CharadeManiacs【明瀬キョウヤ】

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CharadeManiacs - PSVita

オトメイトさんのPSVita用ソフト「CharadeManiacs」で斉藤壮馬さん演じるキャラクター、明瀬キョウヤの感想とネタバレをまとめました。

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キャラクター紹介

CVは斉藤壮馬さん。
彼女たちの一つ上で高専に通っているサッカー好きの青年。
明るく前向きで、リーダー的な存在。

ドロドロ状態の異世界人をメンテナンス中に見て以来、彼らに恐怖心を覚える彼女を少しずつ外に連れ出してくれた人。
そうしていつの間にか、二人の情報収集は彼が聞き込みを担当し、彼女はそれをメモするという役割分担も。
一人の裏切り者の為に、他のみんなの信頼を失うくらいなら、俺は全員信じる」と言い切れる強さを持つ人。

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感想

ヒーロー願望のある彼でしたが、すごくヒーローでした!
最高かっこよかったです。

ちょっと作品の感じに慣れて来たのか、私自身が誰かを怪しんだりするのも上手になったし、既に二人は正体が知れているので、そこまでいろいろいぶかしがる必要もなかったからか、今までで一番のときめきをくれました。

異常な世界の中で、最初から信じられる相手だしたし、暗い未来を明るく照らし、進むべき道を示してくれるような素敵な存在。
それを怪しみ警告してくれる人も居たし、実際に違和感を感じる部分もありましたが、いつもまっすぐな彼で、両親の事に関しても訊ねたらすぐに教えてくれたりもしたので、違和感の正体は割とすぐに推測でして、安心して側に居られました。

いい感じに一人ひとりと攻略し終えたキャラが増えるにつれて、罰ゲームに関してもわかってくるので、この人はどうかな?と推測しやすくなるのも良かったですね。
シナリオ、本当によく出来ていると思います。
ずっとワクワクしてプレイ出来ていますし、次の人がやりたくてたまらないのです。

その分、若干ネタバレが雑な感じになっている可能性はありますが、それだけ作品に夢中なんだと思って、ご容赦頂けたらと思います。

壮馬さんの声が役にあっていて、最高にかっこよかったです!
壮馬さん、素敵なキョウヤさんをありがとうございます。
すごくかっこよかったし、大好きになりました。

ネタバレ

おまえがいれば強くなれる。
弱い自分も受け止められる。

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優しい両親だった。
彼にやりたいことを自由にやらせてくれたお陰で、大好きなサッカーにも没頭できた。
そう、14歳までは。

彼の両親は異世界配信のスポンサーだった。
けれどずっとそんな事は知らなかったし、異世界配信だって、ただの都市伝説だと思っていた。
なのに、両親がスポンサーだと知る事で、都市伝説でしかないと思っていたそれは、彼の中で現実になった。

スポンサーは、異世界配信への物資の調達だけでなく、キャストの手配も担っていた。
だから家族がスポンサーだと、そのスポンサーに巻き込まれる形で、異世界配信に関わる場合が多い。
彼の家でも同じで、スポンサーである両親は、彼の妹たちを異世界配信のキャストとしてあの世界に送り込んだのだ。

彼らが参加した頃と違い、その当時はキャストの環境も良くなかった事もあり、次々とデッドエンドになり、戻れたキャストは居なかった。
当然彼の二人の妹も、他のキャストたちと同様にデッドエンドを迎えた。

そうして両親は彼に見せたのだ。
妹たちがデッドエンドになる瞬間の動画を。
さらにそんな結末になったのは、異世界配信に娘を送った自分たちではなく、娘たち自身が悪いのだと言う。
だからキョウヤはこんな風になってはいけないと。

異世界配信を狂信していたのだろう。
狂った両親は、子供をまるで道具のように、異世界配信に利用した。
そうして動画を見せられた、妹を奪われた彼までも異世界配信に送り込もうとしていた。

初めは自分の両親だからと、説得を試みたりもした。
けれど無駄だった。
もう狂ってしまっていた。
だから彼は逃げ出したのだ。
そうして異世界配信のスポンサーである両親のことを情報局へと知らせた。

それがキッカケで情報局の人間となった彼だったが、高校は出ておきなさい…と、情報局は彼を全寮制の高専に通わせてくれたのだ。

けれどそれが幸いした。
情報局の職員は年配のものが多く、潜入しようにも年齢的に不自然になるものばかり。
そんな中、現役の学生である彼は、ミズキと共に潜入するのにうってつけだったのだ。

そうして彼は今回のキャスト10人の中の1人に選ばれた。

疑心暗鬼になる姿を見たいと言う理由から、集められてすぐにこの中にプロデューサーがいる、その人は裏切り者だと知らされた彼ら。
向こうの目論見通り疑心暗鬼になるものばかりの中、「俺はみんなを信じる」と一貫して言い続けてきた。
いつも明るくみんなを導く、ヒーローみたいな彼。
だから彼女は惹かれたのだ。
唯一の女性であり、性格的に人を疑うことが苦手な彼女。
そんな彼女にとってまさに彼は希望で、ヒーローのような存在だった。

同じ情報収集の班になり、次第に互いの絆は深まって行く。
それでも彼は情報局の人間である事は伏せていたし、同じ情報局の人間であるミズキと繋がっている事も伏せなければならなかった。
だから夜中に出歩いていることを彼女に尋ねられた時も、「調べ物をしているけれど、ちゃんと分かるまで今はまだ言えない」と答えた。

