金色のコルダ3 AnotherSky feat.神南/至誠館/天音学園【如月響也】

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キャラクター紹介

CVは福山潤さん。
主人公の幼馴染で、楽器はヴァイオリン。
主人公彼女が天音に転校する時に、彼も一緒に天音へ。


兄の律も含め、三人で幼い頃からいつも一緒だった。

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感想

何度も失敗しました。
星奏学院の正門も屋上も、右下すぎて見落としていたようで、そこで大苦戦。
なので途中、もういいかな?とも思いました。
それでも三度目の正直だ!とばかりに挑戦した所、なんとか攻略出来ました。


そこまでして攻略した彼ですが、やってよかったです。
凄く良かったです。
天宮さんも、氷渡くんも凄く良くて。
横浜天音は全体的にヤバいのですが、それでも響也くん最高でした!


星奏の時には気づかなかった。
あなたがここまで私にとって大きな存在だなんて…と言う感じですね。
それほどに彼の存在に助けられていたんだな、主人公だけじゃなく私も。
それを実感すると共に、より彼を大切に思えるようになりました。


そんな事に気付かせてくれた今回のシナリオ、大好きです!
本当にありがとうございました。
最高です、福山さん!


ネタバレ

もしお前がオレを遠く感じるなら追いかけて来いよ!
オレはお前を待ったりしない。
でもお前の行く道の先に絶対いるから。



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兄の律と彼と、そして彼女。
三人はいつも一緒だった。
そうして三人でヴァイオリンを奏で続けていた。


彼女は幼い頃には天才だともてはやされたものの、ある時を境に音色に変化が生じ、以来凡人になってしまった。
その事は彼女が一番辛いはずなのに。
周りの反応や批判の声は容赦なかった。


一番近くで見てきた。
だから彼も辛かったし、きっと怖かったのだろう。


それになりより彼には「律には敵わない」と言う思いがあったから。
だから頑張らなかった。
頑張っても敵わない事が怖いから、初めから頑張らない。
手を伸ばしても届かないなんて悲しいから、最初から手を伸ばさない。



そんな彼は兄が横浜に行こうと、そのまま彼女と故郷を離れる事なく過ごしていた。
ヴァイオリンは趣味で楽しむぐらいがちょうどいいと思っていたのかも知れない。


けれど彼女の元に、ある日横浜天音から入学案内が届いた。
宛名は彼女だけではない、彼の宛名も記されていた。
そして彼女は一歩踏み出すと言うのだ。
律のように横浜に行き、ヴァイオリンを続けると。


そうして心配性の彼女の祖父に泣きつかれ、彼女と天音へとやってきた彼。
でも彼の意思ではない。
彼女の祖父に頼まれてしぶしぶだ。


なのに招待しておきながら、横浜天音の実権を握る冥加は、2人の演奏を聴いて要らないと切り捨てた。
それでも2人の演奏にポテンシャルを感じたと言う理事の御影により助けられ、再度チャンスを貰った。
1週間後にアンサンブルで冥加の決定を覆すだけの演奏をしなければならなくなった。


そうして彼女の演奏は認められたものの、アンサンブルを披露する前の晩、横浜天音の創設者であるアレクセイに呼び出された彼は、マエストロフィールドを砕かれていた。
アレクセイにより。
そのため肝心のアンサンブルでの彼の演奏は散々なもので、彼だけが天音から追い出されたのだ。


その後星奏の一員となった彼。
環境は横浜天音よりずっと性に合っている。
それでも落ち着かない。
いつも隣にいた彼女が居ないから。
彼が一緒じゃないと寂しいと言う彼女を横浜天音に一人残してしまったから。


所が、演奏技術は素晴らしいが人間性に問題のありそうなメンバーばかりの天音なのに、気づくと彼女は室内学部の一員として彼らに溶け込んでいたのだ。
そして天音で磨かれた彼女のヴァイオリンは少しずつ昔の輝きを取り戻しつつあった。


ずっとそばにいたから。
一番近くで聴いていたから。

彼はすぐに気づき焦った。
いつも隣を並んでいた彼女が、遠くに行ってしまったから。


なのに彼の演奏はあの日以来全く調子が出ない。
いくら弾いても満足な音を出す事もなく、自分の音が耳障りで堪らなかった。


けれどセミファイナルでの彼女の頑張りに力をもらった。
彼女は苦しい状況の中にいた。
あの冥加の1stヴァイオリンと比べられ、客席からも散々な声が上がるっていた。
それでも彼女は舞台から逃げなかった。
それどころか、その逆境を跳ね除けるかのように、音に輝きが増したのだ。
震える体で必死に踏ん張り、彼女は自分の力で活路を切り開いた。


そんな姿に彼は心を打たれた。
もうやめてしまえばいい、逃げたって構わない。
そんな気持ちで客席から案じていたのに、舞台に出た彼女は、彼を見て微笑み震えながら音を奏で、その音を見事に輝かせたのだ。


なんてヤツなんだ、あいつは。


いつも彼に頼って甘えて。
一人じゃなにも出来ないヤツだと思っていたのに。
もう彼女は彼の居ない場所でも、必死にその足で踏ん張り、自分の音楽と向き合っていたのだ。


俺はなにをやっていたんだ?
やる前から出来ない、無理だと決めつけるばかりで。
いつも戦う前に負けるのが怖くて逃げてばかりだったじゃないか。



だから彼も向き合う事にした。
自分自身の音楽と。
きっと答えは誰も教えてくれない。
自分の中にあるはず
だから。


そうして彼は失ったはずのマエストロフィールドを見事に復活させ、横浜天音と共にファイナル進出へと漕ぎ着けたのだ。


その日を境に彼の音楽は新たな次元へと昇華された。
その彼の音に彼女が焦るってしまうほどに。


俺たちはずっと並んで歩いてたけど、今は違う。
だから俺が遠いと思うなら、お前がここまでくればいい。
まっててはやらないけど、お前の行く道の先に、俺は必ずいるから。



焦りを見せた彼女に、彼はそう告げたのだ。


ずっと並んでいたから彼も不安になった事もあった。
でもそれを乗り越えて今がある。
だから今度は彼女かその不安を乗り越え、彼に追いつき追い越す番なのだろう。
そんな風に後になり先になり、まるで音が絡み合うみたいに進んで行く二人なのかもしれない。


そうしてファイナルでの直接対決の時、彼女はついに昔の輝きを取り戻した。
低迷して辛い時期は長かった。
それでも彼女はヴァイオリンを弾き続けた。
そうしてヴァイオリンのためだけに横浜までやってきた。
そんな彼女の音楽への愛が、失った輝きを再び呼び戻した。


コンクールで優勝したのは、彼女のいる横浜天音。
けれど両校とも素晴らしい演奏だった。


音楽は楽しいばかりではない。
それと向き合うと苦しい事もある。
いや、苦しい時間の方が長いのかもしれない。
それでもそれを乗り越えた先にある場所に、たどり着いた喜びを知ってしまったから。
だからまたきっと何度でも立ち向かうのだろう。
そうして互いに後になり、先になり、二人の愛を奏でて行く事だろう。


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この音を生み出せるのはきっとお前とだけ。
この胸を高鳴らせるのはきっとお前だけ。
ヴァイオリンを奏でればすぐそばに感じる、お前の姿を。

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