明治活劇 ハイカラ流星組 -成敗しませう、世直し稼業-【南郷久史】

この記事は約13分で読めます。
Nintendo Switch用ソフト 
ブランド:アイディアファクトリー 
ジャンル:明治世直し恋愛AVG 
発売日:2020年9月24日

オトメイトさん、イチカラムさんのNintendo Switch用ソフト「明治活劇 ハイカラ流星組 -成敗しませう、世直し稼業-」で榎木淳弥さん演じるキャラクター、南郷久史の感想とネタバレをまとめました。

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キャラクター紹介

※「明治活劇 ハイカラ流星組 -成敗しませう、世直し稼業-」は乙女ゲーム制作ブランド『オトメイト』、『イチカラム』の作品です。
 バナーの画像はこちらの公式Twitterからお借りしております。

CVは榎木淳弥さん。
主人公の務める米屋の三男
帝国音楽学校に通い、バイヲレンを専攻
成績は学校一で、洋行の話も出るほどの人。

家族と反りが合わず、家出をした挙げ句、彼女の住むちりめん長屋へ。
一人暮らしの経験も無ければ、自分でなんとかする気もなく、彼女と彼女の母のお世話になっている。

感想

南郷久史の感想をいくつかの項目に分けてまとめました。

ビジュアルについて

気の強そうな顔つきは大変好みです。
ただ髪色はやっぱり明るい色の人の方が好きだな…と最初は思いました。

でも、眼鏡も好きなアイテムなので、そういう意味でも好みのビジュアルかな?と。

何より彼のずるい所は、普段の眼鏡も素敵なのに、ハイカラ流星組の仕事の時に眼鏡を外す所。
そこにまたやられました。
掛けたり外したり、そんなバリエーションが加わると、眼鏡の魅力が更にアップしますよね(笑)

性格について

最初は意地悪な感じではありましたが、ある事を知ってから、すごい素敵な人に思えました。
そんなずっと見守っててくれたんだ…と。

見守ってて…という項目に関しては、他のキャラの方が見守ってる感はありますが、その中でも年が若い事から、自分も子供なのにそんな風に案じてくれてたのね…という感動があったかな?と。

嫌味のない俺様な感じも好ましく思いました。
何より思った事をハッキリ口に出す、そんな裏表のない性格はすごく素敵だと思います。

恋人として

引っ張ってくれそうな感じなのがとても良かったです。
ワガママな坊っちゃんかな?と思いきや、結構いい人で。
頼りになる恋人かな?と。

ただ自分では何もしないので、手のかかる人ではあります(笑)
なので旦那様になったら、彼に色々期待してもやってくれないと思うので、そこは自分で頑張るしかないな…とは思いました。
それでも彼女の家の貧しい食卓でも、口では文句を言いながらもちゃんとんと食べてくれる辺り、やっぱり口が悪いだけで根はいい人なのだと感じました。

仲間として

一緒に活動する中、そこそこ頼れる仲間かな?と。
これに関しては、なんかみんな微妙な所なんですよね(笑)
何しろハイカラ流星組って、弱いというか、あんまり活躍しなくないですか?
「俺はガンダムが圧倒的に強くないと面白くないんだ」とガンダムシリーズに関して弟が口にした言葉の意味を実感した感じ(笑)

せっかくハイカラ流星組作ったんだから、もう少しうまく立ち回って!!って、彼に限らず流星組全体に思いました(笑)

最後に…

一番楽しみにしていたのは、正直賢さんでした。
でも、最終的に坊っちゃんが一番好きです。
とても素敵な人でした。

ただすごく好きかと言われると、作品の中では一番好きという程度かな?

なんとなくみんな微妙で、ハイカラ流星組の活動の中でそう活躍する訳でもないし…という所がまたこの設定が生きているのか怪しいシナリオでした(笑)

まぁ、作品自体があまり合わなかった事もあり、誰に関してもそんな好きという感情は抱けませんでしたが、強いて言えばやっぱり坊っちゃんですね。

ネタバレ(あらすじ)

お前が思うよりずっと前からわお前のことが好きだったんだろうな。
これで分かったか?
お前に結婚を申し込んだ理由が。

神社の握り飯

彼の家はたわら商店と言う名の米屋。
そこに彼と年の変わらない娘が働きにやってきた。
なんでも心臓の悪い母と長屋で二人暮らしをしていて、娘の彼女が家計を支えているんだとか。

そんな彼女はたわら商店に来たばかりの頃は泣いてばかり。
泣いている印象が彼の中に強くなったのに、ある時人前では泣きません!と誓ったらしく、パタリと泣き顔を見せなくなった。

