クランク・イン【神楽坂悠真】

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クランク・イン - PSVita

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キャラクター紹介

CVは前野智昭さん。
緑ヶ島中映研のメンバーで監督。

元々彼の映画好きがこうじて映研を作ってしまった。
オーディションの時に彼女を主演女優に見初めたのも彼。

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感想

途中までシナリオは一番大好きだ!と思える展開でした。
ちゃんと映画作ってるし、再会の仕方も凝ってるし。
彼女が劇団に所属していた事も一番活かされた感じでした。

中学のあの思い出の続きみたいな展開も、本当に良かったです。

そしてお父さんの事、彼が映画を取るか会社を取るか…となった事など、泣ける要素も良かったです。

そこで泣いてしまったからでしょうか?
なんかそこから終わりがアッサリ(笑)
えっ?もう終わっちゃったの?と。

一人だけ奥さんとして彼の隣に居るのは良かったですが、あんなに悩んでたのにすごいアッサリ感が否めないかな?と。
そこが惜しかったですね!

そしてエンドのタイトルから、かなり期待もしてしまったので、彼女が普通の奥さんだった事も若干残念でした。
劇団に入ってお芝居もして来たのだから、本当に彼の映画の主演女優として、華々しく映画の賞も取ってくれても良かったのに…と。
夫婦で大きな賞を取っちゃったりとか、そんなカッコいい夫婦も見て見たかったです。

…と惜しい所はありますが、楽しめました。
前野さん、ステキな神楽坂さんをありがとうございました。

ネタバレ

あのオーディション会場で君を初めて見た時から、君は俺にとって欠かせない存在になるような気がしてたんだ。

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緑ヶ島中学にはなかった映研。
それを作ってしまう程、彼は映画に夢中だった。

それはまだ彼が幼かった頃、友達と喧嘩をして落ち込んでいた時、父が映画に連れて行ってくれた。
それが彼にとって初めての劇場での映画鑑賞。
初めはなれない場所が怖くて帰りたい気分だった。
けれど実際に映画が始まったら、スクリーンの中で繰り広げられる海外の王道ファンタジーに夢中になっていた。
友達と喧嘩して落ち込んでいた気持ちなんて吹き飛んでしまう程に。

そこで彼は映画の力を知った。
こんなにも人に勇気や希望を与えてくれるものなのだと。
だから作りたいと思った。
そうして映画で誰かを元気付ける事が出来たら…と願うように。

けれど彼の家は会社を経営しており、代々長男が会社を継いで来た。
だから幼い頃から長男の彼は、社長になることを義務付けられていたのだった。

それでも彼は映画と出会ってしまったから。
だから何度も父に映画監督になりたいと伝え続けた。
そんな彼に父が条件を出して来た。
それがあの中学の映研の頃。
コンクールで優勝出来たら映画を続けても構わないが、できなかったらきっぱり諦めて会社を継ぐ…と言う条件だった。

そうして彼は彼女を見つけ、あの映画を撮影し、無事に優勝を果たした。
だからこれで安心して映画に没頭出来るハズだった。
いつか遠い未来、父が引退を考える頃、後継について話し合う日まで。

所がそのいつかは、余りにも早く訪れたのだ。
彼の父が倒れた事で。
元々体調が良くなかった事もあり、親戚や会社の重役達からも、後継の事を言われ、早急に彼を会社に入れて、社長となるべく勉強させてほしいと言われてしまったのだ。

そうして悩んでしまった彼。
その時、彼らは映画を撮影していた。
それはあの中学の時の作品の続き。
大人になった彼らの未来の物語だった。

その作品をキッカケに、バラバラになってしまった緑ヶ島映研が再び結集。
BGMは柊が、脚本は聖が担当し、実際に中学も撮影現場に使い映画を撮影した。
今後どうすべきか悩みながら。

そんな彼を支えたのが彼女だった。
そうして彼女の支えの元、彼は両方諦めないと決断。
一旦は映画の世界から退き会社に入り、高校生の弟がその後を引き継げるようになり次第、もう一度映画の世界に戻ると言うもの。

そうして月日は流れ、彼は弟に会社を任せ、再び映画の世界へ。
離れていた時間の情熱をぶつけるが如く作品作りをする彼は、いくつか賞も貰ったんだとか。

そうして彼女とは彼が映画の世界に戻った直後結婚し、今では妻として彼を支える存在に。
これからも助け合い、支え合いながら、沢山の人を元気にするステキな映画を作って行くことだろう。

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これからも一緒に生きて行こう。
台本のない映画のような時間を二人で。

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