赤い砂堕ちる月【永祥】

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キャラクター紹介

CVは村田太志さん。
永祥は、東汪国一の符術師で、現在は東汪国の尚書令を主している人。


友人の娘である彼女が、両親を失った時に、彼女を引き取り養女として育ててくれた。
現在は紫永観と言う堂で、弟子達に符術を教えて居て、彼女もまたその弟子の一人。


彼により一人前と認められ、ここを出て仕えるべき主を探しなさい…と言われた事から、二人の関係は少しずつ変わって行く事に。

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感想

永祥先生は、一番攻略制限があり、謎が多かったのですが、その割にシナリオが短いからか、なかなかちゃんと理解しきれないまま終わってしまったように思います。


先生の正体なんかは分かりましたが、ちょっと彼女についてが、逆に分からなくなった感じも(笑)


そして真相ルートみたいな感じなので、もしや実は一番好きかも?なんて思いましたが、やっぱり恋愛要素は他のキャラにくらべ薄めかな?と言う印象。
それもあり、恋愛的な意味では、残念な結果になってしまいました(笑)


それでも彼の事が色々と分かったり、彼女の過去も翔侠の時よりも更に深く知る事が出来て、やって良かったなって思いました!


個人的にこんな胡散臭い感じのキャラは、大好きだったりするので、そんな様子を見事に表現してくれた村田さんは、本当に凄いと思います。
村田さん、素敵な永祥先生をありがとうございました!


ネタバレ

君の手足となり、君を守り続けよう。
たとえこの身が滅んだとしても、ずっと。
私の魂がこの世界にとどまり続ける限り、君の側にいて、ただ君を愛しつづけよう。


嬉鳳を閉じ込めた石

死後、冥府の門をくぐらずに、現世に戻って来てしまった人間の事を虞畏と呼びぶ。
虞畏となった者は、幾度その肉体が滅びようとも魂は浄化される事なく、転生する事はない。


彼はその虞畏という存在で、嬉鳳と同じ妖仙だった。
嬉鳳はかつてその力で、東汪国が西大国に勝つ為に尽力した事から、国母として崇められていた。


そんな嬉鳳はある日突如姿を消した。
そうして200年の後、嬉鳳の記憶を受け継ぐ少女が現れた。
少女はただ誰かを愛し、誰かに愛される事だけを望んでいた。
けれど、その能力故に、周りは少女の力を利用したいと思う者ばかりで、少女の願いは叶えられない。


そんな少女を憐れに思った彼は、少女を嬉鳳石として石に閉じ込めてしまった。


たった一人の仲間だった。
長い時を生きなければならない彼にとって、嬉鳳は唯一の存在だったのに。


そうして心の拠り所を失った彼は、石を弟子の一人に任せた。
その石は嬉鳳の力故か、持つものを狂わせてしまう。
心の弱い者が持てば、石に飲まれ、欲望のままに動いてしまう。
そんな力のある石だから、心の清い女性の弟子に託し、「君がこの石を守るんだ。そして君の娘へと、代々この石を受け継いで守り通して欲しい」そう言い聞かせて。

赤色の瞳

彼女はその弟子の子孫だった。


出会いは、彼の任務の時だった。
皇帝を廃して東汪国を手中に収めたいと考えている尚書令の命で、彼女の父が彼女の母と争い、互いに命を落とした現場に駆けつけた彼。
そこに戻って来たしまった彼女の赤い色の瞳が、彼を惹きつけて離さなかった。


虞畏には目に見える特徴があったから。
その瞳が赤色であるという特徴が。


だから彼女が欲しかった。
どんな努力をしてでも、自分に彼女の心を向けさせ、冥府の門をくぐる事なく、自分と共に永遠の時を重ねて欲しいと思ってしまった。
まだ幼い彼女相手に。

彼女の幸せの為に

けれど、両親の亡骸を目にした彼女の心は、あまりの出来事に壊れてしまった。


そんな彼女をなんとか救いたくて、彼は自分が養父となり、彼女を引き取って育てる事に。
愛していたのに。
後に自らも愚策だと評しているが、それでも彼女の心を救いたかったのだ。


そうしてある日、うっかり躓いた彼の様子に、初めて彼女が笑顔を見せた事から、ただ彼女を笑わせたい一心でドジを重ねるうちに、本当にドジになってしまったという彼。


いつでも、どんな時でも、彼はただ彼女の幸せを考えてくれていた。


そんな彼の深い愛情を知り、養父として、師としてしか見ていなかった彼を一人の男性としてみることが出来るようになった彼女。

末永く共に

その後、彼の弟子である彼女達を自分の駒のように使おうとする尚書令に腹を立てた彼は、弟子を守るため、主である尚書令の命に背き投獄されてしまった。
そんな彼をかつての彼の弟子の力を借り、尚書令を討つ事で助け出した彼女。


東汪国に敵対するような行為であるものの、次期皇帝となる皇太子の汪明により、東汪国にとどまり、時々彼の指南役として手を貸してくれるのなら、今回の件は不問にするとされ、これからも東汪国で今まで通り暮らせる事に。


養父と養女、師匠と弟子であった二人も、少しずつその関係の形を変えながら、これからも末永く共に過ごして行く事だろう。


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