そのせいだろうか?
彼は彼女の様子が気になって仕方なくなってしまったのだ。
だから彼女の様子を伺うようになり、ある時気づいてしまったのだ。
彼女が昼になると神社へと一人向かうものの、何も食べずに空腹を堪えている事に。

そう言えば母一人子一人で、自分で家計を支えていると聞いていた。
つまり昼を用意する余裕がないのだろうと気づいたのだ。

以来彼は継母に昼の握り飯を多めに頼むと伝え、彼女が昼に座る辺りにその握り飯を置いてやるように。
最初はどこの誰からのものとも知れぬ握り飯を食べてくれるか心配だった。
しかし単純な彼女は、たわら商店の店主、つまり彼の父の計らいだろう…と、さして疑う事なくその握り飯を有り難く頂いていた。

そんな様子に安堵した彼は、その日からずっと彼女の為に朝学校へ行く前に神社へと立ち寄り握り飯を置き続けた。
多分彼女に惹かれていたのだろう。
気になるし、心配になり握り飯まで毎日届けてしまうのだから。

そんな彼は帝国音楽学校に入った頃から、一段と家族と反りが合わなくなった。
毎日喧嘩が絶えず、ついに家を出てしまったのだ。
彼の実家の米屋に勤める彼女は、その事を知り、彼の行き先を案じていた。
所が、彼が家出をして数日経った頃、彼女の長屋の彼女の部屋の隣の空き部屋に彼が引っ越してきたのだ。

案の定生活力のない彼は、気づくと彼女の家で食事をし、母の体調が安定し針仕事を再開した事で余裕が生まれ、自分で弁当を用意する彼女に、彼の弁当まで作らせるように。
更には洗濯は彼女の母に任せて…と、一人暮らしとはとても言えない暮らしぶりだ。

そんなに人の世話になるのなら、実家に戻れば良さそうなものだが、ここに越してきたのは、単に家出をしたからと言うだけではない。
彼女に近しい男達があの長屋に住んでいるのなら自分も…と、彼女のそばに居たいと言う思いもあったから。

ハイカラ流星組

彼が長屋に来て間もなく、彼女宛に匿名で夜会の招待状と、その夜会用の衣装が届いた。
導かれるままに参加した夜会で、彼女は父の死は事故ではなくその夜会の参加者の一人に殺されたのだと知る事に。

そうして初めて知ることとなったのだ。
自分の父が何者であったのかを。

彼女の父と彼の父は幼なじみ。
二人は共に流星組と言う組織を作っていた。
彼女の父が頭だった。

その組織は理不尽に虐げられた人々が、警察の力ではどうにもならない事件を、警察に代わり調べ成敗するための組織だ。
言葉で聞くとまるで正義の味方のようだが、成敗の方法には殺人も含まれた。
つまりは人のためではあるものの、犯罪行為も行っていたことになる。

そしてその組織には、同じ長屋に住む俥夫の徳次郎と、教師の銀之助も所属。
その縁から、彼女と母を見守る為と、二人は同じ長屋で暮らしていたのだ。

更には以前酔い潰れて行き倒れているのを彼女が助け、その後長屋で一緒に暮らしていた賢も、幼い頃に流星組に世話になり、その恩を返したく彼女達を探して。
長屋を出た後に彼女が頭の女だと知ったと言う。

頭の娘の彼女、そして頭の幼なじみで流星組元メンバーの息子の彼。
そして元流星組の徳次郎と銀之助。
更には流星組に恩のある賢。
その5人の流星組関係者により、ここで新たにハイカラ流星組が結成された。

きっかけは彼女の参加した夜会での出来事。
銀之助達も彼女の父が何者かによる殺人だと知り調べていたし、賢もまた同様に恩返しをしたいと言う思いから、頭の死の真相を追っていた。

そうして結成されたハイカラ流星組は、元流星組の頭である彼女の父の死の真相を明かし、真犯人を成敗する事を最終目標として掲げた。
その真相にたどり着く足掛かりとし、以前の流星組のように、頼み札に書かれた依頼をこなしながら。
ただ以前の流星組は、警察による流星組狩りで壊滅したため、同じ轍を踏まないと成敗の方法は『悪人を捕まえ、警察に突き出す』と言うやり方に。

