男遊郭【伊東慶次】

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男遊郭 - PS Vita

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キャラクター紹介

CVは柿原徹也さん。
菊屋に入ったばかりの傾城。
よその遊郭で問題を起こし追い出され、菊屋にやって来た。


本人の話によると、元々は本土の華族で、親が事業に失敗し、家は取り潰しになり借金だけが残った。
それで自分は吉原に売られてきたと。


けれど事実はそうではなくて、彼には彼の事情があり、とある目的のためにこの島にやって来たのだった。
その事を知った彼女は、彼を手助けして、そうして二人は心を通わせました。

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感想

色々と驚きの連続なシナリオでしたが、このシナリオが最後にあるお陰で、今後の島の未来とか明るいものになるのかな?と想像出来るような、素敵な内容だったと思います。


柿原さんも物凄い色っぽくて、終始ドキドキでした!
ビジュアル的にも一番好みな彼ですが、やっぱり私にはかげろうさんが(笑)


そんな感じでかげろうさんのお陰で一番ではありませんでしたが、すごく好きですし、カッコ良かったです!
自信家の男性、やっぱり好きですね。
柿原さんの声とあっていて、とても素敵なキャラでした。


柿原さん、素敵な慶次さんをありがとうございました!
大好きです。


ネタバレ

華族の家に次男として生まれた彼。
そんな彼には小さい頃から可愛がって貰っているおばが居るのだが、その家には子供が居なかった。


そこで菊屋から彼女のお気に入りのおいらんを身請けしたのだが、おばさんも彼も子供を望むものの、子が出来無い。
それはあの島の呪いが原因なんだとか。


このまま子が出来無いと、彼は親の決めた許嫁と結婚して、そのおばの家を継ぐ事になってしまうのだ。


けれど彼には夢があった。
事業を起こして世界中を駆けまわりたい…と言う夢が。


というのも、彼には優秀な兄が居て、兄は士官として働いているにも関わらず、父に認められていない彼は、もう縁談の話になっている。
そんな兄との格差に納得出来ない彼は、自分も父に認められたい!と。
そのためにも、あの島の呪いをといておばを助けたい!と思うように。


そうして本土で調べられるだけの事を調べつくした彼は、吉原へとやって来て、呪いと関係の深い遊郭、菊屋の傾城となった。


呪いの起源はずっとむかし。
当時、この島には大名の城があった。
そこの城に男子が生まれず、女性が城主についた時の事。
彼女は島の若く美しい男を集めて、自分だけの大奥を作った。
そんな中、ひどく城主に恋い焦がれた男が、自分だけのものにならない彼女をその狂気な愛情から殺めてしまった。
そうして殺された女の呪いで、この島には男が生まれなくなったというものだった。


所が二人で色々と調べていくうちに分かった事が。
城主の呪いだと思っていたそれは、その城主を殺してしまった菊家を起こした男、八重菊の怨念だと言う事が。


城主を自分だけのものにするために殺し、そして今後男はもうこの島に必要ない。
自分だけが城主に愛されるために…という八重菊の歪んだ想いが呪いとなったのだった。


そうしてなんとこの城主の末裔が彼女であったため、八重菊の亡霊に乗っ取られた伊東家の執事である冴木に、命を狙われてしまう。


けれど、彼が乗っ取られた事で、八重菊の言葉を聞く事が出来、それを頼りに無事に呪いを解く事に成功。


そうして本土に戻る事になった彼だが、親の決めた許嫁には好きという感情を抱いた事がなく、この島で彼女とともに呪いを解くために努力をしているうちに、彼女に愛情を抱くように。
最初は自分が認められるためにしていた事だったが、次第に彼女の住むこの島のために、愛する彼女のために呪いを解きたいと思えるまでに、彼女を愛しいたのだ。


そうして彼は本土に帰る事になった。
その目的は一度戻り許嫁の事を清算して、彼女との結婚を頭の固い両親に認めさせるために。


それでも彼の身分も知っている彼女は一緒になれるはずがないと、一人悲しみを抱えて彼を見送った。


その後、しばらくして、両親の説得に成功した彼は、約束通り彼女を島まで迎えに来てくれて、伊東家へと彼女を迎え入れた。
初めは反対していた両親だったが、彼女があの城主の末裔という事から、元の家柄は大名とわかり、身分的にも問題ないと言う事で承諾。


実際に彼女に会った彼のお母さんは、こんなに可愛らしいんだから、慶次が夢中になるのも分かるわ…と優しく迎えてくれた。


そうしてついに祝言を挙げた二人。
晴れて夫婦になったのだが、二人の力で呪いは解いたものの、未だ島に男の子は生まれず、菊家は相変わらず繁盛している様子。


けれど、その後二人の間には、彼女によく似た男の子が生まれたのだ。


今はまだ完全に解けたのか怪しい所のある呪い。
それでもきっと少しずつ、男の子も生まれるようになり、きっとそう遠くない未来、傾城との悲しい恋なんてなくなる時代が来るかもしれない。

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