金色のコルダ オクターヴ 【加地葵】

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キャラクター紹介

CVは宮野真守さん。
星奏学院の二年生。


普通科で、彼女に憧れて転校してきた。

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感想

前半凄くカッコ良かったのですが、ずっと悪霊イベントだったので、なんか盛り上がりにかけたと言う感じ。
これもまた加地くんが悪いと言うよりは、制作サイドの問題かと。
攻略キャラの多さより、断然質を重視して欲しいですね。
そう言う作りだから、定価で買うのはお布施だ…と言う意見も出てしまうのかな?と。


やっぱりキャラ毎の要素の薄さが、無料アプリレベルに感じるので、お値段考えると切ないですよね。


加地くんは、攻略するたびに好きになっていたので、今回の結果は残念でした。
もちろん加地くん本人は凄い素敵でした。
宮野さん、素敵な加地くんをありがとうございました。


ネタバレ

僕の願いが叶うなら、どうかこれからも側にいさせてね。
僕は君と君の音楽を誰よりも愛しているから。



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物語や伝承が好きな彼は知っていた。
古来より、妖精には人をまどわせだり傷つけたりするものが居ると。
だからリリの話も完全には信用せずに、水揚げされる魚などを調べ、この島が自分たちの世界と繋がっているのであれば、どの辺りなのか?と調査もしていた。


そんな彼の元に、彼女といる時に限って、彼を惑わす悪霊が現れる。
そうして彼に囁くのだ。
音楽の才を与えよう…と。


それは彼が欲して止まなかったもの。
彼は誰よりも音楽を愛していた。
そして彼には音の良し悪しを聞き分けられる耳があった。
だから早い段階で気づいてしまったのだ。
僕がどんなに音楽を愛そうと、音楽は僕に応えてくれない。
音楽の女神は、僕に音楽の才能を与えてはくれなかったから
…と。


そんな彼の心に悪霊は付け込もうとしたのだ。
けれど彼はもう昔の彼とは違う。
星奏学院に転入し、身近に才能のある仲間を得て、自身の格の違いを痛感し苦しんだ事もあった。
けれど苦しみもがく中、彼は一つの答えにたどり着いたのだ。
彼女の音楽を世界に響かせたい。
そのためのサポート役になりたい
と。


だから跳ね除ける事が出来た。
何度悪霊が表れようとも。


けれど疾風に吹き飛ばされ、霧の中で彼女を見つけた時、悪霊は違う手段で彼の心を揺さぶろうとした。
彼にとって彼女がいかに大切かを知り、そこに付け込んだのだ。
この娘が、これから先の未来も挫折を味わう事なく、音楽の祝福を受け幸せに暮らせるようにしてやろう…と。
すると彼女が「幸せは自分の手で掴みたい」と彼に言う。


そうだ、僕の好きな君は、そんな弱い子じゃない。
いつだって自分の未来を切り開く強さを持っているんだ
…と気づいた彼は、今度こそ本当に悪霊を追い払う事に成功したのだ。


その後島を無事に救う事が出来た彼らは、最後の日のフェスタを楽しんでいた。
二人が向かった先は鐘楼の鐘。
そこで彼にリクエストされ、彼女はヴァイオリンを奏でた。
その音色に耳を傾けながら彼は思う。
やっぱり君の音楽はこの島だけにとどめてはいけない。
世界に響かせる音楽なんだ
…と。


元の世界に戻った彼は、彼女に「これからもずっと君をサポートしたいと思ってると敢えて言うつもりはないけど、僕の助けが必要な時には遠慮なく言ってね。君のために力を尽くすよ」と伝えた。
そんな風にいつもそばで寄り添いながら、いつか彼女の奏でる音を世界に響き渡らせる日が来る事だろう。


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君の音楽があれば、音楽が与えてくれる愛を、君を通して受け取る事が出来るんだ。
願わくば、この島を救った君の音楽が、世界の境を越えて響き渡るように…。


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