胸の痛みの正体は

結成されたハイカラ流星組は、舶来屋をやる賢の店の二階を本拠地に。
銀座にある賢の店に定期的に集まり、活動内容について話し合うのだ。

しかしその話し合いの場に向かう彼女をつけた者がいた。
彼女の友人で歌舞伎役者の楓花と双子の妹の優花だった。
そうして話し合いの結果、楓花のみ流星組に参加する事に。

彼女と楓花の任務は、神社の絵馬掛けから頼み札を選ぶ事。
そうして彼女達が選んだ頼み札の内容を頼りに聞き込みをして活動を開始。

しかし父の死が殺しである事からも分かるように、流星組を良く思わない権力者が居る。
だから彼らは狙われてしまった。
そうして彼は実家から出た火事の付け火をしたとされ、無実の罪で警察に連行されてしまった。

無事釈放となったものの、何もしていなくとも権力者を相手とすればありもしない罪をでっち上げられ捕まってしまう事を実感したメンバー達。
しかしその後彼女もまた警察に連行されたのだ。

父の事を黙っていた手前、娘の活動には目を瞑ってきた彼女の母。
けれど流星組が原因で夫の命を奪われ、彼女の姉と弟とも離れて暮らす事になった母だ。
彼女が流星組として活動する事を手放しで認められるわけはなかった。
だからいくつか条件を付けていたのに、彼女が警察に連行された事をきっかけに、娘を一人残して長屋を出てしまった。

またその頃彼女には縁談が持ち上がっていたのだが、警察沙汰となったせいで破談に。
更にはその警察沙汰が原因で、たわら商店でも働けなくなってしまったのだ。

ただ父の死について知りたかっただけなのに。
彼女は何もかも失ってしまった。

けれどそんな時、降って沸いたように彼が彼女に求婚したのだ。
そうして彼に求婚されて事で彼女は理解した。
彼の父に縁談を持ちかけられて話が進むにつれ、酷く胸が痛んでいたその理由を。
そう、彼女は彼を好きになっていたから。

そして何もかも失った彼女は、一番大切な人との未来を手にしたのだ。

裏切り者は誰?

彼との結婚は決まったものの、母は戻らない。
彼も一緒に母を探してくれたが、安い宿をあたっても見つからない。
楓花達が花街近くで見かけたとの情報をくれるも、やはりどこにもいなかった。

そうして彼女は決意した。
母を探すのはやめると。
今自分にできる事を頑張りつつ、ここで待つと。

それでも彼と結婚するにも働かなければ食べていけない。
彼はまだ学生なのだ。
しかし彼もその事は分かっていて、外国人居留地で演奏の仕事を受けるように。
それなりの賃金は貰えるが、仕事は不定期。
だから彼女はなんとしても定職を見つけたい。
けれど警察沙汰になった事のある娘を雇ってくれる所など、どこにもなかった。

毎日仕事を探しに出ては落ち込んで帰ってくる彼女を見かねた彼は、父に結婚の話をしに行った際に頼んでくれたのだ。
彼女の働けそうな店を紹介して欲しいと

その甲斐あり、彼女は無事に仕事を手にする事が出来た。

しかしその頃彼には学校から洋行の話が持ち上がっていた。
成績は優秀なので、後は紹介状があれば応募出来ると。
更にはその頃ハイカラ流星組の動きが五世木議官に筒抜けである事から、五世木が犯人として有力である事とハイカラ流星組内に裏切り者が居るのでは?と言う騒ぎも。

彼の洋行の件は、彼女が親しくしている華族で、彼の学校の出資者でもある信子に依頼する事で解決。
裏切り者の件は、銀之助がハイカラ流星組として新聞に求人広告を載せると言い、内通者の有無を確認しようとした所、案の定新聞社でボヤ騒ぎが起き確定。
犯人探しをする事になってしまった。
すると疑心暗鬼のメンバーの中から、悪びれる様子もなく賢が自分が犯人だと名乗り出たのだ。
そうしてハイカラ流星組から抜ける事に。

トラブル続きの彼女たちだったが、一ついいこともあった。
母が戻ってきたのだ。
母は彼女に呆れ出て行ったはずだが、実は以前彼女の面倒を見てくれていた人のところを訪ねて来たのだった。
するとその人はもう亡くなっていて、けれど家族に彼女が自分を訪ねてきた時のためにと、彼女宛の手紙を託してくれていた。

その中には自分の依頼で彼女の父は殺されたのだろうと書かれており、更には犯人は五世木だと書かれていた。

追い詰められるほどの証拠はないものの、ほぼ五世木で間違いないとの見方を固めた頃、彼女は当の五世木に呼び出され、これ以上嗅ぎ回らない方が身のためだと脅されてしまった。
これでほぼ間違いはない。
けれどここまでされて、一体彼女たちに何が出来ると言うのだろう?

