喧嘩番長乙女【未良子裕太】

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キャラクター紹介

CVは柿原哲也さん。
主人公の学校の1つ上の先輩で、吉良と共に2年のトップ。
アイドルグループに所属し、芸能活動が忙しい彼は、あまり学校では見かけない存在。

そんな彼に男装中にも関わらずナンパされた事をキッカケに親しくなる。

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感想

最初の印象は良くなかったものの、他の3人を攻略する為、既に3周終わっているのですが、周回を重ねる度にどんどん好感度の上がってきた彼。
実際に彼のルートに入ってみた所、すっごい良かったです!
まだ鳳凰さん残ってますが、私の一番は彼だと言い切れちゃう位好みでした。

一番チャラい感じだったのに、恋愛初心者の主人公としっかり向き合って、彼女のペースに合わせてくれる感じが凄い良かったです。
そして見かけによらず、凄く真剣に芸能活動をしている所もかっこいいし、そんなに仕事ときちんと向き合いつつも、彼女を助ける為に駆けつけてくれたのが、凄いカッコ良かったです。
仕事投げ出してとかだと、ガッカリしちゃうのですが、仕事も彼女も大事に出来る所が、凄いなって思いました。

もう、やる事なす事カッコ良くて、メンチ切ってる時も素敵なんですから、彼(笑)

私、柿原さんキャラでは、圧倒的にワンドのラギが好きで、特にFDで魔獣脅して女子寮に入ってきて、主人公の部屋のドアを蹴破って、怒ったまま彼女を部屋から連れ出したあの瞬間が堪らなく好きなのですが、そのときめきに負けないくらい、色んなエピソードにときめきました!
未良子先輩がかっこ良すぎて、夜眠れなくなる程素敵でした。

柿原さん、素敵すぎる未良子先輩をありがとうございました。
本当に大好きです!

ネタバレ

あんたが居てくれたから。
だからもう一度フロブルのメンバーと、向き合う事ができたんだ。

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中学時代にダチに裏切られて以来、
ダチなんて所詮そんなもんだって諦めて。
だからアイドルになった。
男とつるんで傷つくくらいなら、女の子にキャーキャー言われてる方がいいかなって。

だから初めあんたらを見た時は、くだらない友情ごっこして、バカみたいって思ったんだ。

それに、あの日ナンパした時から、あんたの事は女だって思ってたしね。

けど、あんたには男だって証明されるし、学校で開催したソロライブは、それを妨害に来た不良たちから、俺のソロライブを守ってもらう形になったし。

なんだかんだで気づいたらあんたらとつるんでた。
そして友情ごっこに巻き込まれてたんだよな。

それでも完全に信頼してた訳じゃなかったハズなのに。

ソロライブで女顔で小柄なあんたが、不良たちを次々と倒す様子を見てたプロデューサーが、番組の企画としてもあんたとの期間限定ユニットを組まないかって話を持ってきた時、あんたとならいいかも?なんて思ったんだ。
こいつなら、信頼出来るかも知れないって。

我ながら単純だって思うけど。
裏切らないヤツも、信用出来るヤツもいるのかも知れないってね。

そうしてあんたと二人で組んだユニットがキッカケで、俺はまた人と一緒にやれるかも知れない、そう思えるようになったんだ。

なのに、プロデューサーは話と違う事ばかり、次々と振って来るから。
プロとしてそこは応えておくべきでしょ?って思うけど、あんたは別だから。
半ば俺が頼み込む形で組んで貰ったユニットなのに、それは話が違うだろ?って、結構本気で腹立ててたんだ。

けど、そんな時、あんたが止めてくれた。
無茶苦茶な提案だって、俺がソロに掛けてるの知ってるから、多分俺のためって無理してくれたんだろうけど、いつだって「やります」って答えてくれて。
どんな無理な注文からも、決して逃げたりしなかった。

そんな姿に思い知らされたんだ。
こんなにもダチのために体を張れるヤツもいるんだって。

だからかな?
少しずつ変われた気がしたんだ。

そんな時、立里からもう一度フロブルとして、一緒に活動して欲しいって話を持ちかけられた時も、正直迷った。

何の未練もないあのグループで、メンバー間の関係だって、最低最悪だったのに。
あんたが隣に居てくれたから。
俺のために無理して、ユニットの活動続けてくれたから。
だから考え直せたんだ。
もう一度あいつらとやり直してみようかって。

結局それも、俺を恨んでいた立里の罠だった訳だけど。
なんでだろうな?
仲間の裏切りに、冷静で居られたんだ。
あいつの事情とか他のメンバーの事とか、ちゃんと考える事が出来て。
立里の裏切りをみんなに話した上で、立里を庇い、もう一度フロブルとしてやり直す事が出来た。

多分、以前の俺だったら無理だったハズ。
全部あんたが教えてくれた。

ユニット活動中に女だって分かった時も、別に裏切られたって気分にはならなかった。
寧ろ、やっぱりなって納得した。
女だって男だって、関係ない。
あんたはあんたとして、ちゃんと本当の気持ちで、いつも俺達と向き合ってくれたって分かるから。

俺のためにと必死に頑張る姿が愛おしく思えた時、俺はどっちもイケるのか?って正直悩んだりもしたけど、女だってわかってみれば、全部スッキリしたんだ。
それに俺の女だって思ったあの堪も間違ってなかった訳だしね。

ただ、女だってわかってからは、なんか色々大変だったけど。
恋愛初心者のあんたの気持ちは、すぐ分かったものの、肝心の本人がその想いに気づいちゃいないんだから。

本人が気持ちに気づくまでは、下手な事出来ないって、好きな女を前にして、必死に我慢してた俺の気持ち、きっとあんたには分かんないんだろうね。

そうしてあんたがちゃんと自分の気持ちを自覚して、好きって言ってくれた時は、思った以上に嬉しかった。

あんたとの期間限定ユニットは、斗々丸、吉良、金春のお陰で、妨害にあいながらも無事に終える事が出来て、フロブルとして、新な一歩を踏み出せた。

そうして迎えた新学期。
芸能活動をしつつも、学業を優先させて貰えるよう事務所と交渉。
その代償として、春休みにガッツリ仕事入れられたけど、これで新学期からは、あんたの傍にいてやれる。
あんたは甘えるのが下手だから、ちゃんと傍で守ってやりたくってさ。

でも、それもあんたのためじゃない。
全部俺のため。
あんたの傍であんたを守るのは、俺じゃなきゃダメだから。

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だからこれからはいつも傍で甘えさせてよ。
あんたの事は、俺が目一杯甘やかせてやるから。

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