剣が君 百夜綴り【九十九丸】彼岸花の書:赤い世界に二人きり

この記事は約3分で読めます。

剣が君 百夜綴り 通常版  - PS Vita

シナリオ紹介

CVは小野友樹さん。
どちらかというとバッドな印象の物語。

九十九丸は遠野で死亡、彼女も一人江戸に戻るも衰弱し死亡。
そんな二人の常夜での物語。

スポンサーリンク

感想

今回はバッドな感じのお話。
九十九丸の場合、その存在が特殊であるが故に、こんな感じのお話が多いのか?
他のキャラも、バッドよりなお話が多いのか、まだ一人目なので不明。

常夜にいるという事で、よく知る九十九丸とは違う彼になっていて。
だから最初から終わりまで、ずっと暗い印象でした。

ただ、彼が彼女をとても必要としているのは伝わりました。
そして彼女も彼を支えたいと願っていた事も。

そんな二人と話をしながらも、二人の意思を尊重してくれた鈴懸。
来てくれたのが他の人だったら、こんな展開ではなかったのかな?
鈴懸ならでは…という感じの終わり方でした。

小野ゆーさん、素敵な九十九丸をありがとうございました。

ネタバレ

二人で彼の故郷の遠野へ。
彼女はそこで彼を失った。
そうして一人江戸へ戻るも、彼を亡くしたショックから、彼女は次第に衰弱し死んでしまった。
そうして赤い川のの見える常夜で彼と二人きり。

時折なにか大切なものを忘れているような気がするものの、それが何だったのかも分からなくなっていた。
ぼんやりとし、自分の輪郭さえもぼやけて来る。

一方江戸はといえば、大変な異常気象で夏だというのに寒い日が続き、妖怪も増えていた。
そんな様子に、彼女の父を案じた螢が時折見回っていた。
そうして彼女の父と御前試合の話になり、決勝で鈴懸に負けたと。

螢に勝利した鈴懸は、幕府に士官していた。
彼と彼女と、二人の友人を亡くし、悲しい思いをしたから。
もうこんな悲しい思いをする人が一人でも少なくなるように…という優しい思いから。
そんな彼に将軍は、黄泉路の門を封じる命を与えた。
今の江戸の異常をなんとかする為に。

数珠丸を与えられた鈴懸は、常夜の神であるマレビトを呼び出した。
常夜の門を閉じてと頼む為に。
すると、現れたのは彼と彼女だった。

15歳の時に死んで、マレビトの力を借りた反魂呪で生き返った彼は、今はマレビトと融合し、彼女を伴い常夜に暮らしていた。
人間である彼と、神であるマレビトが融合し、神が人の体を得た事が常夜をざわめかせ、その門をほころばせ現世にまで影響を及ぼしていたのだ。

彼女が常夜にいる事を知った鈴懸は彼女に言った。
こんな所にいてはいけない、成仏しないと。
お父さんもみんなも心配するよ
…と。

そう、それが彼女が忘れていた大事なもの。
愛する父の事も、花嫁行列で一緒に過ごした仲間の事も。
それは彼が彼女に忘れさせたのだ。
それを覚えていたら、彼女は自分の元を去ってしまうと思ったから。

すべてを思い出し、自分の状況を理解した彼女は、今度は自分の意思でここに留まる事を決意。
彼を支え、落ち着かせる事で、門のほころびを直す為に尽力するのだと。

彼女の固い意思と、二人の思いを知った鈴懸は、門の事を二人に任せ戻って行った。
そうして彼女の支えの甲斐もあり、常夜は次第に落ち着きを取り戻した。
だからきっと、もう江戸も大丈夫。

スポンサーリンク

タイトルとURLをコピーしました