キャラクター紹介
※「喧嘩番長 乙女~完全無欠のマイハニー~ 」はスパイク・チュンソフトさんの作品です。
CVは柿原徹也さん。
獅子吼の三年生で、彼女の一つ上。
アイドルグループに所属する現役アイドル。
二年生の頃は仕事優先であまり登校しなかったものの、今では彼女と学校で過ごすため学業を優先するようになったのだが…。
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感想
一作目でも好きだった未良子先輩。
今回も安定して素敵でした。
前回モヤモヤする事なく終わり、今回もときめきを沢山頂きました。
獅子吼に通う彼女を過剰に心配してくれるところとか、本当にかっこよかったです!
実際頑張って体張って守ってくれたら、彼の仕事考えるとまずいです。
それでも守ろうとしてくれるところとか、凄く感動しました。
ヤキモチやいてくれるし、本当に愛してくれて、大事にしてくれているのが見えて、安心して好きで居られる人だなって思いました。
予想外に、最後の斗々丸くんが頑張ってしまったので、単独トップとは行きませんでしたが、最高にときめきました!
柿原さん、ありがとうございました。
ネタバレ
オレは他のヤロウに大事な女守られて、喜べるような男じゃないんだよ。
仕事と恋愛
彼女と恋人になり、一緒に過ごす時間を増やしたいと仕事第一の彼が学業優先の生活を始めた。
毎日学校に通うようになったのだ。
それでも彼はアイドルで、復活を記念した大事なライブも控えていた。
もちろんしっかりとレッスンをしている。
仲間とも以前とは違い、いい関係を築けていて連携も取れている。
それでも仲間たちには不満があった。
彼がフロブルにとって大事なこの時期に、学業を優先し学校に通っている事に。
そうしてある日マネージャーを通し、メンバーの総意として、ライブまでの一月だけでも学校を休んでフロブルに専念してほしいと告げられたのだ。
以前の彼なら即答していただろう。
何より仕事を大事にしていたから。
けれど今は即答出来ない。
男子校に通う彼女をそばで守ると決めていたから。
それ程に彼女は彼の中で大切な存在となっていたのだ。
けれど彼が無理をしていて、学校ではいつも眠っている事も気づいていた彼女は、彼からその話しを聞いた時に、仕事を頑張っている彼が好きだと応援してくれた。
出来た彼女だ。
彼の為にと寂しいのを我慢して、笑顔でそう言ってくれるのだから。
そうと頭で理解していても、彼の心は追いつかない。
なんとなくモヤモヤしてしまう。
彼女を守ると約束したのに、側に居られない事も、彼女が寂しいのを我慢している事も。
彼の為に出来る事
会えなくなって寂しくなった。
それでも仕事を頑張る彼が好きだから。
彼がどれほど仕事に誇りを持っているかを知っているから。
だから彼女は応援していた。
けれど心の中で応援していたとしても、何かが変わるはずもなく、寂しさと虚しさが募るばかり。
そんな時、双子の兄のひかるが、フロブルのライブを見てダンスの練習をしている所を見た彼女。
彼の大ファンである兄は、復活ライブの為にフリを全部覚えるのだという。
そしてそれが兄の応援の仕方なのだと知った彼女。
兄と共に映像の中の彼の姿を見ると、会いたい気持ちが溢れて来る。
頑張ってる彼の為に何かしたくなって来る。
そうして彼女は、以前彼と期間限定ユニットを組んだ時にお世話になったプロデューサーに相談し、彼の側で応援する事にしたのだ。
応援の仕方はライブの準備をするフロブルのみんなの側で、雑用の仕事をすると言う方法だ。
プロデューサーの口利きで、アイドルの側で勉強したいと言う名目の元、雑用の仕事を始めた彼女。
そうして二人は共にライブに向けて準備を進められる事になったのだ。
デスパレード
獅子吼の恒例行事である体育祭。
そこでは入学したての一年が、二、三年に勝負を挑む。
一年の中で決まったトップが、先輩を倒せば去年の彼女のように、一年であっても獅子吼のトップになれるのだ。
けれど二、三年も黙って待っている訳じゃない。
体育祭を目前に控えた頃、デスパレードと呼ばれるイベントが開催される。
そこでは二、三年が体育祭までに一年を襲撃し、体育祭で少しでも優位に立てるよう彼らの戦力を削るのだ。
所が今年の一年はなかなか骨のある連中だった。
ただ黙ってやられてる訳ではなく、襲撃に対する仕返しをして来たのだ。
当然狙われるのはトップである彼女だ。
もちろん実力でトップを取ったのだから、返り討ちにしてやる事はたやすい。
しかし今は状況が良くなかった。
学校が終わるとフロブルのための雑用に向かい、メンバー達と遅くまで働いているからだ。
女の小さな体で無茶を続けた彼女は、いつものように体が動かず、負ける事はないながらも無傷と言う訳にはいかなかった。
そうして日に日に傷を増やして現れる彼女に、フロブルのメンバー達も黙っていられず「鬼ヶ島、大丈夫なのか?日に日にケガが増えてるみたいだけど…」と案じてくれた。
転んだんです…と即答したが、「流石にそれは無理があるな」と返されてしまった。
そんなやりとりを背後で見守る彼の視線の鋭さに、彼女はビクビクしながらも「学校の事なので、それにもうすぐ終わるから見守って貰えると」と頼んだ。
その後、彼にもデスパレードの事をついに打ち明けたのだった。
彼女の話しを聞き、自らを責める彼。
仕事を優先する事にしたとは言え、デスパレードの時期を忘れていた自分に腹が立ったのだ。
