってシーンもあったりして。
だから真相に近づくためだけにと割り切ったのに。
すごい良かったんです!
泣けたし、大好きになれたし。

心残りの話も感動したし、メイくんとの関係もステキな友情だったなって。
そして何より、メイくんが人のシナリオなのにかっこよすぎて(笑)
今のところ、メイくん、ソウタくんとプレイ前の予想は完全に裏切られた形になりました。
嬉しい誤算です。

松岡さん、ステキなソウタくんをありがとうございました。
すごく似合ってたし、お上手でした。
大好きです!

ネタバレ

疑う事は俺がやる。
だからキミは信じればいい。
俺を信じてくれたように、これからもそのままのキミで居て。

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前回の配信の参加者である彼は、心残りがあるからと今回の配信に参加。
当然前回腕を奪われ、取り返しに来たケイトもそれは知っていた。
けれどケイト自身もその事を周りに知られたくないと思っていたから、だからケイちゃんの事は黙っておくから、俺の事も内緒にしておいて…と彼に頼まれ、自分たちの事は話さない事にした。

結局、その後彼が図書館で預かり名簿を見つけ、そこにケイトとメイの名前があるのを彼女と見てしまった事で彼女はメンバーの中でもいち早くケイトが前回参加者だと気付いてしまった。
その後、アンティークショップで罰ゲームで奪われた機能をレプリカとして展示してある事を知ったトモセが、そこにあったケイトの腕を撮影して来てみんなに見せた事から、ケイトが前回参加者で腕を奪われている事を全員が知る事となった。

そしてメイが部屋にプロデューサーのほかにスポンサーが居る…と前回参加者が残したらしきメモを見つけていたのだが、それをメイ自身が作ったんじゃないか?とキョウヤに疑われ、何も答えない事から怪しいと糾弾される事に。
彼女が名簿でメイの事を見たと話しても、既に名簿にはそのページがエラーで見えなくなっており、共に見たハズの彼にもとぼけられてしまって。
そのまま疑われる事になったメイ。
更には常日頃からの行動が怪しいと、共に疑われる事になった彼、そして小学生に見えないとずっと言われていたタクミも疑われた。

険悪な空気。
とても明日から普通に暮らす事なんて出来ない雰囲気。
そんな中、彼が提案したのだ、隔離しちゃえばいいんじゃない?と。

そうして倉庫裏の廃墟に隔離される事になった三人。
それでもそんな事になった事が納得いかないと、彼らを訪ね続ける彼女とは、色々と話すようになり、二人の絆は深まった。

本当の事が知りたいと、信じたいと、疑いながらも真っ直ぐ彼と向き合おうとする彼女だったから。
だからのらりくらりと嘘ばかり並べて、何が本当なのか見せない彼が、次第に彼女を信じたいと思うようになっていった。

だから、彼女に嫌われたくないと、そんな話をしていた時にドラマに呼ばれてしまった二人。
それはタクミを突き落とす事になったいじめのドラマ。
そこで彼女の役は彼を大嫌い!と言わなければならなかった。
キミに嫌われたくない、嫌われるのが怖い」そんな話を聞いた直後だったからだろう。
彼女はどうしてもそのセリフを言う事が出来なかった。
けれど彼も同じで、そんなセリフを彼女に言われたくなかった。
だから彼はディレクターを呼び出して、ドラマを中断するから、罰ゲームをお願い…と。
そうして彼女をかばう形で、彼は罰ゲームにより右目を失った。

その時思い出したのだ。
彼女の身代わりになった事で、前回配信の際に演じられないドラマがあり、セリフが言えなくなった彼を誰が庇い、代わりに罰ゲームを受けてくれた事を。
なのに思い出せない。
それが誰だったのか。
前回参加したメンバーも10人だったのに、一人だけ記憶から消されているのだ。

その頃、タクミが彼女に話したいと連絡をして来た。
会いに行くと、図書館から消えた預かり名簿を持っていたタクミは、それを彼の荷物の中から見つけたと言う。
更には以前彼と見つけた時には、ケイトとメイの二人の載っているページが最後だったのに、もう一つページがあり、そこにタクミの名前が書かれていた。
罰ゲームで奪われたものは、名前、容姿…となっていたタクミ。
その事についてタクミは、ずっと前から異世界配信に参加している。
この配信は特別ルールが好きだから、だからボクらずっとここにいる、いつも特別ルールのゲームに負け続けているから。
負けて配信が終わりキャストが入れ替わる度に、彼は名前と姿を変えられ、また新たな配信に参加しているのだと言う。

初めて連れて来られたのは12歳の時。
でも、そこからずっと異世界にいるボクは、本当は何歳なんだろう?

