喧嘩番長乙女 完全無欠のマイハニー【吉良麟太郎】

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キャラクター紹介


※「喧嘩番長 乙女~完全無欠のマイハニー~ 」はスパイク・チュンソフトさんの作品です。

CVは細谷佳正さん。
獅子吼高校の3年で、未良子先輩と共に3年のトップ。


主人公が幼い頃にいた施設で、彼女が9歳の頃一年ほど共に過ごしていた。
現在は血の繋がらない弟と暮らしている。


恋人である彼女が、男子校に通う事には反対のようだ。

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感想

正直一作目の時はそこまで好きじゃない感じでした。
そして今回も、何だろ?この人は…と最初は思いました。
思いましたが、最終的に凄く良かったです。


前作のモヤモヤも、今回の作品前半に感じたモヤモヤも。
後半でちゃんとスッキリさせてくれました!
やってよかったって思いました。


だいたいFDって大好きなキャラだけやるパターンが多かったのですが、今回のこの経験から、攻略済みのキャラはみんなやるべきかも?と思えました。
思わせてくれました。


そんな吉良先輩に出会えて、本当に良かったです。
2ndやるとまたもやってさせられるそうですが、最終的に大好きになれたらいいなって思います。
次も期待しています。


ネタバレ(あらすじ)

あの時の俺はお前の事をちゃんと考えてやれなかった。
だが今は違う。
過去に囚われず前を見る力をお前がくれたから。

「二人だけ」への拘り

恋人になったものの、彼女は相変わらず鬼ヶ島ひかるとして男子校に通っている。
その事が納得出来て居ない彼は、いつも彼女の身を案じて居た。
2、3年のトップになったとは言え女の子だ。
男ばかりの学校に通わせるのを案じるのも、仕方がないだろう。
だから彼はいつも彼女を守りたがる。
もう戦う必要はない。お前は俺が守るから」と。


彼は彼女をとても大切にしてくれる。
学校では男として接して欲しい…と彼女が頼んでも「女としてしか見られない」と言われてしまう程。


恋人に大切にされるのは、嬉しいはずなのに。
彼女はと言えばなんとなくスッキリしない。
彼があまりに「彼女だけ」になっているからだろう。


朝も彼の弟の希と3人で登校するのだが、彼には彼女しか見えて居ない。
そんな兄の様子に希も気付いており、兄を慕っている弟は少なからず兄のそんな態度に傷ついて居た。
そうして望んでいたのだ。
もっと自分を見てほしいと。


そんな希の様子に気づいた彼女は、色々とフォローするのだが、いつもうまくいかない。
そしてついに二人きりで海へとデートに行った時、彼女は気づいてしまった。
自分の中にあるモヤッとする感情の理由に。


彼は彼女に「もうすぐ18になる。そしたら結婚しよう」とプロポーズ。
けれど「鈴風にいた頃のように二人きりで」と、二人だけでいる事への拘りが見えたのだ。


鈴風時代は確かに辛いことも多かった。
そんな中、彼女にとって彼は心の拠り所だったろう。
そして彼にとっても大切な存在で、彼女と共に過ごしたあの時間は、彼の中で幸せの象徴となって居たのだ。


けれど今はもうあの頃とは違う。
ひとりぼっちのいじめられっ子の彼女も、獅子吼のトップとなり友達も沢山できた。
彼だって今は共に暮らす弟がいる。
なのに彼はその「今」を見ようとしていないように感じたのだ。


不機嫌の理由

彼の「二人だけ」への拘りを感じた彼女は、その日のプロポーズに「考えさせてほしい」と返した。
このままでいいはずがないと思ったからだ。
けれどそれ以降彼の様子が変わってしまった。


彼女は勿論だが、一緒に暮らしている希も彼の異変に気づき、彼女に相談を持ちかけた。
兄貴がずっと不機嫌だけど、何か知らないか?と。
彼女はあの日のプロポーズへの返事が原因だと思い、彼と話をする事にした。