「守るとか言ってたのに、デスパレードを忘れてるなんてあり得ないでしょ?」と。
一番側で守ってやらなきゃならないタイミングだ。
なのに側に居られない。
その事を嘆く彼に、「大丈夫ですよ。あと少しですし斗々丸や金春くんも居てくれますから」と。
確かに頼もしい後輩だ。
あの二人なら必ず彼女を守ってくれるだろう。
でもそれでは納得できない。
いや、納得したくないのだ。
単なる嫉妬で、単なるわがまま。
それでも好きな女を他のヤロウに守られて平気で居られるはずなんてないのだ。
体育祭のヤキモチ
迎えた体育祭。
先日彼に全てを話した時に「先輩が学校を留守にしている間に、獅子吼のトップが代わってたなんて嫌だから。必ず体育祭で勝ってトップを守ります」と男気あふれる宣言をした彼女。
しかしデスパレードの効果も虚しく、思ったほど一年の戦力を削げていないようだった。
そうして次々と競技の最中に乱闘が起き、まともに競技を終えられず中止になるものも多々ある中、勝敗の行方は分からないと言うほど均衡。
そして結果は引き分け。
けれど納得できない。
何より彼女は彼に約束していたから。
だから「このままじゃ終われない」と呟いた彼女の言葉を拾ったのが蛇男だった。
そうして蛇男の提案により、一年と二、三年の恒例の女装対決が始まった。
二、三年の代表として名前が上がったのは金春と彼女だったが、結局蛇男に乗せられて彼女が代表となった。
昨年のチアリーダーの女装は一年が、そして彼女はと言えば、今年はなんとメイド姿だったのだ。
そしてむさ苦しい男子校で本物の女子がメイド姿をしているのだ。
当然学校は大騒ぎ。
彼女を男と認識しつつも、「もう性別ほ関係ない」と男たちは大騒ぎだ。
そうして無事にトップの座を守れた彼女だったが、そこで彼女を案じ仕事を抜けて来た彼に、メイド姿を見られてしまったのだ。
更にはその姿に学校中の男子が騒ぎ群がる様子を。
そんな様子に耐えられない彼は、その事で彼女にヤキモチをやき、辛く当たってしまったのだ。
全ては自分への苛立ちから。
側で守ってやれない歯痒さ、約束を守れない情けなさから。
スクープ
始まりは彼のわがままだった。
それはまだ体育祭の一月前、ゴールデンウィークの事。
連休の最終日がオフになった彼と彼女はデートする事に。
彼からのリクエストは女の子の格好で来てほしいと言うもの。
そうして兄のひかるに服を選んで貰い、彼に喜ばれる服装で楽しくデートをしたのだった。
しかしその様子をあるカメラマンが見つけ、写真を撮っていたのだ。
そうしてライブを目前に控えた頃、彼の事務所を脅して来た。
週刊誌に売られたくなければ金を払え…と。
フロブルは一度解散の騒ぎを起こしていた。
人気はあるものの、まだそこまでの実績もない。
そんな彼らのスキャンダルに対し、カメラマンの要求する額は高額すぎた。
だから事務所は彼らを切り捨てるつもりで、その写真を買い取らなかったのだ。
そうして彼が個人的に交渉した所、交渉決裂となりライブの当日を楽しみに…と言われてしまったのだ。
復活ライブ
復活ライブを明日に控えた彼女は、大丈夫と言う彼の言葉に不安を覚えていた。
なぜなら彼は彼女を守るためなら自分を犠牲にしてしまう人だから。
だから彼女はひかるに相談した。
ひかると坂口に全てを話し、協力を仰いだ。
迎えた復活ライブの日。
ライブは大盛況で、ファンのみんなも楽しそうだった。
どうやらまだ画像は出回っていないようだ。
所が彼のMCのタイミングで、カメラマンは例のスキャンダル写真をネットに流した。
すると会場の空気は一変。
「ユウタに女が居るんだとしたら、もう応援出来ない」と「裏切られた」と言う声が上がり出した。
するとその時、ステージの明かりが突如消え、彼女とひかるがお揃いのメイド服を来てステージに現れた。
新たにデビューする双子のアイドルユニットとして。
会場の注目は二人に移り、大盛り上がりを見せた所で、未良子先輩に女の子の格好で女扱いしてもらうと言う個人レッスンのおかげて、以前よりボクは女らしくなったと思いませんか?…と会場に声をかけた彼女。
その一言で会場は納得したのだ。
写真の相手は以前ユウタとユニットを組んだ鬼ヶ島ひかるで、自分の性別不明双子ユニットのデビューに向けてのレッスンとして、女装し街中へ出て彼に女扱いされながら女性らしさを磨いた…と。
そうして彼のスキャンダルは鎮火したのだった。
その後、校門には再び学業に専念する彼を待つファンはもちろんの事、先日の双子のユニットが話題となり、彼女を待つ女性ファンまで現れ、一段と大きな騒ぎになった。
そして彼女とひかるのユニットに協力してくれたプロデューサーからは、毎日のように本格デビューへのお誘いも。
以前より騒がしくなった彼らの周りではあるが、そんな賑やかな毎日はそう悪くはなかった。
そして今はまだ出来ないけれど、彼はいつかファンの前で彼女が恋人だと発表する事を目標にしている。
彼女もまた卒業した暁には、彼に側に居て貰い、大事な仲間に女である事を公表したい…と決意していた。
まだ時間はかかるかも知れない。
それでも互いに力を合わせトラブルを乗り越えた中で、気づく事が出来たから。
二人で互いを頼り合う、甘え合うことの大切さを。
だからきっと、そう遠くない未来に、二人の夢が叶う日が訪れる事だろう。
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