彼を信じたいと思う彼女だったが、少し引っかかりを感じてもいた。
それでも日々の暮らしの中、いつも彼女を気遣い支えてくれる彼は、どんどん大きな存在に。

そうして二人が接近して行くのを見ていたトモセやリョウイチから、あまり信じるな、深入りするな…と忠告されたりもしたし、その度揺らがなかった訳ではなかった。
だって、彼の両親がスポンサーだと教えられてしまったから。
そしてスポンサーの家族はスポンサーになりやすい…とも。

だから彼女は彼を信じ続けるために尋ねてみたのだ。
両親のことを。

すると特に隠すこともなく、両親の話をしてくれた彼。
彼のその誠実な態度に、信頼出来ると確信し、好きだと告げた事で二人は晴れて恋人に。

そうして彼は、3000ポイントが帰還のための必要ポイントだと知らされていたので、情報収集チームで協力し合いポイントをためた。
ただ彼女を早く安全な元の世界へ帰してやりたくて。

そう、帰してやりたいと思っていた。
一緒に帰りたいではなくて。

だって決まっていたから。
仮に帰還に必要なポイントを誰かが貯めて、全員の帰還を要求したところで、「あなた一人が他の全員を見捨てて帰るか、あなた一人がここに残ることを選んで、他の9人を元の世界に帰すか?」と言う二択を迫られる事を。
けれど彼は誰にもその事を告げなかった。

そうして異世界配信のドラマは、キャスト側からドラマを選び配信して貰うことも出来る事がわかり、それを利用した。
事前にバウンサーからリクエストして演じられるドラマのリストをもらい、その中からサスペンスやアクションなどの、人を傷つける演技が必要になりそうなものを選ばないように、慎重にリクエストする事で、比較的安全に確実にポイントを貯められるように。

ちょうどその頃、彼女はメイに相談を持ちかけられた。
それは彼の事。
メイの話を聞きながら、彼女も彼に違和感を感じていた事を話し、彼は記憶を失っているのでは?と言う結論に。

そうして彼が記憶を取り戻すキッカケになりそうなドラマを見つけたと言うメイは、それを演じて貰う事で、彼に記憶を取り戻させる事はどうだろう?と、一番彼をよく見てきた彼女に尋ねた。
その問に彼女が思い出すべきだと答えた事で、彼はドラマに参加。
そこで妹二人を思い出し、両親が二人にした事を思い出してしまった。
もうドラマどころではなくなってしまった彼だったが、ドラマの配信を見ていた彼女が飛び入り参加。
更には元々彼と共演していたミズキも機転を利かせアドリブで対応してくれた事から、無事に演じきる事が出来た。

何より彼を奮い立たせたのは、彼女が彼を彼の強さを信じて伝えてくれた言葉だった。

そのドラマで彼のポイントが3000を超え、なんでも願いを叶えて貰える事になり、彼は帰還を願った、自分以外の全員の。

そこで他のキャストは初めて知らされたのだ。
元の世界に全員では帰れない事を。
当然納得出来ないものもいたが、みんなのヒーローになりたいと言う彼の意思を、最後は全員が尊重し、彼を残し帰る事に。

けれどその時、彼だけでなく彼女も3000ポイントを超えていて事から、彼女のバングルのデータを元の世界のバングルに出来る限り残して欲しい、俺との思い出を忘れないで貰いたいから…と頼むと、一部は削除するが残して貰える事に。

そうしてその時は気づかなかったが、彼が彼女に託したデータが彼女のバングルの中にある事に気付き、情報局に彼女が知らせた事で異世界配信が取り締まられる事になったのだ。

その後、少し時間はかかったものの、彼も無事に帰還。
更には今までデッドエンドになった人たちのデータも手に入った事で復旧出来る事に。
デッドエンド扱いになった人々の体は脳死のような状態だったが、すでに何人か目覚め、日常生活を送れるようになっているんだとか。
だからきっと彼の妹たちも元気に戻る日はそう遠くないだろう。
何より彼には彼女が付いている。
彼がヒーローでいる力を与えてくれる大切な彼女が。

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ずっとそばにいてくれ。
おまえが俺を支えてくれたその分全て、全部倍にして返してやるから。

これまでに分かった事

・彼女は中学の頃、異世界配信を見た事がある。
彼女の両親は、もしかして異世界配信に絡んでいる?

・異世界配信に参加している10人のキャストの中に、プロデューサーとスポンサーの2人の裏切り者が混じっている。

・ミズキとキョウヤは情報局の人間で、異世界配信を止めるために参加している。

・キョウヤの両親はスポンサー。

・キョウヤの2人の妹は両親に無理やり異世界配信にキャストとして送られ、デッドエンド。

・マモルはメンテナンスで景色がなくなった状態でも、寄宿舎へ帰る事が出来た。

・マモルは異常に右腕を失う事を恐れている。

・タクミは実は小学生。

・トモセ、ケイト、ソウタは主人公と同じ高校。

・ケイトの左腕にはなにか秘密がある。

・異世界配信は勝手に衛星の一つを使い配信されている。

・参加キャストは薬で別な場所で眠らされ、あの世界にいる彼らはアバター状態のデータ。

・ドラマ中に怪我をしたり殺されることがあっても、終われば元に戻っている。
ただし、その時に痛みは感じる。

・ソウタはこの世界を割と楽しんでいて、元の世界に帰りたい様子がない。

・主人公のクラスには不登校の生徒がいたようだった。
ソウタは、異世界に来る前に見ていない。
その不登校の生徒の可能性があるかも?

・罰ゲームで失った体の機能は、その罰ゲームになってしまったドラマを再演し演じきる事で回復。

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