空蝉の廻【全体】

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空蝉の廻 (うつせみのめぐり) - PSVita

Matatabiさん、前作の逃げるミニゲームが本当に難しくて。
カクカク動くあの感じも、最近では珍しく、扱いにくい印象でした。
だから今作もちょっと不安を抱えて、攻略サイトさんを見るとミニゲームが(笑)


でも、そういう不安は杞憂に終わりました。


良かった点

特筆すべきなのは、凄い攻めてるシナリオ。
かなり大人な要素も書き込まれていました。


そしてそのあたりの表現の仕方が美しい。
いやらしいかんじというよりは、神聖な感じに思えてしまいます。
だから、最初さらっと美しい日本語に釣られて読み流してしまいましたが、えっ!?って気づいて、ガツガツしながら読み返してしまうほど(笑)


スチルはそこまで肌の露出もないので、ある程度見たことある範囲に収まっていると思います。
でも、文章であそこまで表現してくれるのは、クインロゼさん以来、初めてかな?と思います。
そしてロゼさんのよりも、文章が世界観にピタリとあった美しい表現で綴られているので、そういうのはなしの方が…と言う方にもおススメ出来るシナリオでした。


スチルはとても美しかったです。
これまた世界観に合っていて見惚れました。
数は多いとは言えない感じですが、綺麗でしたし、個人的には満足の範囲。
光の使い方と言うのでしょうか?例えば夜のシーンでも月明かりに照らされている感じも美しく描かれていて、そんな所も素敵でした。


シナリオはしっかりとしていて、主人公目線の語りで進む文章ですが、とても美しかったです。
漢字の使い方も、普段漢字ではお目にかからない単語も漢字に変換されていて、世界観意識なんだろうな…と感心しました。
が、逆に人によってはそこを読みづらいと感じる方もいるかも?


気になる点

まだ乙女ゲームに参入されて日が浅いからか、システムは弱いなと感じました。
いつもスリーブにして続きをプレイしてしまい、今まで問題無かったのですが、今回同じことをした所、ある時プレイ中にエラーが発生。
随分と前のセーブまで戻されてしまいました。
同じやり方でプレイしてしまう…と心当たりのる方は、こまめにセーブを取ってプレイされる事をお勧めします。


音声を全て聞かず、読み終わったら次にと進めてしまうのですが、反応が鈍い感じが。
その為何度か画面をタップしてしまうと、急に幾つか飛ばされ戻ることになったりしました。
そこもシステムの弱さかな?と思います。


セーブやロード、バックログ、メニューなどは、オトメイトさんの作品などと遜色なく、呼び出しやすい作りでした。


文章は大変美しくはありますが、祈女と言う巫女的な役割を担う主人公が語る感じのものなので、人によっては堅くて読みづらいと感じてしまうかもしれません。
世界観には大変合っているので、私はその文章は長所と捉えました。
その辺りの捉え方次第で、取っつきにくいと感じる方も居るかもしれません。


全体の感想

総合的に優秀な作品だと思います。


キャストの皆さんもキャラにとても合って居るしき、シナリオもしっかりしている。
文章もスチルも美しい。
大人に要素まで盛り込まれたシナリオ、けれど決していやらしい感じはない。


システム的に強くなったら、更に評価も上がってくると思います。
今後はその辺りも力を入れつつ、どんどん新作を出して頂けたらと思います。


個人的にはおススメしたい作品。
今後もMatatabiさんの活躍に、期待しています!
ロゼさんが居なくなり、心に空いた隙間をしっかり埋めてくれるかな?と、楽しみです。


颯さんと言う素敵キャラに出会わせてくれて、本当にありがとうございます。
新しい彼との出会いも楽しみにしていますので、新作よろしくおねがいします!!


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