遙かなる時空の中で6【片霧秋兵】

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遙かなる時空の中で6 - PS Vita

キャラクー紹介

CVは岡本信彦さん。
帝国軍の対怨霊討伐組織、精鋭分隊副隊長で、帝国軍参謀総長の息子さん。

厳格な印象の総長とは違い、柔らかく穏やかな印象の人。
主人公にもにも最初から紳士的に柔らかい態度で接してくれた。

誰もが羨むような環境の彼ですが、父との間の溝は深く、悲しみや苦しみを笑顔の仮面で隠してしまう人。

精鋭分隊と共に帝都の怨霊討伐に励む中、絆を深めた。

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感想

もう、秋兵さん、凄くカッコ良かったです。
年下好きなハズなのに、今回も年上にやられました(笑)
大人の余裕が堪らなく素敵でした。

華族出身の母に、華族の教育を受けたという彼は、軍人さんなのに女性に対する態度がとても紳士的で。
素敵だなと思うと同時に、色々抱えているものがあり、それを人に見せない姿に、とても心配で傍にいたくなるような人でした。
イベントも良かったです。

割りと早い段階から好きになってしまったので、神子二人を同じように紳士的に扱ってくれるのですが、そんな時に、自分だけ特別じゃない事に、ちょっと悲しい気分になってしまう程でした(笑)

結ばれた後は、本当に包み込むように愛してくれる感じが心地よくて、ずっと彼の傍で愛されていたいなって思わせてくれる人でした。

ちょっと好み過ぎて、他のキャラを攻略するのを、ためらってしまうくらいに好きになってしまいました。

岡本さんの声や演技が本当に素敵で、秋兵さんをとても魅力的にしてくれていました。
岡本さん、素敵過ぎる秋兵さんをありがとうございました!
大好きです!

ネタバレ

確かに自分たち親子にも、親子の絆があったのかも知れない。

母を亡くし、父が自分を、片霧家の道具のようにしか考えていないように見える事から、父との溝を深めた彼。

けれど、おばあちゃんっ子の彼女と出会い、家族の話を聞いて、彼女と共に過ごす時間が増えるにつれ、彼は思い出していた。
自分と父との間にも絆があった事を。

花火を見たあの日、花火が見えない彼女の為にと、彼女を抱き上げて夜空を見せた時、父も同じように、幼い自分を抱き上げて、同じ目線で空を見た遠い昔のことを思い出した。

強兵政策を発表し、帝国軍の軍力を強化する事で、諸外国に劣らない国に、日本の領土を広げられるように…と、そう考える父は、次第に心に闇を抱えていったのだ。

それはきっと母の死に原因があるのかも知れない。

華族として生まれ育った彼女を軍人の自分の妻にし、帝国軍の為と仕事ばかりに時間を費やし、彼女の死にも立ち会えなかった。

だから父は家族を顧みない人だと彼もそう思っていた。
けれど、思い出した。
亡くなった母の墓前に花を供える父の姿を。
いつか母が言っていたから。
私が死んだら、沢山の花を供えて欲しい…と。

けれど、何もしてやれないまま妻を死なせてしまった…と感じる父は、心に闇を持ち、その闇に禍津迦具土神が巣食ってしまった。

そんな彼は、強兵を作る為に、実験台となる人々に薬を使用し、強靭な力を与えた。
それと引き換えに、実験台になった人々からは、心が消えてしまい、理性を保たず暴れまわる失敗作も。

それが怨霊だけでなく、帝都を悩ます奇病、憑闇の正体。

そうしてその実験を行っている地下施設から、禍々しい気が生まれた事により、討伐してもまたすぐ怨霊が復活していた。

父の様子がおかしい、何か良くない事をしているのでは?
ずっとそう考えていた彼は、父の様子を一人探っていた。
秘密に近づきすぎたものは、消されてしまうから。
そんな危険な事に仲間を巻き込む事は出来ない…と。

けれど、鬼サイドから情報を得ていた彼女は、彼のまだ知らない地下の実験施設の存在を知り、そうして彼の父の中の禍津迦具土神の対峙する事になった。
八葉たちと共に。

彼の父は計画を邪魔された事で更に心の闇を増し、ついには禍津迦具土神に飲み込まれてしまった。

その禍津迦具土神の暴走を止める為、弱った体であらん限りの力を使った白龍の神子は、残りの処理を帝都を守る事を黒龍の神子である彼女に託し、消えてしまった。

彼女が消えた事が原因なのだろうか?
異変が起きたのだ。

白龍の神子が召喚された時、鬼達が彼女に黒麒麟を呼ばせ、その力を持ち消滅したハズの龍の玉。
それが原因で、八葉が選ばれる事がないままだったのに。
黒龍の神子を助けるかのように、ついに選ばれた八葉。
青龍の有馬とダリウス、朱雀のコハクと秋兵、白虎のルードと政虎、玄武の九段と村雨。

けれど、八葉は帝国軍と鬼と対立する二つにそれぞれ存在する為、なかなか全て揃わなかったものの、ダリウス率いる鬼が帝国軍に来てくれ、無事に8人揃う事に。

そうして知恵と力を合わせる事で、彼の父である帝国軍の総長を救出し、禍津迦具土神も倒す事が出来た。

父の事件のことを知った彼は、その時に考えてしまった。
父を失い、信じていた正義も揺らぎ、そんな未来で彼女なしで生きる事が出来るのだろうか?

いつも彼女は彼を支えてくれようとしていたから。
いつだって本当の感情を上手に隠す彼の、その心の奥に触れようと必死な彼女。
そんな彼女に彼は惹かれていた。

けれど、彼女はこの世界の人間ではない。
だから彼女に気持ちを告げたものの、彼女を待つ家族の為にも、全て終わったら元の世界に返そう。
それでも彼女との思い出があれば、きっとこの先の未来でも、希望を持って生きていける。

そう決心した彼。
それほど大切な一生に一度の恋だったから。

そうして禍津迦具土神を倒した事により、使命を全うした神子である彼女は、無理した笑顔の彼に見送られ、自分の世界へと戻って行った。

すると、彼女は病院の屋上で、祖母のお見舞いに行っていたあの時間の元の世界に戻ったのだ。

病室に行くと、祖母は彼女が別な世界を救う為、戦ってきた夢を見たと話してくれた。
おまえは心を向こうに置いて来てしまったんだね…という祖母の言葉。

そうして祖母は言った。
家族は離れていても繋がっている。
おまえが家庭を作り、子へ受け継いで行く事で、どこにいてもずっと繋がり続けるんだよ
…と。

だから安心して愛する人の元に戻りなさい。

そう言ってくれた祖母の言葉に、彼女は黒龍に願った。
本当は寂しいのに、本当は苦しいのに、そんな心を内に隠して笑顔で居続ける大好きな人の元に、私を運んで…と。

そうして再び彼の元に。
深く穏やかな愛に包まれて、彼の父の罪を償う為、平和な世界を作る為、軍のお仕事に従事する彼を傍で支えながら、彼女は幸せに暮らした。

住む世界は違ってしまったけれど、いつか愛する彼との間に子ができ、そうしてこの世界でも家族がずっと未来まで繋がって行く。

彼も温かな家族の温もりに包まれて、生涯彼女を愛し、守ってくれる事だろう。

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