彼ら流の新しい成敗

賢が裏切り者と名乗り出たにも関わらず、まだ誰かが内通しているのだろう。
だから彼女は五世木に呼び出されたのだ。
思い返してみたら、自分が裏切り者だと名乗り出た時の賢の様子がふに落ちない。

そんな彼女を彼は帝都音楽学校に連れて行った。
そこの賛音堂であれば安心だ。
彼は成績優秀者であるため、勝手に使用できるが、そう簡単に使える場所ではない。
休みの日の今日なら、内緒話をするには最適な場所だ。

そこに彼は彼女を連れて行っただけでなく、自ら裏切り者だと名乗った賢を呼び出していた。
そうしてそこで賢と話すと、やはり賢は裏切り者ではないと言う。
あのまま俺が名乗りでなかったら、犯人探しが始まりそうだったから…と言う理由で嘘の名乗りを上げたようだった。

そうして彼は賢に五世木の話をし、彼女と二人で成敗しようと思うと告げた。
すると賢はその事はハイカラ流星組の誰にも話さない方がいいと、誰も信じない方がいいと助言してくれたのだ。

けれど彼女は洋行が決まった彼が、万が一再び警察に連行されるような事になっては、音楽家への道を絶たれてしまうと案じ、こっそり皆に相談していた。
そして総裁選を控え、五世木が駅前で演説をしている時、彼がハイカラ流星組だと名乗り出ると、ほかのメンバーも登場。
そうして皆んなでハイカラ流星組は五世木が世のために作った組織だと、大声で発表。
街の人々は、その内容に大喜びで五世木を褒め称えたのだ。

これでもう五世木の後ろ盾を得たも同然。
今後彼らが何が動いたとしても、全て五世木の命だと言う事になり、迂闊に手を出せない組織になったのだ。

流星組だけでなく、ハイカラ流星組も根絶やしにしようと考えていた五世木にとっては、苦い出来事だろう。
なにしろこれからは自分が彼らを守る立場になってしまったのだから。

殺しはやらない。
そう決めた彼ら流の新しい成敗。
これがそのやり方なのだ。

いつか一緒に海外で

見事な成敗のお陰で、今後は警察を心配する事なく生活出来る。
彼女の母も無事に戻ってきた。
彼の洋行も決まっているので、急いで結納しよう。
そんな話を人混みで交わした二人。
彼女は仕事があるからと、そこで彼と別れた。
すると一人になった彼は、人混みの中知人を見つけて声を掛けた。

しかしその直後、とんでもない出来事が彼を襲った。
なんとその知人により、彼は刺されてしまったのだ。

幸い帝都大学病院には、今海外から名医が訪れていた。
優秀な医師の元、手術を受けた彼は無事一命をとりとめた。
その後若さも手伝い見事回復し退院。

しかし彼が退院したその日が、洋行の出発日だったのだ。
そう、彼は念願の洋行に参加出来なくなっていたのだ。

また次に頑張ればいいさ
笑って彼は言うけれど、彼女は知っていた。
洋行はそう簡単に行われるものではなく、来年もあるかどうか保証がない事を。

そしてそんな目に遭ったと言うのに、彼は犯人の名を口にしない。
彼だけが目撃しているのに、警察には誰だか分からないと話したのだ。
退院後彼女が尋ねると、誰なのか分かっているけど話せないと言う彼。
彼だけが心にしまったその相手とは、果たして誰なのだろうか?

父の死の真相も、彼を刺した犯人も分からない。
しかも彼が楽しみにしていた洋行もダメになり、落ち込んでいた彼女。
しかしそこに救世主が現れた。
彼に推薦状を書いてくれた信子だ。
なんでも今ウインの楽団が帝都に来ていて、メンバーを募集していると言うのだ。
受かったら海外へ行く事になってしまう、けれど受けると即決した彼。

彼はもう決めていたのだ。
音楽家として生きていく事を望む彼だから、自分が海外で暮らす事になった場合、安定したら彼女と彼女の母を海外へ呼ぶ事を。
そうして一緒に海外で暮らすと。

きっと彼の事だ、見事合格して帰ってくるだろう。
そうすれば近い将来彼女も母と海外へ行く事になるだろう。
海外へ行けば、母の手術を受ける事だって出来るかも知れない。
彼女の未来の可能性は、こうして彼により大きく開かれる事となったのだった。

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咲村賢

松原銀之助

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