TOKYOヤマノテBOYS for V【琉堂イエス】

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TOKYOヤマノテBOYS for V MAIN DISC 通常版 - PSVita

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キャラ紹介

CVは浪川大輔さん。
六本木代表の暴君。
喧嘩ばかりで暴れているのに、カリスマ性があるのか、六本木の若者に慕われている人。

TYBのメンバーにも、すぐに暴言を吐くものの、本当に力に訴えるような事はなく、犬にも懐かれているような、異常に不器用なだけで根は優しい人。

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感想

そんなイエスくんですが、異常に不器用って言いましたが、本当に異常なんです(笑)
一見ただの暴れん坊って言うか(笑)

一番真相が見えるのが、イエスくんのルートのようなので、真相のためだけに攻略を開始。
最初から、無理すぎるほどの乱暴者なので、絶対好きになるハズないとタカをくくっていましたが、凄い良かったです(笑)

余りに最初の印象が悪いので、それ以上悪くなりようもなく、むしろ彼のルートでは、いい面ばかりが見えてくる(笑)

結局ルーシーに次いで大好きになりました。
多分、自分が動物好きなのもあり、口では色々言いながらも、あんなにワンコに慕われてる所も、ポイント高かったように思います。

寂しい癖に…って言うのも見え隠れしてるので、なんとなく放って置けない感じですね。

真相がどうなるのか、凄く楽しみです。
浪川さん、素敵なイエスくんをありがとうございました!

ネタバレ

おまえがどう思おうと、俺はぜってぇにおまえを放さねぇ。
何があってもだ。

だから俺のモノになれ。
壊れるほど愛してやるから。

-----

六本木の暴君と呼ばれた彼は、いつも一人だった。

小さい頃から、人と何かをする事や、誰かと一緒に居る事を楽しいと思えない。
そんな自分を彼は、俺は壊れてんだよ、最初から…そう言っていた。

壊れている彼は、誰かと何かをする事も出来ないまま、親も離れてしまい、現在は海外。
だから彼はいつも一人。

そんな彼が誰かと繋がる唯一の術が、壊す事だった。
壊せば人は悲しみや怒りを向ける。
その時に彼は感じるのだ。
人との繋がりを。

けれど、そんな繋がりは一時的なもので、結局壊す事でもっと一人になってしまう。
今では犬だけが彼の側に。
何度追い払ってもやってくるから。

少し前までは、彼にもその犬のように、追い返しても冷たくしても、何度も側にやって来ては彼につきまとう存在がいた。
その人は刑事で、小さい頃からの腐れ縁なんだとか。

けれど刑事と言う仕事の枠を越え、一人の人間として、いつも彼に向き合い側に居てくれた。

うぜぇ。
関係ねぇ。

言葉ではそう言う彼も、きっとその刑事を慕って居たのだろう。

けれどその刑事はある日突然姿を消した。
あんなに追い返しても追い返しても、いつも側に寄って来たのに。

なんだよ。
結局アイツも他のヤツらと同じじゃねぇか。
結局俺なんてどうでもいいんじゃねぇか。

そうして以前にも増して手がつけられないほど暴れるようになった彼。

そんな彼は刑事に弱いと言われた事を根に持ち、一人でも平気だ。
俺は弱くなんてねぇ。

…と証明するためにTYBに参加した。

プリンセスには、自分を追うように仕向け、けど相手にしないつもりだったのに。

何度追い払っても追いかけてくる彼女。
まるで犬と刑事みたいに。
それでも怖かった。
ちょっとでも気を許したら、また最終的に自分の前から居なくなるんじゃないかと。

それでも気づくと彼女のとなりに心地よさを感じていた彼。

だって本当は寂しかったから。

そうして彼女との間に絆が生まれ、最終日の告白が受け入れられた。

あんなに一人が好きだと思っていたのに。
人の温もりなんて気持ち悪いと思っていたのに。
彼女だけは違った。
ひどく心地よかった。

これからはそんな温もりを側に感じ、少しずつ変わりながら、共に歩んで行く事だろう。

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言ったろ?
人はそう簡単に変わらねぇって。

だから安心しろ。
おまえを離さなねぇ、逃しゃしねぇ。
この気持ちも…変わんねぇから。
ずっと、いつまでも。

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