作品紹介
95本目の乙女ゲーム。
オトメイトさんのPSP用ソフト。
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戦争が終わり、閉鎖された時代を乗り越えた日本。
自由な文化が人々を盛り立てた時代。
明るい未来、格差のない平等な世界。
誰もが等しく幸福を享受する。
知っているようで何かが違う。
何処かに違和感が。
そんなセピア色の風景は、一人の少年が教科書で見た明治や大正そのものだった。
彼は一つの歌に導かれ、社会科見学で訪れていた国会議事堂から、気づくとこの世界へ誘われた。
見知らぬ世界に混乱していた彼を一人の少女が助け、そうして彼女と共に空の旅へ。
そこで出会ったのは、彼女を含め3人の少女と9人の少年達。
特殊な能力を持つ彼らは、これから空の旅をしながら、それぞれ違う国へ派遣されるんだとか。
今は旅の仲間。
けれど、それぞれが違う国へと赴く。
すなわち、いずれは敵として対峙する可能性も。
続きのない友情、終わりの見える恋。
それでも共にある中で、人は人を求めてしまう。
彼らが旅をする理由はなんなのか?
本当の目的地はどこなのか?
この違和感のある世界の正体は?
少年の抱える謎を乗せて、それでも船は進んで行く。
攻略キャラ
・結賀駆(cv.梶裕貴さん)
・市ノ瀬千里(cv.下野紘さん)
・遠矢正宗(cv.佐藤拓也さん)
・梓馬夏彦(cv.小野大輔さん)
・二条朔也(cv.斎賀みつきさん)
・加賀見一月(cv.遊佐浩二さん)
・宿吏暁人(cv.杉山紀彰さん)
・室星ロン(cv.杉田智和さん)
・乙丸平士(cv.吉野裕行さん)
キャラ別感想&ネタバレ
※攻略した順番に記載させて頂いてます。
☆はお気に入りキャラ。
全体の感想
とてもおもしろい作品でした。
元々悌太さんのイラストが好きなので、キャラの雰囲気もとても好みでした。
そして普段は主人公に声があるのがとても苦手なのですが、今回は主人公三人いて、キャラごとに主人公も変えるシステムだからか、なんとか気にせずプレイ出来たかな?と言う印象。
声があるのがダメなのは、単に自分声にひどくコンプレックスを抱えているからという個人的な事情(笑)
可愛い声で話してくれる女性声優さんが羨ましすぎて、声を聞いていると絶望するので、あまり可愛い声を聞かないようにしています(笑)
まぁ、そんな理由もありまして、可愛い声で主人公が話してしまうと、もう自己投影出来なくなる…という、これまた自己投影派ならではの感想ですみません。
でも、そういう点も、今回は主人公が三人いるという事で、割りとすんなりと対応出来ました。
そして三人いるので、なんだか同じ世界感の中で、三種類のゲームがあったかのようなそんな不思議な感覚が面白かったです。
更にストーリーも良かったですね。
私はPSP版でプレイさせて頂いたのですが、Vita版だと、よりこの世界について詳しく知る事が出来ますし、最初に出て来た少年の正体なんかも詳しく分かっていいかと思います。
そして何より、この作品の梶さんがビックリするくらい好みでしたので、そんな梶さんに出会えた事が最大の収穫でした!
そんな素敵な作品を作って下さったスタッフの皆さん、ありがとうございました。
オススメ度&満足度
オススメ度:★★★★☆
個人的満足度:★★★★☆
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