キャラクター紹介
4から追加の新規攻略キャラ。
CVは武内駿輔さん。
星奏学院の卒業生。
先生として主人公が腑抜けている二学期に、小倉と共に星奏学院赴任。
火原や柚木の同級生で、当時はその他大勢に属していたんだとか。
小倉と共に、そのビジュアルから、生徒からは大変な人気。
オケ部の顧問を担当。
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感想
乙女ゲームの中でも、兄と先生というポジションは、実はとても苦手でした。
だから最初は正直、せっかくの追加キャラでも、先生では意味ないのに…と。
がっかり気分でした(笑)
所がプレイ開始してみたら、彼のルートに入る以前に、物凄い素敵な先生でビックリ(笑)
他の生徒達と共に、キャーキャー騒ぎたい気分になりました(笑)
そして先生と親しくなると、今まで知らなかった先生が見える訳ですが、またそこが凄く良かったです。
逆に、それを知る前の先生の方が好きって方もいらっしゃるかも知れませんが、私には寧ろその要素がより好印象でした!
ときめくイベントがいっぱいで、特にクリスマスのイベントがお気に入りです。
そんな須永先生、ときめき要素ばかりで、まぁ、先生という立場もあるので、乗り越える壁というか、そういうのがないからか、感動要素ないかな?なんて思っていたら、ジルベスターの直前の言葉に、凄く泣かされました。
ときめきだけじゃなく、ちゃんと感動の涙もくれるじゃないか!…と益々大好きに(笑)
武内さんとはこの作品が初めてだったと思うのですが、とても素敵でビックリしました。
お若い方なんですよね?
今後の活躍が益々楽しみになりました。
武内さん、素敵な須永先生をありがとうございました。
とっても大好きになりました!
ネタバレ
俺の代には星奏学院には、凄いヤツが沢山居てさ。
同級生の柚木とか、後輩の月森とか。
だから俺は空気みたいだったんだよね。
本当、目立たない地味太郎だった。
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柚木や火原の同級生だった彼は、目立たない地味な高校生活を送っていた。
ヴァイオリンロマンスなんて伝説のある学校で、そんなものとは縁のない学生生活。
ちょっと親しくしていた女の子もいたけれど、結局彼女が好きだったのは柚木で、柚木にラブレターを書いてそれをゴミ箱に捨てられても、それでも柚木を好きだった、そんな女の子。
その後、またいい感じになった女の子もいたけれど、その子は後輩として入学してきた月森に夢中になり、彼とはそれっきりだった。
そんな自分を変えたくて、軽くてモテる須永先生を演じていたのに。
相手が彼女となると、時折気を抜いてしまうのか、素の自分が出てしまう。
なのに彼女は、ダサくてカッコ悪い、そんな彼の素の部分を好きだと言う。
初めは空気みたいだと思った。
高校時代の俺のように。
特に目立つ要素もない彼女。
ただ週末合奏団の活動に熱心なだけ。
そんな風に思っていたのに。
気づけば彼女は、一見地味なその雰囲気の奥に強さを隠し持っていて。
同じ高校生とは思えないくらい、有名な連中までも巻き込んで、週末合奏団がジルベスターを開催出来るまでに育てあげてしまった。
参ったな。
だいぶマズイ所に踏み込んでるよな?
相手は高校生。
しかも自分の生徒。
頭では嫌と言うほど自分の立場は理解してる。
にも関わらず惹かれてしまう。
彼女の内に秘めた強さに。
想いを迷いなくぶつけてくる真っ直ぐさに。
彼女は本当にカッコいい。
俺なんかより、ずっと男前だ。
そう思える程の強さと潔さ。
そこにヒドく惹かれてはいるものの、互いの立場を考えると動けない。
けれど、彼女がジルベスターを成功させた夜、奇跡が起きた。
仕事を片付けに学校に戻った彼の耳に、愛の挨拶が聞こえたのだ。
それは星奏学院に伝わる伝説。
ヴァイオリンロマンスの曲。
奏でられたそれは、まるで自分への愛を囁いているかのようで。
その音を耳にした彼は、もう立場がどうなんて言っている場合ではなくなってしまった。
後先考えず、体が勝手に走り出したから。
早く行ってやらないと。
きっとあの子が待っている。
屋上へと駆け上がると、そこには寒空の下、彼への想いを奏でる彼女がいた。
学生時代に縁のなかったヴァイオリンロマンスに、まさかこんな形で巡り会うなんて。
それでも2人は教師と生徒。
学院にいる以上、それは変わらない。
でも小倉の言うように、あっという間に卒業して、彼女はきっと生徒ではなくなるから。
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だから、その時まであの夜の気持ちが変わらずに居てくれるなら、今度は俺から、君への想いを奏でてもいいかな?
君が好きだ。
愛してると、ありったけの想いを込めて。
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