剣が君 百夜綴り【黒羽実彰】菖蒲の書:朝顔の咲く庭

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剣が君 百夜綴り 通常版 - PS Vita

シナリオ紹介

CVは前野智昭さん。
天下五剣、大典太の持ち主。
何度も一番刀となり、剣聖と呼ばれていた。

天下五剣の主として、常夜の門を命がけで閉じた後のお話。
彼との朝顔の思い出を振り返るシナリオ。

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感想

九十九丸の時も在りましたが、やっぱり実彰さんも在りました。
バッドのその後的なお話。

普段はバッドエンドは見ないタイプなので、攻略キャラが既にこの世に居ないとか、なかなか切ないですね。
それでも彼との思い出話や、彼女の両親の馴れ初め、そして朝顔への思い入れなんかも知る事が出来てよかったです。

淡々と仕事をこなす無口なお侍さん…というイメージでしたが、お花が好きだったり、意外とハバキとも仲良くやっている様子なんかもあり、イメージ大分変わりました。
とてもいい意味で。

本編でも攻略させて貰えばよかった!と心から思いました。

ネタバレ

命がけで彼が常夜の門を閉じた。
その後、彼がひっそりと暮らしていた庵では、鼓と七重が暮らしていた。
彼が残していった沢山の花を大切に育てながら。

そんな花咲く庭で、朝顔を愛でながら三人は彼の思い出を振り返る。

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東海道で初めて会った時、彼の印象は怖いものだった。
けれど共に過ごすうちに、優しい人だと気づいた。
特に草花に詳しく、花を愛でる時の優しい表情は、彼女の中でも強く印象に残った。

そうして東海道の旅を終え、帰りはバラバラになる事に。
だから彼女はお礼の意味も込めて、旅の無事を祈りお守り袋を作った。
朝顔の種をその中に入れて。

朝顔は彼女の両親の思い出の花。
毎年庭の朝顔の種を取っては、お守り袋に入れ替えてくれていた。
朝顔には「固い約束」という意味があり、今回の旅も無事に終えて戻るように…との願いを込めて、父は彼女のお守り袋に朝顔の種を入れてくれたのだった。

その種を使い、彼の為に作ったお守り袋だった。

そうして江戸に戻り、もう会えないだろうと思っていたのに。
不思議な縁で再び出会った二人。
それをキッカケに、彼女は時折彼の庵へと足を運ぶようになった。
すると、彼の庵の庭には、あの日の種が綺麗に花を咲かせていたのだ。

それに感動した彼女は、朝顔の種と両親の話を彼に聞かせた。

武家の娘だった彼女の母と、商人だった彼女の父との恋は叶わないものだった。
それでも互いを大切に思っていたから、「ずっと忘れない」という意味を込めて、父は母に朝顔を贈った。
そんな父の想いに応えるように、母は両親の反対を押し切り、父と夫婦に。

そんな両親の思い出を話ながら、彼と共にお茶を楽しむ。
時折茶葉を変えたり、彼女が新しい苗を彼の元へ持ち込んだり。
二人で緩やかな時間を過ごしていた。
今思い返しても幸せな時だった。

でも気づいていた。
二人の平和を脅かす黒い影が近づいていることにも。
それでも気づかぬふりで、二人の時間を楽しみたかった。

そうしてついにその黒い影は彼の命を飲み込んでしまった。
江戸の平和と引き換えに。

そんな話を二人に聞かせた彼女。
彼らはもうじきお城に上がってしまう。
その後の庵の花の心配をしてくれる二人に、彼女は言った。
後は私がお世話をします…と。

だってここは彼との大切な思い出の詰まった庭なのだから。

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