キャラクター紹介
CVは浪川大輔さん。
元は警視庁サイバー犯罪対策課にいた。
現在は柳の元でX-Day事件を追っている。
過去にとある事件に巻き込まれた事から、銃に対してはトラウマも。
見た目は一番可愛い雰囲気なのに、毒舌。
甘い物好きという一面も。
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感想
全員攻略してみて、圧倒的に甘いです。
最初、かなり冷たいし「バカ猫」って呼ぶし。
なんかひどい人かな?と思いましたが、次第に「バカ猫」の響きが優しくなって行くのが、すごく素敵でした。
銃が苦手になる事件は、なかなかハードな事件で、それを乗り越えて今の彼があり、揺るぎない信念になっている所がカッコいいなって思いました。
最初の毒舌な感じから、後半の甘い感じへの変化がとても素敵でした。
そして弟との関係の築き方も、個人的にすごく素敵だし、好きだなった思いました。
浪川さん、素敵な笹塚さんをありがとうございました。
ネタバレ
諸外国に平和ボケだって言われようと、銃刀法がある日本を誇りに思ってるんだ。
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まだ彼が18歳の頃。
彼はアメリカに住んでいて、休日のショッピングを母親と楽しんでいた。
二人は両手に荷物を持って、家に帰るため、タクシーを拾う所だった。
そんな時、あたりに銃声が響いた。
彼は男だからと母を守ろうと、建物の中の方が安全だから…と母親をショピングモールに誘導。
良かれと思っての判断だった。
けれど、それが裏目に出てしまった。
ショッピングモールへと向かう彼らの前に、銃を手にして少年が現れた。
現れた少年は迷うことなく銃口を彼へと向けて引き金を引いた。
突然の出来事で、体が動かなかった彼。
それは仕方のない事。
誰だって銃口を向けられて、とっさに冷静な判断など出来るはずもない。
ましてや、その当時彼は18歳だったのだから。
放たれた弾丸は彼へと向かい、撃たれると思った彼を母親が突き飛ばした。
気づいたときには母が血まみれで倒れていて、必死に母を呼ぶと、口から血を吐き出しながらも笑顔を見せて、「良かった、あなたが無事で良かった」そう呟いたのを最後に、母は動かなくなってしまった。
だから日本に戻った彼。
だって、日本は銃刀法があるから。
そんな国ならば、目の前で大切な人を撃たれたりしないで済むから。
もう、あんな思いは懲り懲りなんだ。
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その後、元々パソコンが得意だった彼は、ハッキングの大会で優勝。
そこを警察にスカウトされた。
その頃、国内では銃刀法解除について、時折話題が出る事があり、だから彼は警察官になった。
自分の優秀な頭脳を活かして、どんどん犯人を逮捕して安全な社会を作る。
そうする事で、銃刀法解除なんて、そんな話題が出ないような世界にする…と。
彼の理想通り、優秀な彼は、沢山の事件を解決した。
けれど、そんな彼でも容易に解決出来ない事件、X-Day事件が起きてしまった。
アドニスと名乗る犯罪組織による連続犯罪。
彼らは彼らに掲げる正義の元、警察に裁かれない犯罪者を処刑と称し殺害し、彼らの理想の社会を作るカウントダウンを始めた。
4月に始まったその事件は、8月のネットゲームの連続殺人事件により、ついに政府はすべての事件の現場となった新宿を封鎖し、新宿区限定で銃刀法を解除してしまった。
そう、それは彼の恐れていた誰しもが銃という人の命を奪える道具を手にし、なんの経験も覚悟もない人間が、それを自由に扱えるという恐ろしい世界。
そうして彼は警察を退いた。
銃刀法が解除されてしまったから。
その後、柳たち元警察組織関係者とともに、独自にX-Day事件を捜査する事に。
そんな中彼は彼女と出会った。
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アドニスにより、毒の仕込まれた首輪をつけられた彼女。
それが原因で彼女は自分の意思とは無関係に、この事件の渦中に放り込まれた。
はじめは無能で使えないヤツだと思っていた。
けれど、彼女なりに努力をし、彼の出したテストにも合格し、共に事件を捜査するうちに、次第に心許せる存在に。
そうして二人が信頼関係を築き上げた頃、彼は彼女が弟だと教えてくれた人物の隣に、6月の学校爆破事件の容疑者、瀬良あきとがいる事に気づいてしまった。
彼女の弟の親友である事を利用し、瀬良と繋がりを持つようになった彼。
ところが突如瀬良がさらわれるように姿を消した。
その後、瀬良を通じ、彼にコンタクトを取ってきたアドニスは、彼の母を射殺した犯人が日本にいる事、犯人を自分の手で裁きたいのなら、力を貸す事…を伝えて来た。
そんな動画でのやり取りの中で、瀬良が彼に託したメッセージを読み取り、瀬良が彼女の弟へと託した新曲と、もう一人に託した新曲のデータを解析。
そうして瀬良が集めてくれた組織のデータを手に入れる事に成功した彼。
そのデータのお陰で、彼らのアジトがわかり、踏み込んだものの、実行犯は逮捕に至ったが、主力メンバーは既に逃亡した後だった。
それでも、警察の突入が迅速だった事から、幾つかの証拠を手にいれる事が出来た。
保護された実行犯は、首に埋め込まれたチップにより記憶を消され、自分たちが誰に力を借り、何をしたのか覚えていない。
そう、彼らもまた被害者なのかもしれない。
復讐したい程憎んでいた相手はそれぞれに居た。
けれど、殺したい程憎んだとして、それだけでは罪に問われない。
所がアドニスは彼らのそんな心に漬け込んだ。
彼らの敵を調べ上げ、実行手段と道具を与える。
更には実行は交換殺人という形で行わせる事で、そのハードルを下げるという巧妙な手口。
そうして主犯格は取り逃がしたものの、一応は事件解決となった新宿。
銃刀法は復活し、警察は銃の回収に追われていた。
彼の望んだ、彼女の望んだ未来には、まだとづりついていないけれど、そこにたどり着くのは時間の問題。
だってもうすぐそこに、その未来は来ているのだから。
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ずっと側に置いてやるから、俺の側、離れんじゃねぇぞ。
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