キャラクター紹介
CVは斉藤壮馬さん。
主人公のクラスメイト。
幼馴染の臣くんと3人でよく一緒に過ごしていた。
明るくて真っ直ぐな男の子。
異形の者が襲ってきた時に、いち早く駆けつけ、彼女を助けてくれた事から絆を深める。
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感想
海くん、凄い素敵でした。
守護者という事で、声を張って戦うシーンがあり、声を張った感じも素敵で。
そして元から壮馬さんの囁きに物凄い弱いのですが、元気系の男の子なので、普段とのギャップにやられましたね!
乙女ゲームのみの知識ですが、壮馬さんの元気系キャラって、多分このゲームで初めてだった気がするので、新鮮でしたし、こういう役もいいなって思わせてくれました。
彼の使う剣には彼も知らなかった秘密が隠されてて、その事で苦しむ事になり、ずっと側にいたのに、引き離されてしまう所があるのですが、短いし、数日の出来事の中の恋愛なので、逆にそれが想いを育ててくれたいい演出になった気がします!
会えない時間が愛を育てるって本当なんだ…と思いました(笑)
真っ直ぐで芯の強い彼なので、その芯の強さと、彼を信じる彼女の力で、剣のせいで抱えたトラブルを乗り越える姿も素敵でした。
何かを乗り越えて成長していく男の子の姿って、なんかいいですよね。
…とか思うのは、私がいいお年だから、ちょっとお母さんみたいな気分で見てるからでしょうか?
なんて思って切なくなりました(笑)
設定が壮大なので、その割にアッサリ感は否めませんが、余りに丁寧に描きすぎてプレイ中何度も寝落ちして、結局理解出来ない…と言うゲームよりは、サクサク進んでいいかな?と思えるので、私は結構嫌いじゃないです。
何より海くんが素敵で、久々にこう言う、真っ直ぐな元気系のキャラさんにときめけて嬉しかったです。
元気系のキャラだと、どうしても元気さが際立ってしまい、ちょっと浅慮なお馬鹿さんに見えてしまう彼もいるので、そういうタイプに入らなかった海くんは、物凄い好みの元気系でした!
やっぱり壮馬さんの切なげな感じが、繊細な雰囲気を出しつつの元気系って所が凄く良かったのかな?と思います。
本当に壮馬さんの声も話し方もツボ過ぎて、いい意味で辛いです(笑)
斉藤さん、素敵過ぎる海くんをありがとうございました!
ネタバレ
頼む、信じてくれ。
オレ、オマエにだけは信じて欲しいんだ。
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彼は何も知らなかった。
自分の召喚している剣が元々スクエットの物で、血を欲する魔剣だったなんて。
知らないまま使った彼は、異形の者を斬るほどに、剣に飲み込まれ、時折意識が遠のき、守るハズの神子である彼女に知らず剣を向けてしまう。
誰よりも守護者である事を喜んでいた彼なのに。
誰よりも守護者である事を誇りに思っていた彼なのに。
そうして、誰よりも彼女を守りたかったのに。
剣を向け、彼女を傷つけてしまった時、彼は他の守護者達から言われてしまった。
「極力彼女に近づかないように」と。
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1000年に一度扉が開き、異形の者が訪れる。
異形の者から世界を救うのが神子と5人の守護者。
幼い頃から守護者として、寝物語に1000年前の守護者と神子の話を聞かされて育った彼。
剣を父から譲り受けたのは15歳の時。
幼い頃から神子を守るためと鍛錬を重ね、学校の勉強は得意ではないものの、守護者としての能力には自信があった。
父の寝物語の中の守護者も神子もカッコ良くて、幼心にも彼らに憧れ、自分もいずれ神子を守れる日が来る事を楽しみにしていた。
そうしてある日、その日が訪れた。
平穏だった彼らの高校生活に突然と。
異常を察知し、駆けつけた旧校舎前、そこには沢山の異形の者が集まっていた。
たった一人の少女、神子を狙って。
そうして彼を初めとし、そこに駆けつけた守護者により、助けだされた神子。
憧れていた神子の正体はクラスメイトの女の子。
いつも幼なじみの臣と一緒に居る彼女は、彼にとって高校で初めて出来た大切な女友達。
話していると楽しくて、気が合う彼女は、彼にとっては少し特別な女の子。
幼い頃に両親を失くし、神子である事、神子の使命など、何も知らされていない彼女を、彼らは守り戦う事に。
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そうして戦いが続く中、その魔剣の特性故に、相手を斬る程に、剣が血を欲して、その力に飲まれそうになる。
守るべき神子にも幾度か剣を向け、最終的に彼女の頬に僅かな傷を負わせてしまった。
みんなに責められ、彼女に近づけなくなった彼。
それでも彼女を傷つけようなんて思っていない…その事だけは知って欲しかった。
そんな彼の心を知ってか知らずか、一人異世界の湖を見ている彼の元に現れた彼女。
彼女に「信じて欲しい」と告げると、何度も守ってくれた彼の言葉を信じると。
そうして魔剣の事も知っている彼女が、無力な自分にはあなたを守る力がないから、母の形見のペンダントを持っていて欲しい…と、彼に大事な形見を託した。
そうしてそのお守りであるペンダントに守られるように、彼は剣に飲み込まれそうになるとそれに触れ、自分をしっかり保ったまま戦えるように。
迎えた最終決戦。
一度完全に魔剣に呑まれた彼を見ている他の守護者から、本当に戦えるのか?と問われた彼。
一人考える中、どうしても彼女を守りたいという気持ちと、大事なお守りを託してくれた彼女への思いを再確認。
神子だから守りたい訳じゃない。
彼女だから守りたいんだ…と。
だからペンダントは返そう。
そうして自分の力で剣の魔力に抗い、彼女を守りきり、魔王を再び封印するんだ!…とかためた強い決意。
そうして彼は彼女にペンダントを返し、自力で抗えるようじゃないと、本当にオマエを守り切る事は出来ないから、だから傍についていて欲しい…と告げた。
彼女がいれば、きっと正気を失う事なく、最後まで戦う事が出来るハズだから。
そんな彼の強い思いを受けた彼女は、未だ母から幼い頃譲り受けた読めない文字の羅列していた魔道書を読みこなす事が出来ないまま。
それでも彼の気持ちに少しでも応えたいと強く願った。
その願いが届いたのか、彼を助けたいと心から念じた時、魔導書が光り、呪文が浮かび上がったのだ。
記されたそれを唱えると、その魔法が彼を支援し、封印する予定だった魔王を倒す事が出来た二人。
大切な誰かを心から信頼し、守りたいと思った時、その使い方が分かるわ。
遠い昔母が教えてくれたように、彼女は心から信頼し愛する人を助けたいと願った時、その魔道書の力を引き出す事が出来た。
そうして無事に自分たちの世界を救った彼らには、平和な日常が訪れた。
そんな中、神子と守護者の信頼関係から、今度は恋人の関係に進展した二人。
あの日の戦いで繋がれた強いきずながあるから、きっとこれから先、何があっても二人で乗り越えて行けるだろう。
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