彼の異変の原因は母親からのメールだった。
彼が見せてくれたそれは、一週間前に送られたもので、「体調を崩し、心細いから会いたい」と言うような事が書かれていた。
大変じゃないですか?」と彼の母を案じる彼女だったが、彼はと言えばそんな母のメールを嘘だと言う。


いつも彼の母は嘘ばかりついていたから。
だからきっと今回のそれも、会いに行けば金の無心をされるだろうと思い、苛立っていたようだった。


嘘だと決めつける彼に、それでも彼女は会いに行ってほしいとたのんだ。
それで例えば彼の母が元気なのであれば、何事もなくて良かったと帰ってくればいいと。


そんな彼女の説得により彼は母の様子を見に行くと、母は本当に体調を崩しており、彼が付き添って病院へ行き入院する事になったのだ。


嘘はつきたくなかったのに…

母を入院させた彼は、彼女を獅子吼に一人残したことが心配で、すぐに戻ると言う。
けれど彼女は「お母さんの状態が落ち着くまでは、そばにいてあげて下さい」と頼んだ。


そうしてしばらく彼のいない日々が始まった。
連絡は毎日メールで取り合って、互いの状況は把握していた。
だから希にも連絡している物だと思っていたのに。
ある日希から彼の様子を聞かれ、彼女は初めて知ったのだ。
希にはロクに連絡をしていないと言う事実を。


そうしてまもなく体育祭を控えた獅子吼では、恒例のデスパレードが始まった。
体育祭に向け、一年の戦力を削る戦いだ。
トップである彼女の指示により、卑怯な襲撃はなしで、タイマンで勝負しながらも盛り上がりを見せていた。


それが終われば決戦の体育祭。
当然3年の彼は一連の流れを知っているから、連日彼女を案じ体育祭には参加しないでほしいと連絡してきた。
参加すると正直に言えば、きっと彼が帰って来るとひかるに言われ、嘘をつくことも考えた。
けれど彼が戻ればバレてしまう嘘をつきたくない。


だから彼女は正直に話そうと思ったのに。
結局その事を伝えられないまま、彼不在の体育祭を迎える事となった。


希の活躍

体育祭当日、幾つもの競技を経て2年が優先だった。
けれど1年もそれなりにいい人材は揃っていた。
ただ決定的に2年と違うのは団結力。
彼女を中心にしっかり纏まっている2年に対し、1年はトップは決まったものの、そのトップがまとめ切る事が出来ずバラバラだった。


そうしてタイヤ取りの競技の時に事件がおきた。
やりたい放題な1年トップに、ほかの1年がキレて内輪揉めになったのだ。
そしてバラバラな様子を見た2年が1年のトップを倒そうとやってきた時、誰もトップを守ろうとしない中、希だけがトップを庇った。


希は彼の弟と言うことで、2、3年に構われすぎたことから、同級生からは浮いた存在になっていた。
そうして希を積極的に仲間外れにしていたのが、1年のトップだった。


そんな希の行動に、1年全体の意識が変わった。
そうしてついに纏まりを見せた1年だったが、彼らが内輪揉めしている間に、タイヤが取り放題となり、競技は2年が制した。


しかし、希の行動により1年に纏まりが出た事が嬉しかった彼女は、次の騎馬戦で決着をつけよう!と提案。
一時は皆に見捨てられ孤立したトップだったが、希に助けられた事をキッカケに態度を改め、騎馬戦の馬になってくれと自ら頭を下げるまでに。


騎馬戦を制したのも2年だったが、纏まった1年も大健闘だった。
そうして希にも同級生の友人が出来、1年も纏まり、彼女もトップを守り切る形で体育祭は幕を下ろした。


弱いままの自分

体育祭を終えた帰り道、希と帰路に着いた彼女は、その途中で帰ってきた彼と会った。
体育祭で活躍したら、きっと吉良先輩も認めてくれるよ!と以前彼女に励まされた希は、兄の顔を見て嬉しそうに話しかけた。
兄貴、今日俺…」と。