そんな話をしてくれた。
そうして彼女に訴える。
お姉ちゃん、ボクを信じて」と。

信じたい。
でも、預かり名簿を勝手に持ち出し、データを消した犯人が彼で、だから彼は怪しいから自分を信じてと言うタクミを信じる事は、彼を信じない事になってしまう。
だから信じられないと言う彼女。
ごめんね、もう少し考えないと…と言う彼女に、納得したかのように見えたタクミだったが、その後、キョウヤが話に来た時に、彼とキョウヤと話す前に名簿の事をタクミがキョウヤに話してしまったのだ。

そうしてもう凝部とは話す事はない…と言われてしまった彼。
それでも気にしてない様子の彼だったが、彼女は気が気ではなかった。
彼がプロデューサーとして指名されてしまうんじゃないかと。
彼は前回参加者ではあるものの、プロデューサーではないと、彼女は彼から聞いていたから。
罰ゲームだって自分の代わりに受けてくれたし、信じられる人だと彼女は知っていたから。

でもキョウヤにも他のみんなにも届かない。

そんな彼女を呼び出した彼は、自分の気持ちを伝えてくれた。
彼を信じたいと思いながらもがらも疑い、疑いながらも信じようとしてくれた真っ直ぐな彼女。
その彼女の本気で自分と向き合う様子に、彼は惹かれたのだった。

元の世界でも、学校なんて楽しいと思えず、2年になってからは一度も登校しなかった。
そうして一人でゲームばかりしていたが、特に寂しいと感じた事はなかった。
ただ楽しくもなかっただけ。
でもそれは何にも本気にならなかったから。
本気になって手に入らなかったり、失った時に傷つくのが怖くて、負ける勝負なんて始めからしないし、何にも本気にならないようにしてきたから。

そんな彼に本気は楽しいと教えてくれた彼女。
だから彼は変わり始めた。
そして心残りの相手がメイで、彼のせいで前回目を奪われた事を思い出した。
更には、消された一人がメイである事、そして消された理由は彼がプロデューサーである事。
けれど本当の裏切り者はメイではなく、別の人物である事も、彼は気付いていた。

だからまずは彼女とのドラマを再演して、視力を取り戻した。
大嫌いと彼女が笑顔で言えるように、表情で彼女を笑わせながらの再演。
最後は二人笑顔で、「大好き」と告げるように、「大嫌い」と言ってドラマは終了。
次はメイとの再演…と、彼がメイを探しにいこうとした途端、画面だらけのあの部屋に瞬間移動させられた二人。
そこには既に宿舎組も揃っていた。

呼び出したのはミズキ。
ミズキの元にタクミが預かり名簿を持って行き、彼が怪しいと伝えたから。

本当にキミは僕の邪魔をするのが好きだね…と苦笑いの彼は、タクミの目論見通り、どんどん怪しまれてしまう。
けれど、メイが前回参加者で、罰ゲームを受けている事をドラマの再演で証明する…といった彼は、メイとドラマを再演。
あの頃は楽しい事なんて知らなくて、だから言えなくなってしまった前向きなセリフを、今回は彼女が教えてくれた楽しいの感情のお陰で言う事が出来た。
そんな彼の変化を喜びながらメイもドラマを演じていた。

無事にドラマが終了し、メイの視力が戻ったところで、「素晴らしいドラマでした!おめでとうございます!」と明るい声が。
再演のドラマでメイのポイントが、帰還に必要な3000ポイントを達成したのだ。

ご褒美は何にしますか?と問われたメイは、全員一緒には帰れないんだろ?とディレクターに確認。
そうして俺以外の全員の帰還を…と頼んだ。
更にはついでにとケイトの手も元に戻してもらうように頼んでくれた。
その言葉に彼は思い出してしまったのだ。
前回もそうしてメイだけが残ったと言う事を。

どうしておまえだけが!
だめだ、一緒に帰るんだ!
と言う彼に、「いいんだ。おまえが思い出してくれただけで嬉しかった。だから、あいつの隣は譲るよ」と優しく笑い応えるメイ。

そうして元の世界に戻った彼はら、メイともう一人の誰かの事を忘れているようで、「8人」だったと思い込んでいる様子。
それでも、彼はなにかを忘れている気がしている。
大切な何かを消失しているような気がして、情報局に入り浸ったりしていた。

だから今は忘れてしまっているけれど、いつか思い出すかもしれない。
メイの事も、本当の裏切り者の事も。

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