しかし彼の目には彼女しか映らない。
彼はどんなに人に囲まれていても、周りに誰が居ようとも、おそらくその世界には彼女と自分しか住まわせないのだろう。
だから話しかける希には一瞥もなく通り過ぎた。


ずっと兄に認められたかった。
留守にしてる間も、ロクに連絡をくれないから、いつも兄の心配をして彼女に尋ねて来てもいた。
なのにそんな兄の世界に自分の居場所はないのだと知った希は、その場から駆け出した。


そんな様子が悲しくて、彼女は彼に「どうして?」と尋ねた。
どうして先輩はいつも私だけなんですか?
希くん、ずっと先輩に会いたがってたのに。
今日活躍した事を話したがってたのに。
先輩に認められたがってたのに
…と。


そうして彼女もまた駆け出した。
以前希と話した事を思い出しながら。
先輩の中では、今もあの鈴風の時の弱いままなのかも」と言った言葉を。


あの頃とは違う

その後彼と距離を置いた彼女。
どんよりしている彼女を案じてくれたひかると坂口に相談した事で、彼女は自分の気持ちを実感し、どうすればいいのか答えを見つけた。


一時はひかると入れ替わり、女子校へ行くべきなのか?とまで考えた。
けれどひかるに自分が行きたい学校に行けばいいだろう!と言われ、気づいたのだ。
最初は身代わりで通った獅子吼だが、今は違うと。
仲間が出来て、自分の居場所だと思えるから、自らの意思で通っているのだと。


さらにその後教室での友人達とのやり取りから、気がついたのだ。
彼も初めは鬼ヶ島ひかるを見てくれてたのに、2度目のタイマンで負けた事から、自分を女の子として扱うようになった事に。
きっとあの日負けた時に、彼の中で彼女は鈴風の弱い彼女に戻されてしまったのだろう。


だから拳で解決するしかないと思った。
今の自分を見てもらうために。
今の自分を認めてもらうために。
そして彼も彼女ももうあの頃とは違う、それぞれの世界を持っている事を知って貰う為に。


そうして彼にタイマンで勝負してほしいと頼み込んだ。
当然最初は相手にされなかった。
けれど負けたらひかるとの入れ替わりをやめて、女子校へ通うと言う条件を聞き、彼も首を縦に振った。


しかし彼は悩んでしまった。
勝てば彼の望んでいたものが全て手に入るのに。
彼女に勝ってしまったら、彼女を本当の意味で失う予感に怯えていた。


一緒に幸せに

学校で行われたタイマンは、大勢の生徒に見守られる中、見事彼女が勝利した。
勝って先輩を幸せにする!と。
そして彼は彼女に負けた事で気づかされた。
もうあの頃とは違うのだと言うことを。
彼女は庇護対象ではなく、彼を幸せにしてくれる対等な存在だと。
そして自分の世界には、彼女だけでなく、友人や後輩たち、そして弟の希が居るのだと。


その事に気づいて彼は変わった。
スッキリした顔つきになったし、今手にしている幸せにも気付けるようになった。
そして何より希とも向き合うようになり、今度は心配性のお父さんのようだ。


そうして彼女にも改めてプロポーズ。
今すぐじゃなくてもいい、いつか結婚してほしい…と。
幸せにする…と。


そんな彼に「先輩を幸せにするって言いましたが、幸せにしてくれるって言われるのは嬉しいです。だから私が先輩を幸せにしますから、先輩は私を幸せにしてください。そうして一緒に幸せになりましょう。大切な人達と」と。
これからは二人だけの世界ではない。
それぞれの大切な人も居る大きくて暖かい世界の中で、二人の幸せを築き上げて行くことだろう。


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全体感想

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